Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

さよなら201系ラストラン

2010年05月23日 17時30分33秒 | 青梅・五日市線
中央線で活躍するオレンジ色201系の活躍も残すところあと僅かとなりましたが、最近、八王子支社では商売っ気があるのか鉄道ファンもお客さんということで、4月1日から6月20日まで「さよなら中央線201系」キャンペーンが実施され、そのキャンペーンの一環としてH4編成を使用して、中央線をはじめ、青梅・五日市線、八高線などで、さよなら201系が運行されています。私も時間のある時には出撃しているしだいですが、4月17日、25日、そして5月16日に各路線の沿線で撮影して参りました。

4月17日は五日市線でさよなら201系が運行されましたが、前日からこの日の朝にかけて関東地方ではタイ記録となる最も遅い雪が降り、もしや雪景色を絡めて撮影できるのではないかと期待しておりました。自宅から八王子にかけては雪が積もっていたものの拝島から武蔵五日市にかけては積雪も見られず、残念ながら雪景色の中を走る201系を撮影できませんでしたが、最後の走りになるかと思われる五日市線内の201系を撮影することができました。


続いて5月16日ですが、この日は八高線に運行されるということで、朝早く茶畑の広がる金子駅南側周辺に来てみました。私は朝7時30分頃に到着したものの、早くも撮影に来られた方がちらほらと見られ、私も架線柱のない線路西側で構えることにしました。ちょうど茶畑では収穫の時期でもあって持ち主の方が作業していましたが、中には茶畑や作物の畑の中に侵入し、持ち主の怒鳴り声が聞こえるというようなこともありました。最近では線路内に立ち入り列車を止めてしまう悪質なマニアが多いようですが、沿線の民有地においても勝手に畑作地に入り込み知らずに作物や草花を踏みつける方も多いようですので、これらの民有地においても気を配って撮影してほしいものとつくづく感じました。

H4編成は6月20日がラストランであり、残るH7編成も今年の夏までの活躍となりそうですが、京葉線などで活躍するスカイブルーの201系もE233系の投入により、活躍もあと僅かと思われますので、こちらもできるだけ最後の姿を撮影しておきたいものです。

黒船電車運転と209系ナハ32復帰

2010年05月21日 02時27分35秒 | 南武線
今年も昨年と同様に下田で開催された黒船祭に合わせて、南武線内に黒船電車を使用して特急「リゾート踊り子号」が運行されました。やはり黒船電車が南武線にやって来るとあって、沿線や各駅には親子連れの姿を多く見かけ、黒船電車に対する熱狂振りがうかがえます。私はというと特に特急形車両にはあまり興味もないのですが、南武線の205系もしくは209系とツーショットを狙えないかと思いいろいろと考えた結果、登戸で待ち合わせするところを何とか狙えないかと考えました。以前は南武線を跨ぐ跨線橋のあった場所ですが、ここから何とか狙ってみることとし、欲を言えば下り列車もちょうどその頃に来るということで期待しておりました。上りホームには子供を肩車した親子がおり、どうもこの黒船電車を見に来たようで、下り列車も含めてまともな3列車の並びは撮影できませんでしたが、何とか下の写真のように205系との並びを撮影できました。

また、唯一オリジナルであった209系ナハ32編成がゴールデンウィーク前に東京総合車両センターへ入場してしまいましたが、ゴールデンウィーク後すぐに出場し、今回は予想されていた機器更新工事が施工されませんでした。私としては方向幕が以前のように幕式のままであり、非常に嬉しいかぎりではありますが、次回の全検がいつになるのか気になるところで、今のうちにオリジナルの姿を多く撮影しておきたいところです。

写真は先日16日夕方、馬臨15Fに充当され、その回送シーンを撮影したものです。
このあと乗車してみましたが、モーター音などは昔のままのようで、しばらくは209系オリジナルのサウンドを楽しめそうです。下の写真は15Fの客扱いが終わり武蔵溝ノ口へ回送されるところ撮影したものです。

次期のジャカルタ103系のカラーリングは?

