Asian Railway Plaza

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ありがとう205系、そしてさよなら! Terima kasih seri 205, Selamat jalan!

2014年08月25日 23時30分16秒 | 横浜線
前回の更新から2ヶ月が経過し、その間に私の地元であるハマ線の動きに1つの終止符が打たれたのですが、簡単にここまでの動きをまとめてみました。
前回の報告以降、ジャカルタへ譲渡される205系の新津への回送がおおよそ毎週金曜日に実施され、このブログにリンクさせていただいている「JABODETABEK COMMUTER NEWSのパクアン急行様」のご報告では既に9編成72両がジャカルタに到着し、早速、埼京線と同じKCJ仕様に整備が実施されていますが、私が前回報告しました6月上旬で205系が8本ほど横浜線で活躍していたものの、毎週平均1本の割合で離脱し、8月1日からは最後の1本クラH1編成のみがヘッドマークを付けて最後の走りを見せていましたが、23日朝の47K運用をもって205系の営業運転が終了しました。

ということで、6月から205系最後の日となった23日までの動きを簡単に紹介させていただきたいと思います。
7月から期間限定で相模原駅近くの会社で働くことになりましたが、この会社で働き始めた当初は横浜線を利用して通っていました。相模原市の花は「アジサイ」ですが、相模原駅が橋上駅舎になる前から上り線ホームにはアジサイがあり、利用者を和ませていましたが、205系とこのアジサイの姿を見れるのは最後となりました。


5月23日よりほぼ毎週金曜日にジャカルタへ譲渡される新津への回送が実施されましたので、昨年の埼京線譲渡時と同様に新潟東港へ行って撮影してみることにしました。
私が訪問したのはとても暑い8月2日でしたが、白新線黒山駅から1時間ほど汗だくになって歩いて行ってみると、港にはクラH12、13、15と23の一部の車両を確認しました。


一方、ジャカルタでは7月に入ってから205系がTanjung Priok港に到着し、早速、Depok車庫にて埼京線の205系と同様に前面を赤いマスクで覆い、帯もKCJの色である赤、黄と白に変更されました。
この元ハマ線205系の営業開始までには多少時間がかかると思われますが、8両編成が基本的に使用されているBekasi線やSerpong線を中心に使用されるものと思われます。


私個人的にはハマ線の帯の色のままグリーンラインであるSerpong線で活躍してくれると有り難かったのですが、どうも赤鬼のKCJバージョンに変更されています。
(ジャカルタの写真はBpk.Suroさん提供によるもの)


8月に入り、八王子方と東神奈川方それぞれ別のヘッドマークが付けられ、利用者、沿線のファンに別れを告げていました。


最後の編成に抜擢されたのはなぜかクラH1編成で、最後の営業となる23日には公式の横浜線のFacebookでは朝の47Kに充当され、最後のフィナーレを迎えると公表していたものの、8月21日朝には鎌倉に入区できる運用に充当され、一時は何が起きたのだろうということになりましたが、どうも冷房関係の故障とかで、22日夜には東神奈川まで臨時回送され、翌23日の最終日には公式発表どおり47Kに充当されました。


最終日の23日は205系の記念切符が朝8時から発売されるということで、始発列車の始まる4時前に相模原駅へ行って並び、4時間も待った結果、無事に購入することができました。
記念切符をすぐに購入できたこともあり、1度、町田まで行って町田から相模原まで最後の205系に乗車してみることにしました。
沿線、駅ホームにはたくさんのマニアの姿が見られ、その後、最後の846Kでは主な駅でセレモニーが実施され、終点大船には10分ほど遅れて到着したようですが、大きなトラブル、事故もなく無事に運転が終了したようです。


現在、各所に疎開されている205系は、今後もジャカルタへの譲渡のため新津へ送られることと予想されますが、もう一度、ハマ線で205系が走る姿を見たいというのは私だけではなく皆さんも願っていることではないかと思います。また、ウグイス+緑帯のハマ線独特のラインカラーの205系がジャカルタの街の中を走っている姿も滑稽ではないかと思っていますので、私もそろそろ現地に足を運びたいと思っています。