Asian Railway Plaza

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活躍もあと僅かとなった横浜線の205系を追いかけて

2014年06月03日 19時51分44秒 | 横浜線
今年2月16日に横浜線にE233系がデビューし、毎週1本の早いペースでE233系が運用に充当され、205系と置き換えが進められましたが、気がついてみれば205系の占める割合は1/3程度となり、205系を撮影する上では何かと厳しくなってきました。
また、先日もお伝えしましたようにジャカルタへの譲渡と思われる新津への回送がJRの公式発表どおり5月下旬の23日から実施され、先週30日も実施されましたが、JRでは約170両と公言しておりますので、今後においても毎週のように新津へ回送される編成があるのではないかと思われます。
ということで、205系の活躍もあと僅かでありますし、運用から退いた205系の動きも活発になってきましたので、最近の動きなどについて簡単に報告したいと思います。

まずは5月16日の動きですが、クラH16編成が長野へ廃車回送されるということで南武線沿線に行ってみることにしました。ジャカルタKCJの発表では22編成計176両が譲渡されると言われていますので、この本数を基準にすると長野へ送られる廃車回送はこれで終了となり、南武線上で横浜線の車両が走るシーンは見れなくなります。


続いて5月23日になりますが、この日は初めてジャカルタへの譲渡と思われる新津への回送が行われるということで、近場の武蔵小杉へ行ってみることにしました。EF64の後ろにはクラH6が連結されており、編成札は埼京線の回送時と同様に付けたままでありましたが、車体に付けられていたJRのロゴは消され、車内の広告類も取り外されていたようです。
新津に送られた205系は埼京線の時と同様に新津からトレーラーで新潟東港まで輸送され、3編成もしくは4編成が揃った時点で船に乗せられ、おおよそ2週間かけてジャカルタへ輸送されるものと思われますので、ラマダン(プアサ)に入る頃にはジャカルタに到着するのかもしれません。


先週末、先々週末と2週続けて横浜線ウォッチングを実施しましたが、先程も述べましたように205系の本数は全体の1/3であり、205系を撮影する上では長く待たされることも多くあり、時にはE233系ばかりで1時間待たされることもあるようになりました。
私はスクーターで移動していますので、まだ効率よく撮影できるとは思いますが、それにしても205系を待つにはしんどくなりつつあります。


それから、最近、編成札を盗むものがいるのか、編成札がペラペラなものに代用されている編成をよく見かけます。盗まれているのであれば立派な犯罪であり許しがたき行為でありますが、代用された編成札はやはり私から見ても見映えは悪いですし、埼京線と同様に是非オリジナルの編成札を付けたままジャカルタの街を走ってもらいたいものです。


最後に185系使用の特急「はまかいじ」ですが、いつも見慣れたこのカラーも踊り子でおなじみの3本の緑のストライプへ変更されてしまうのか気になるところで、このカラーも終わりであれば横浜線内や南武線内を走る185系の修学旅行列車ももっと撮影しておかないといけないのかもしれません。