2010年05月10日 09時44分56秒 | インドネシア
KCJの103系は一昨年検査が実施され、同時に青系の新色に一新されましたが、そろそろ次期の検査時期も控えていることから、私自身KCJ用103系の新色を考えてみました。と言っても考えてみたのがどれも日本の103系に踏襲されていたものや205系のカラーリングをそのまま103系にデザインしてみただけなのですが、とりあえずはこのような姿をジャカルタでも見てみたいということで下の写真のようなものを作成してみました。

まずは、岡山地区で活躍したマスカット色を作ってみましたが、どうも実際の発色と異なってしまい色が鮮やかになってしまっていますが、高運のマスカット色も意外に似合っています。広島所から移動したE04編成(H21編成)が岡山区でデビューし、検査を受けてカラーも一新されたのならばこのような姿が見れたのではないか?と思いますが、とりあえずは実現できなかった分、ジャカルタでこのような姿が実現されると良いのではないかと思っております。


次に113系や115系の湘南色を103系全体にべったりと塗ってみましたが、どうも重く感じてしまったため、名古屋地区で活躍した103系のカラーリングをそのまま踏襲してみました。全体を白もしくはクリーム色を基調にアクセントとしてオレンジと緑の帯を入れるとしっくりとし、103系にはお似合いの色ではないかと思います。


最後に横浜線・南武線の205系で踏襲されている帯をそのまま入れてみました。もし、現在も103系が運行されていたならばこのような姿も見れたのではないかと妄想してみたのがきっかけですが、意外とこのようなカラーリングもお似合いではないかと思っております。


時間のあるかぎりいろいろなカラーリングを考え、その中で良いものがありましたらKCJに提案してみたいと思っておりますが、果たして時期のジャカルタの103系はどのような色になるのでしょうか。

JABODETABEK-最近の話題

2010年05月07日 18時13分04秒 | インドネシア
ジャカルタの電鉄区間であるPT KAI COMMUTER JABODEDABEK管内において、ここ最近いろいろな話題がありましたので、簡単にご報告したいと思います。なお、報告の内容についてはインドネシアの鉄道ファンや鉄道会社に勤務する方からの報告であり、私が実際に確認したものでありませんのでご了承いただきたいと思います。

●東京メトロ7000系第一弾、ジャカルタ到着
インドネシア西部時間、先月19日16時頃に東京メトロ7000系7117F10両編成がTanjung Priok港に到着しました。到着後はトレーラーにてBalai Yasa Manggaraiに収容され、その後Bukit Duriの車庫へ移動したようです。試運転並びに営業の時期についてはわかりませんが、わかりしだいお知らせしたいと思います。

写真は船から慎重に降ろされる7000系です。


Bukit Duriの車庫へ移動した7000系で、帯の色は変更されていません。どのような帯の色が巻かれるのか楽しみです。


今後は先日もお伝えしたように3編成計30両が順次毎月到着するようです。また、東西線で使用している05系3編成30両と千代田線の6000系2編成計20両が譲渡されるのではという情報がインドネシアの鉄道ファンの中では話題に上がっていますが、実際どこまで話しがまとまっているのかわかりません。同時にINKA社で組み立て予定の4両編成10本、計40両(今年は8両落成予定)の計画もあり、どこまで計画が実行されているのかわかりませんが、わかりしだいお知らせしたいと思います。

●6000形6151F前面リニューアルで登場
2008年10月30日にKampung Bandan付近で衝突した6181Fと2009年8月4日Cilebut~BogorでHolecと衝突した6151Fの2編成が編成を変更し、6151と6188は前面をリニューアルし見事復帰しました。新たな編成はJakarta Kota寄りから6188 6175 6176 6151の4両編成で、4月23日には110km/h高速試運転(percobaan)が実施されました。7日あたりからBogor線でEkspresとしてたった4両で営業されているようですが、今後は環状線においてCiliwungに充当することを予定しているようです。なお、残った6000形車両の処遇についてはわかりません。


●KRL-I、8両編成で営業?
従来、環状線やTanjung Priok線などで活躍していたKRL-I(INKA社組み立ての冷房車)2編成を1編成に組成の上、Bogor線などで営業についたという情報を現地のマニアから聞きました。真偽のほうはどうだったのかわかりませんが、現在は環状線のCiliwungで4連で営業しているようです。しかしながら、6000形リニューアル車が環状線に充当されることも予想されますので、もしかしたら103系と同様にに8連での営業が実現するかもしれません。

●抵抗制御車(RHEO)、Manggarai駅付近で脱線(anjlok)
インドネシア西部時間、6日午前11時頃、Manggarai駅付近において、抵抗制御車(RHEO)が脱線しました。列車はBukit Duri車庫に収容する列車であったため乗客はおらず、けが人はおりませんでしたが、架線柱をなぎ倒した模様で、車両の破損状態は軽傷のようです。現在はBukit Duri車庫に収容されているようです。

