Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

千鳥町埠頭に留置されているちほく高原鉄道の車両とキハ52

2007年09月25日 20時04分59秒 | その他
さきほどお昼に川崎の千鳥町埠頭へ行き、先日確認しました東急の8039Fと8610Fがまだ埠頭に留置されているかどうか確認して参りました。私はすでにこの2本はインドネシアへ向け出港したと思っておりましたが、今日現在もまだ船積みされておらず、埠頭に留置されたままとなっていました。いつ出港するのか気がかりですが、6000形の時も24両ぐらい船積みしたことがあると思われますので、8613Fもインドネシアへ行きとなり、この8両もいっしょに船積みされるのか、今後の動向に注目したいと思います。
この東急の車両が留置されている東側には思いもよらない光景を目にすることができたのですが、なんと盛岡車両センターのキハ52が2両と昨年4月20日に廃止されたちほく高原鉄道のCR70型が3両留置されておりました。車両番号はキハ52は108と109番で、CR70型は1~3番です。地方新聞上では、ちほく高原鉄道の3両は9月25日に川崎を出港し、3週間から1ヶ月でミャンマーに到着と書かれておりましたが、船積みをしている様子はありませんでした。こちらの車両も今後の動向に注目したいと思います。

盛岡車両センターのキハ52

2007年09月25日 19時39分02秒 | その他
こちらの写真は右がキハ52-108、左がキハ52-109です。この2両もちほく高原鉄道の車両とともにミャンマーへと旅立つのでしょうか。一部の他の方のHPなどを見ますとフィリピンに譲渡されるような記事が書かれていますが、仮にフィリピンだとフィリピン国鉄が譲渡先になると思われますが、フィリピン国鉄は路盤が相当軟弱であり、気動車として使用するのであれば、床下をすぐに傷めてしまいます。ただNorth Rail用や南方線のリハビリも予定もあるので、整備後に使用するというようなことも考えられます。もし、本当にフィリピンであれば、11月上旬に訪比を計画しておりましたので、スケジュールを変更しようかと考えております。

Panay Railwaysのディーゼル機関車

2007年09月19日 23時18分21秒 | フィリピン
昔、宮脇俊三さんの本で「椰子が笑う 汽車は行く」を読んで、Panay Railwaysに乗車してみたいと思っていましたが、残念ながらこの鉄道、1985年に旅客営業が終了し、その後はさとうきびなどの貨物営業が4年間続いたようで、1989年に鉄道が廃止されたようです。この鉄道はpanay島のIloilo~Roxas間の約115kmを結んでおり、非電化の単線路線で、軌間は1067mmです。1979年当時のダイヤグラムを見ると急行が3往復、準急が2往復、普通が4往復(1往復はiloilo~Passiまで)あり、所要時間は急行が2時間55分、準急が3時間30分、普通が4時間ちょうどで結ばれていたようです。
私自身ここには1995年2月15日に初めて行きましたが、Ilolilo周辺の線路跡を調べてみると、ほとんどが歩道として利用され、一部レールが切られなくなっていたりするところもありました。特にIloilo駅周辺では線路跡も見当たらず、Iloilo駅と思われるプラットホーム(貨物用?)と思われるものが残るだけでした。
LapasにあるPanay Railwaysの事務所付近には日本で製造されたディーゼル機関車が1両止まっているだけで、他の車両はどうもスクラップにされたようです。Museum Iloiloに行きますとこのPanay Railwaysの写真を見ることができたかと思います。最近ずっとIloiloには行っておりませんので、このディーゼル機関車がまだ残っているかどうかわかりません。いつか復活して宮脇俊三さんと同じ旅を味わうことができればいいのですが、たしか宮脇さんのフィリピンの鉄道旅行があまりおもしろくなかったような感想をもらしていたかと記憶しています。

Panay Railwaysの事務所

2007年09月19日 22時43分24秒 | フィリピン
Panay Railwaysの事務所を探しに行きましたが、以前Lapasの駅舎が現在の事務所になっているようです。1995年の当時、Panay Railwaysに従事する人はたったの7人でさびしい数になってしまいましたが、以前は数百人従事していたとここの社員の方が述べていました。また、Panay Railwayをフィリピン政府の方で復活させたいというようなことも述べていましたが、PNR(フィリピン国鉄)でさえ北方線の復活や南方線のリハビリが実行されるのかどうか疑問ですので、政府主導でこのPanay Railwayを復活させるのには、まだまだ先のような気もします。(政府開発援助でも難しいかも)

フィリピン版新幹線?

