Asian Railway Plaza

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PNR203系、本格的に営業開始

2012年07月16日 18時18分04秒 | フィリピン
またまた、大変ご無沙汰になって申し訳ありません。
実は今月20日から訪比することになりまして、タイミングが良いというのでしょうか遂にフィリピン国鉄(PNR)の203系が、先日10日からTutuban~Biñan間に運用されている12系Commex運用に本格的に充当されました。電源は100KVAであるため、冷房を使用するための電源までは確保できませんので、冷房装置は使用されていません。なお、この運用に使用されている203系は5両編成だそうです。

また、明日からTutuban~Sucat間のCommuter用にも203系4両(別の編成)が使用されるようで、通常Rotem製DMUの運用にも203系が充当される予定です。こちらの編成は冷房装置を使用するとのことであり、通常折り返しているAlabangまでは行きません。
この203系の時間については、お昼過ぎにTutubanを発車する列車に充当されるものと思われますが、わかりましたらまたお知らせさせていただきたいと思います。

今回の訪比はPNR目的だけではありませんので、詳しく調べられないかもしれませんが、再び8月下旬から9月にかけて仕事と趣味を兼ねて、ジャカルタ訪問とマニラ訪問を同時に計画しておりますので、最新情報をその都度お届けしたいと思っております。

写真は全てPhillippine Railwaysさんのものです。(了承済みです)


Commex運用に充当された203系の車内で、利用者からは好評のようで、冷房電源が確保できしだい冷房装置を使用するとのことです。
(情報はPNR車両担当者からいただいた情報ですが、今後、運用や計画が変更されることもありうるかと思いますので、参考程度ということでどうかご了承ください)