以上でありますが、また、何か話題がありましたら、報告したいと思います。
Foto:Mas Adam

南武線ウォッチング-近況報告

2010年05月05日 10時02分46秒 | 南武線
いつも毎度ながら記事の投稿がご無沙汰になって申し訳ありませんが、日々の忙しい中でも南武線ウォッチングを続けております。
最近の南武線の話題としては、横須賀線武蔵小杉駅の開業によって南武線205系の前面にヘッドマークが取り付けられましたが、残念ながらそのヘッドマークは1ヶ月ほどで取り外されてしまったようです。少しでもこのヘッドマークの姿を撮影しておこうと思い沿線で撮影しておりましたが、我ながら良いツーショットを撮らえることができたのが下の写真です。

4月11日(日)に撮影したものですが、この日の209系オリジナル車であるナハ32は47F(1547F)運用に充当され、後続にヘッドマークの付いた編成が充当されたため、このようなツーショットを撮影することができました。ちょっと話は変わりますが、この1547Fの運用は変り種で、この時間帯でも全てが立川行きであるにもかかわらず、この列車だけが登戸行きであり、しかも登戸での折り返しが21分(15:28~15:49)とかなり長く、なぜこのような列車を設定したのか疑問に残っています。ダイヤ改正前でも確かにこの時間に登戸行きが設定されているのですが、登戸での折り返し時間は12分となっていました。

次に先日もお伝えしましたように大人の休日倶楽部のラッピング車両が3月21日頃から登場し、現在もそのラッピング車両を見ることができますが、車両前面にはヘッドマークや装飾もなく、車体側面にラッピングされているだけで、撮影するほうとしてはそのラッピング部分を少しでもわかるように撮影するには苦労します。真横から撮影すれば良いと言ってしまえばそれまでなのですが、やはり前面の顔とラッピング部分両方をうまく撮影する上では場所もかなり限られてしまいます。すぐに思い立ったのが多摩川橋梁と中央道交差部で、撮影してみると下の写真のようになりました。


いつまでこの大人の休日倶楽部のラッピング車両が見れるのかわかりませんが、もう少し良い場所を選んで撮影してみたいと思います。

ところでナハ32の検査入場がそろそろではと注目されていましたが、つい先日入場してしまったようで、機器更新工事が実施されると思われることから、209系0番台オリジナルの車両は消滅したものと予想されます。出場まで時間を要しますがいったいどのような姿で出場するのか気になるところで、私としては列車種別表示が使用できるように改造してもらえると良いのですが、果たしてどのような姿になるのでしょうか。
下の写真は昨年度浦和区から転入した209系で、南武線の顔としてすっかり定着しているようです。南武線の乗務員室後部をかぶりつきで見ている最近のチビッ子は物知りで、この車両は京浜東北線で使用したものだよとか、編成番号を形式別に覚えていたりして、両親に自慢している光景をよく目にしますが、本当に最近のチビッ子は好奇心旺盛で、将来南武線の主にでもなってほしいと期待しております。


最後に気なっていることを2つほどご報告します。
5月1日付けの「議会かわさき」の広報誌では平成22年第1回定例会が実施され、各議員から質問と答弁が行われました。
22年度予算案の中にはJR南武線連続立体交差事業が盛り込まれ、民主党の議員から「整備方針確定に向け事業を展開しているが、関係機関との協議は」という質問がありました。
答弁としては「JR東日本とは鉄道設計上の整理や矢向駅直近の留置線などの処理を協議しており、横浜市からは厳しい財政状況のため大規模プロジェクトは平成23年度以降が対象の時期中期計画策定の中で検討したいと聞いている。市としては尻手~武蔵小杉間の一体整備が重要と考え、今後も調整を継続していく」と発言されています。
私も以前から懸念しておりましたが、横浜市と一体的に整備が行えるのか、横浜市としては余計な負担になると思われる矢向の留置線の整備費用を負担するのかなど難問が多くありますが、一刻も早く関係各所と協議し、実現してほしいものです。せめて私が生きているうちには実現してほしいものですが、実現するまでには20年ぐらい時間がかかるものと予想しています。

もう1つは矢向駅においてもバリアフリー工事が今後実施され、そのエレベーターが現在使用している上り線ホーム跨線橋の立川寄りに設置されるようです。ですので、その上り線ホーム跨線橋から列車と鹿島田・新川崎地区の高層ビル群をいっしょに撮影できましたが、バリアフリー工事によって残念ながらそのような光景の撮影ができなくなるものと思われます。

また、時間があるかぎり南武線ウォッチングを行い、小さな話題でもお届けしていきたいと思っております。