Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

近所でEnjoy!〜南武線・鶴見線〜、武蔵中原駅で開催

2022年11月28日 00時34分39秒 | 南武線
10月15日から11月27日まで「近所でEnjoy!〜南武線・鶴見線〜」が開催されていましたが、11月26日は武蔵中原駅でこのイベントのフィナーレには相応しい車両展示や洗車体験などが実施されました。

9時過ぎに武蔵中原駅に行ってみると、この季節では恒例の川崎市内小学校の修学旅行列車の運行のためE257系5500番台が停車していました。(この日は送り込みで宿河原でしばらく待機し、9時過ぎに武蔵中原に到着し、一旦、車庫の中原支所に引き上げ後、すぐに下中線に入線)
この日の修学旅行列車は向河原駅の近くにある玉川小学校でしたが、駅の構内アナウンスで「たまがわしょうがっこうの~」なんて言っていました。「ぎょくせんしょうがっこう」が正解なのですが、地名などの読み方は難しいです。
また、前日に国府津の車庫から送り込まれていた相模線の205系がしばらくして上中線に入線し、南武線では普段は見慣れない車両同士が並びました。



その修学旅行列車であるE257系5500番台が出発すると、しばらくしてからは洗車体験用の列車に充当されたE233系N3編成が入線し、招待客を乗せるため長い間停車していましたが、その後、中原支所の車庫へと出発して行きました。
ちょうどこの時間に車交しなければならなくなったらどうするのか、もちろん車交になる確率は低いと思いますが気になるところです。



洗車体験用の列車は洗浄線へと進み、私もその姿を見たいということで見に行ってみたのですが、誰もその姿を撮影しておりませんでした。左側の列車が洗車体験用の列車です。



又玄寺の交差点にあるボリュームたっぷりの地元では有名な「どん亭」(溝口に住んでいた頃はよく高津店を利用していました)で食事後、武蔵中原駅に戻り、13時前にこの日の主役とも言うべき水素電車のHybariが登場しました。それも相模線の205系が停車している上中線と同じところに縦列で停車していたのですが、ホーム有効長が8両あるものの、相模線のほうは6両停止位置よりも川崎寄りに停車していたため、何かサプライズがあると期待していたところにやはり期待どおりHybariが登場してくれました。



Hybariの行先表示は色々と入っているのですが、Hybariの行先表示は今回は変えないとのことで、お楽しみの南武線や鶴見線などの表示は残念ながら見れませんでした。



車両の中は見せられないとのことで目隠しされていますが、スゴイ音が床下から聞こえてきます。よく聞いてみると空襲警報のようなサイレン音のような音がして、なんとも不気味な感じがしますし、時より水蒸気を床下機器から発生させていました。



一方、もう1人の主役でもある相模線205系は行先表示を変えてくれたのですが、ほとんどレアな四方津や豊田、寒川、原当麻などの行き先ばかりで、普段よく見られた橋本や茅ヶ崎は表示されず、唯一、八王子が最後のほうで表示されただけで、私のようなオーソドックス好きな者にとっては残念でした。


昨年に引き続き、今年も武蔵中原駅で展示してくれましたが、来年も引き続き車両の展示があるのか、展示するとしたら鶴見線の新車や浜川崎線の後継の車両となるのかなど期待するところでもあります。

久しぶりのクモハ12とのご対面

2022年11月13日 23時34分55秒 | 南武線
昨年1月以来の久々の投稿になりますが、本日は先日11月6日に東京総合車両センターで開催されたクモハ12の撮影会に参加させていただきましたので、クモハ12に関する話題について述べていきたいと思います。
前回7月に東京総合車両センターで有料の撮影会が実施されましたが、私も申し込んだものの残念ながらすぐに定員に達し参加できませんでした。しかしながら先日の11月開催の撮影会に申し込んだところ参加することができ、おそらく2008年の一般公開以来の再会かもしれません。
静態保存ながらピカピカになった姿を是非見たいと期待していたところ天気にも恵まれ綺麗な姿を見ることができました。


どうしても反対側の貫通型のほうは人気がないようですが、この顔も良いのではないでしょうか。私は20年以上も南武線沿線に住んでいたものの、クモハ12が南武線本線上で使用されている姿は見た事がありませんが、旧国晩年の昭和50年、南武線の73系基本編成の立川方1両に組成されていたようです。通常、浜川崎線用のクハ16+クモハ11の2両が付属編成として南武線の本線上で使用されたり、時には基本編成で73系にクハ16+クモハ11が組成された姿を見ることがありましたが、これらの車両は17mであり、通過の際、独特なジョイント音を響かせるので、慌てて通過する姿を眺めたものです。


国鉄時代、中原の検修の方からいただいたこのサボ、アクリル製で、現在でも劣化が見られず、このサボを使ってほしいと進言しましたが、他の撮影会との不公正さが生じるため、今回、掲示は難しいとのことでした。ということで、今回はいただいたサボを私の手元に持って私の遺影を兼ねて記念撮影していただきました。


武蔵溝ノ口の反対側は川崎で、こちらも綺麗な状態です。女性の係員が私のサボを見て綺麗ですねと褒めていました。
次回以降、このサボを使用してもらえると良いのですが、さあどうなることやら。


以上が撮影会の様子でしたが、現役時代のクモハ12の思い出として、南武線ではJR1周年を記念して、1988年4月3日にクモハ12053の1両が川崎〜稲城長沼間で使用されました。
前日の4月2日にも川崎〜稲城長沼間で101系Mc188 M'c186がワンマン電車運転が実施され、同時に中原電車区一般公開で201系4両編成Tc134 MM'263 T'c134が公開され、201系が初めて南武線に入線しました。


クモハ12の営業運転は1996年が最後かと思いますが、この頃は各地から大勢の鉄道ファンが押し寄せていました。



以上、簡単ではありますが、クモハ12の話題ということでお伝えしましたが、また、時間がありましたら南武線やフィリピンの話題もお伝えしたいと思います。