Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

せんとくんの103系を求めて大阪へ

2014年05月28日 22時46分32秒 | 他線区の103系
2ヶ月ぐらい前のことになりますが、昨年12月中旬から今年3月末まで奈良の103系1編成に奈良県のマスコットキャラクターである「せんとくん」などをラッピングし運行されるということで、期間ギリギリの3月29日に18きっぷを使ってムンライトながらなどで京都まで行ってみることにしました。
事前にこのラッピング編成の運用がわかっていれば苦労もせず計画も立てやすいのですが、運用に充当されているのかどうかも全く情報がありませんでしたので、とりあえず無難に宇治にある宇治川の橋梁で撮影してみることにしました。
この橋梁に到着したのは8時頃かと思いますが、既に2時間が経過する10時になっても見ることができず、結局、全ての運用を把握するとともに残念ながら「せんとくん」のラッピング車両は運用に充当されていないことが判明しました。


ということで、この橋梁での撮影も2時間を超えましたので、場所を変えてみることにしました。
奈良方面の列車に乗車し、南下してみることにしましたが、途中、城陽を境にして103系の本数が奈良方面側では半分になってしまいますが、城陽から先のほうが撮影地としては相応しいためそのまま乗り続け、結局、棚倉で撮影することにしました。
城陽から南側では普通列車の本数が半分になり、30分間隔で103系を撮影することができますが、115系を新潟や長野地区で撮影することを考えれば、まだ楽なのかもしれません。


2時間ほど棚倉で撮影したのち、弁天町にある交通科学博物館に行ってみることにしました。行ってみると言っても1年前に入館したことがあり、約1週間後の4月6日に閉館するとあって利用客が多いので外から覗くだけにしました。
その前に芦原橋で撮影していたのですが、201系の多くの車両には環状運転50周年のHMを取り付けた車両とさよなら交通科学博物館のHMを取り付けた車両を見ることができました。


交通科学博物館をあとにし、弁天町駅の階段を昇りホームまで来ると、運良く環状運転50周年のHMを取り付けた編成どうしの並びを見ることができました。それにしても行先表示はやはり幕でないと撮影する気力がなくなってしまいますし、体質改善車というのも私のようなできるだけ原形好きな私にとっては撮影する気力を半減させてしまいます。
それはともかく、報道されているように2017年度までに新型車両の導入が予定されており、今年2月中旬に朝ラッシュ時に3扉車を集中して運用に充当した結果、新型車両を3ドア車とする方向で検討されており、将来的にホームドアの設置などを考慮すると103系も含めてこの201系も新型車両により置き換わってしまうのかもしれません。


最後におまけですが、車庫のある森ノ宮を覗いてみると、奈良へ貸し出されていたスカイブルーの103系4両編成1本(Tc135~)が留置されており、もう1本(Tc193~)は日根野に復帰されたようですが、下の写真のTc135~の編成は再び奈良へ戻され、奈良線や大阪環状線に乗り入れる4+4の運用に戻されているようで、混色マニアの私にとっては大阪にまた足を運ぶ楽しみができました。



横浜線の205系、ジャカルタへ譲渡

2014年05月09日 00時49分34秒 | 横浜線
今年3月、KCJから横浜線205系176両譲渡に関する輸送等の入札アナウンスがあり、4月7日に入札先が決定したとKCJから発表があったもののその後動きがありませんでしたが、皆さんもご承知のように先程JRから正式に発表があり、約170両の譲渡が5月下旬から開始する予定と書かれています。また、8日にKCJからも正式な発表がありましたが、両数については176両と書かれており、22編成分がジャカルタに譲渡されるものと思われます。
前回の埼京線の譲渡時、第1陣のジャカルタ到着は11月であり、KCJの予定では8月にジャカルタに到着する予定で3ヶ月遅れとなりましたが、今回の横浜線に関してはKCJの予定では第1陣のジャカルタ到着が5月になっていますので、5月下旬から開始されるということであれば7月頃に到着するのかもしれません。

一方、横浜線の205系の状況ですが、H26編成が南武線へ転出され、既に3編成が長野に送られた他、ジャカルタ譲渡目的なのか車両の置く場所に苦労しているようで、10編成あまりの車両が各区に疎開されています。また、E233系と205系の運用に充当される割合は既にE233系のほうが半分以上を占めているようで、今後も徐々に205系の離脱が続き、205系を撮影する上では厳しくなると思われます。

下の写真はH28編成で、横浜線では貴重な元山手車でオール4扉の編成ですが、同じく元山手車のH27とともにジャカルタに譲渡されるのか注目されます。


桜と横浜線205系との撮影は最後になるということで、桜で有名な西門で撮影してみました。日中は交差点付近で渋滞することもしばしばあり、かつ相模総合補給廠に工事で出入りするダンプカーが通過するため、うまく撮影する上では苦労しました。


この場所も有名ですが、最後のチャンスということで撮影してみました。きれいに晴れていれば奥多摩の山々といっしょに撮影できるのですが、桜の咲く季節は真冬の時期のように姿を現してくれませんね。


話しが若干逸れてしまいましたので話しを戻すと、ジャカルタへ譲渡される横浜線205系の今後の活躍ですが、おそらく元埼京線205系の編成については混雑の激しいBogor線・中央線系統に集中的に充当されると思われますので、8両編成である横浜線の205系については、Bekasi線やSerpong線を中心に充当されることが予想されます。また、横浜線の205系はジャカルタに到着とともに転入整備が実施され、埼京線の車両と同様にKCJカラーが採用されるものと思われますが、現在のKCJの運用は一定の区間を行ったり来たりすることになっていますので、以前、Serpong線用に充当されていた元都営の6000形のようにその線区のラインカラーを採用して使用するのも良いのではないかと個人的に思っています。Serpong線であればラインカラーは緑ですし、横浜線の帯色のまま使用しても差し支えがないのではないかと思いますが、私の思いが叶うのかどうか楽しみです。(KCJカラーになるとは思っていますが)

最後にジャカルタの話題ということで、先日、KCJカラーに塗装された103系をお伝えしましたが、低運のほうの写真もいただきましたのでお見せします。今のところKKWに装飾された姿や、車体前面にKCJのロゴが入った姿は見ておりませんが、今後これらが入れられてしまうのかどうか注目されます。できればこのままの姿のほうが個人的にはいいのではないかと思っています。

(写真はBpk.Suroさん提供)

いよいよ横浜線205系のジャカルタ譲渡への動きも具体化してきましたし、KCJカラーになった103系もそろそろ出場し、運用に入ることも予想されますので、私もそろそろジャカルタに行くことを計画しなければなりませんが、今年は6月下旬から7月下旬がラマダン(プアサ)の時期となりますので、この時期は避けたいと思っていますし、飛行機代の高い8月も避けたいところですが、ラマダンより早い時期に横浜線の205系が到着するのかどうか微妙ですので、いつ行くべきなのか悩んでいるところです。