2007年09月18日 20時43分29秒 | フィリピン
この写真は1994年12月17日にフィリピン国鉄(PNR)のCaloocan工場で撮影したものです。
どことなく日本の新幹線に似ており、フィリピンの鉄道車両の中ではスマートな車両です。
この工場の近所の子供達の話しでは大統領が乗るとか言っていましたが、この話しが本当であればマルコスやマルコスの妻であるあの我がままなイメルダも乗車したかもしれませんね。
写真が白黒で色がわかりませんが、たしか国旗の色と同じ白・赤・青であったと思います。
Ito ang treng sinasakay ng presidente at iba pang mataas na taong nanunungkulan sa pamahalaan ng Pilipinas. Katumbas ito ng Bullet Train(Shinkansen) ng Japan.

フィリピン版新幹線の車内

2007年09月18日 20時18分26秒 | フィリピン
写真がぼやけていて申し訳ないですが、車内にはソファーやキッチンがありますが、日頃から整備されていないようで、ホコリだらけとなっていました。他にPNRの路線図が貼ってあり、北方線の他にいろいろなところにかつては路線があったようです。窓ガラスについて防弾ガラスかどうかPNRの社員に尋ねたはずなのですが、たしか防弾ではなかったかもしれません。

撮影地ガイド-南多摩

2007年09月18日 18時59分57秒 | 南武線
先日、稲城市内の連続立体交差事業の進捗状況についてお知らせしましたが、この区間での撮影ポイントを紹介します。南多摩駅から立川寄りの以前富士通があったところから上り列車を写真のように撮影することができます。この写真は2004年の冬に撮影したものですが、この頃風前の灯火状態であった南武線の103系をよく追っかけていました。2004年3月号の鉄道ダイヤ情報にこの場所が掲載されており、おそらくこの本を見て撮影しに行ったのではないかと思います。現在もこの場所から撮影できますが、高架工事によっていつまで撮影できるのかわかりませんので、できるだけ早く撮影された方がよろしいかと思われます。

稲城長沼駅構内

2007年09月16日 23時55分19秒 | 南武線
さきほど、稲城長沼周辺に行って、連続立体交差事業の進捗状況を観察して参りました。全体的には上り線用の仮線工事が進められておりました。稲城長沼駅については、上り線用の仮のホームと2・3番線ホームと駅本屋を結ぶ跨線橋が建設されている状況です。この上り線用の仮ホームの使用時期については、駅員さんに尋ねたところ来年の6月からということで、まだ先のようです。ダイヤ改正は毎年おおよそ3月にありますので、駅構内の留置線については改正後は使用ができなくなる可能性があります。そうなると立川駅構内に設置されている留置線らしきものが使用されるのでしょうか。とりあえずは今度のダイヤ改正が楽しみです。
また、この事業が完成すると稲城長沼については、武蔵中原のように2面4線化されますので、快速列車の運行も実現化できるかもしれませんが、そうなると南武線生え抜きの205系の種別表示が使用されるのでしょうか。また山手線からの転入車や209系のナハ32編成などの種別表示がどのようになるのか楽しみです。個人的には南武線全線で快速列車の運行を行うのであれば、登戸駅の下り待避線を1本新設し、この駅で上下線ともに緩急の接続を図ればいいのですが、そうなると稲城長沼駅の2面4線は宝の持ち腐れになってしまいますね。

稲城長沼~南多摩-上り線仮線工事

2007年09月16日 23時19分53秒 | 南武線
通常、鉄道高架化を行う場合、直上高架化方式でないかぎり、既存の鉄道敷の北側におおよそ6m幅の仮線用の敷地をとり、上下線が高架化されたあと道路用地として活用されますが、この稲田堤~府中本町の連立についても、仮線方式を採用しています。
現在、稲城長沼~南多摩の上り線仮線については、一部レールが仮に敷設され、架線柱も一部移設などが行われております。この第二期区間が高架化されると府中街道の大丸(おおまる)踏切の渋滞が解消されると思われます。