Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

川崎市制90周年ヘッドマーク取り付けとE233系初登場

2014年09月01日 22時09分52秒 | 南武線
4月以来、南武線の話題から遠ざかっていましたが、この間に南武線の動きとしては川崎市制90周年を記念して、列車にヘッドマークの取り付けが実施されたことと、横浜線に続いて待望のE233系が導入されました。
まずは川崎市制90周年を記念して、6月21日~7月31日の1ヶ月ちょっとの間でしたが、205系のナハH17、34、46の3編成にヘッドマークが取り付けられました。川崎方と立川方ではそれぞれ異なるデザインのヘッドマークが取り付けられ、川崎方では「川崎市制90周年」の記念ロゴマーク、立川方では「つなげる つながる なんぶせん」のイラストがデザインされたものが取り付けられました。


初日の6月21日は全ての3編成が日中運用に充当されお披露目されましたが、川崎市営バスでも前面に川崎市制90周年の幕が取り付けられていました。


続いてE233系の話題ですが、待望の第1編成であるN1編成が7月31日に新津~羽生田間で公式試運転が実施され、8月6日には越後石山~国府津間で配給が実施されたのち翌7日に中原電車区に回送され、初めて南武線にE233系が入線しました。その後8月18日と19日には武蔵中原→川崎→立川→武蔵中原で試運転が実施されました。


登戸駅では中線で30分弱停車し、駅で列車を待っている乗客に珍しがられていました。
その1コマを撮影しましたが、乗務員室扉の脇には南武線のロゴマークが取り付けられ”音楽の街”川崎に相応しいデザインになっています。
ちなみに今後、南武線のデザインが取り付けられる先頭車の帯部分にはまだそのデザインが取り付けられていません。


N1編成の行先表示などのLEDは1/125以下でないと切れるタイプのものですが、私のような撮影が下手なものにとってはこのようなタイプは厄介ですね。


8月2日、3日に新潟へ遠征しましたが、新津には第2編成と第4編成の2~5号車の中間車を確認し、新潟車両センターでは第1編成と思われる車両を確認できました。
E233系デビュー時の10月にはおそらく少なくとも5編成が落成しているものと思われ、E233系のデビューとともに従来の205系や209系の今後の行方ですが、果たして横浜線の205系に続きKCJに譲渡されるのかどうか気になるところです。


最後に7月にナハH8と7の編成札が盗難にあったようで、7月下旬から8月上旬にかけて残念ながら従来編成札であったものは元山手車と同様なステッカーに変更されています。この他、車内の車両番号のプレートも盗難にあっているようで、これらのプレートも全て取り外されています。南武線独特の黄色の号車番号札についてはそのままとなっていますが、この号車番号札も盗む者がいれば当然ステッカーのようなものに変更されるかと思いますので、このような犯罪行為は絶対にやめてもらいたいものです。