Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

抵抗制御車(RHEO)と6000形先頭改造車

2007年05月31日 00時54分01秒 | インドネシア
今日はJABOTABEKで活躍するEkonomi列車として活躍する抵抗制御車についてご説明します。
まずEkonomi列車についてですが、昨年の9月現在非冷房車が電化している全ての区間に運用につきます。Ekonomi列車の運行時間は朝4:30~夜22:12で、Ekspresはデータイムに運用につかない運用が多くありますが、このEkonomiはほとんどが昼間も稼働しております。編成は基本的に4両編成が1編成で、通常4+4の8両編成で運用につきます。しかし閑散路線などでは4両編成のみの車両も見ることができます。また、1編成のうちTc1両を失った3両編成もあり、これは7両編成として営業についています。
Ekonomiの抵抗制御車は鋼製車両とステンレス製車両があり、製造時期は1976年~1992年製?となっております。抵抗制御車は独自の運用を持っており、Ekonomiの全運用22本のうち抵抗制御車の運用は11本もあります(2006年6月現在)。この抵抗制御車の呼び名はRHEOと呼んでおり、英語のRheostaticから由来します。この抵抗制御車は4両編成ないし3両編成が28本(2005年9月現在)あるようですが、何編成が稼働できる状態なのかわかりません。(一昨年の6月にPasar Minggu付近で正面衝突による車両の損失もあります)
Ekonomi用の車両の形式については、特に何系というよな形式を持っておらず、車両番号の頭にKL2及びKL3が付され、次に製造年次、最後に製造番号が付されます。ですのでKL3-83104であれば、83年製造の104番となり、頭のKL3はインドネシア語のKereta(鉄道) Listrik(電気)で電車を意味し、3は3等車を意味します。
以上、述べましたことはDIVISI JABOTABEKの社員から教えていただいたことですので、もし記述にミスがありましたら、遠慮なく御指摘いただければと思います。

鋼製とステンレスの抵抗制御車

2007年05月30日 23時53分23秒 | インドネシア
写真のように抵抗制御車でも鋼製とステンレス車両があり、時々このような混結のシーンも見られます。また、製造時期によって1両2扉と3扉の車両があります。写真は架線高の高いManggarai駅付近の写真で、架線高の高い箇所はこの他Kota駅も同様に高く、逆にTanah Abang駅付近ですと日本と同様ぐらいの高さとなり、パンタグラフを見ているとおもしろい発見ができます。
この他興味深いのは電動機の音ですが、103系のようにうるさくはありませんが、吊りかけのような音を奏でたり、CPは103系などのC2000のような音を聞くことができ、音鉄マニアの方にはいろいろ堪能できるのではないかと思います。

JABOTABEK情報

2007年05月29日 01時57分36秒 | インドネシア
インドネシアの友人からJABOTABEKの情報をメールでいただきました。
私自身確認がとれてませんので、その点ご注意いただきたいと思います。
東京メトロの5000系や東葉の1000系は現在到着済みで、先日5月27日夜にも到着したようです。この後の譲渡として東急8500系8両編成1本が6月下旬頃に到着するようです。
また、Serpong線の複線化については完成したようで、Serpong線からBogor線に直通する列車の遅れも少々解消したようです。
上記の情報は確かな情報ではありませんので、その点ご了承していただきたいと思います。
1000系や5000系の写真については、入手できしだいアップします。


Padang駅

2007年05月28日 01時03分47秒 | インドネシア
2005年5月にスマトラ島中部のインド洋側の都市Padangを訪れました。しかし、このPadang周辺には定期旅客列車が運行されておらず、日曜日に運行される観光列車が唯一の旅客列車です。Padangの都市自体MedanやPalembanと違ってこじんまりとした都市ですが、このPadang駅も閑散とした駅で活気が感じられません。

Padangの観光列車のご案内

2007年05月28日 00時52分28秒 | インドネシア
Padangの観光列車のご案内ですが、Padang~Pariamanの往復の料金がEksekutifですと20,000ルピア(250円程度)、Ekonomiですと9,000ルピア(110円程度)となっています。乗客が20人以上集まらないと出発できず、運休となってしまいます。どうしても乗車したい場合は50万ルピアを払えば運行されるとのことですが、この料金表を見る限りたとえEksekutifを利用したとしても、40万ルピアでいいのではと疑問に思ってしまいました。おそらくふっかけているのでしょうか。