Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

205系MM'236、長野総合車両センターへ回送

2010年06月16日 22時56分28秒 | 南武線
2008年10月下旬に中原区内において、205系ナハ4編成が整備中に事故を起こし、Tc88 MM'235 T'c88が昨年8月に復帰したものの、MM'236は中原区にしばらく留置されていました。
しかしながらこのMM'236は復帰することなく、14日には中原区から鎌倉車両センターへ回送され、翌日の15日には鎌倉車両センターから長野総合車両センターへ回送されてしまったようです。
下の写真は205系MM'236がクモヤ143に挟んだ形で組成されました。


下の写真は関東地方で梅雨入りしたとみられる14日に武蔵中原駅で撮影したもので、編成はMzc143-9 MM'236 Mzc143-2でした。この回送列車は長年コンビを組んでいたナハ4編成と矢向~鹿島田間で擦れ違ったものと思われ、別れを惜しむかのようでした。


そして翌日の15日には、長年の活躍の場であった南武線を再び走るとあって、甲州街道付近で撮影してみました。残念ながらナハ4編成は日中運用につていたものの、タッチの差で離合することができませんでした。
南武線生え抜きの205系で初めて廃車になるかと思われますが、今のところ南武線の205系に置き換えの計画がないものの、古い車輌が好きな私としては少しでも長く205系が活躍してほしいものです。

今年も南武線に快速「いろどり山梨さくらんぼ」号

2010年06月16日 21時57分20秒 | 南武線
今年も昨年に引き続き、快速「いろどり山梨さくらんぼ」号が6月12日と13日、川崎~竜王(下りは甲府止)間に運転されました。車両は昨年と同様485系「いろどり」が使用されました。


下の写真は川崎への送り込みで、武蔵中原駅上中線にしばらく停車するため、下りの武蔵中原止と並びました。12日も13日も並んだのはナハ49と51で、205系先頭改造車でした。


今週末の19日と20日も快速「いろどり山梨さくらんぼ」号運転される予定です、この他、7月以降も快速「お座敷もも狩り」号や快速「お座敷ぶどう狩り」号などが運行される予定で、昨年と同様にお座敷列車と南武線205系や209系との離合が見られそうです。

南武線・横浜線を走る185系(特急形車両)

2010年06月08日 22時45分07秒 | 南武線
先日、5日と6日に横浜開港151周年を記念し、開港を祝うイベント「Y151」の一環で、新宿~石川町間に特急「踊り子」などでお馴染みの185系を使用した記念列車が運行されました。途中、南武線の尻手短絡線と浜川崎線を通過するということで、私も南武線ファンの1人として撮影してみることにしました。
5日、尻手短絡線のうちどこか良い撮影場所はないかと探してみると、これがこの短絡線を185系が通過することが珍しいことから、どの踏切にも撮影しに来られた方が構えており、私がそこへ入り込む余地はないということで、南武線の本線と短絡線の合流する踏切から撮影しました。


その後、浜川崎から折り返す列車を撮影するため、浜川崎駅付近へと移動しました。
浜川崎線用の205系であれば2両編成ということできれいに写真に収まるのですが、7両編成ともなるとちょっと長すぎてしまったようです。


続いて6日も撮影してみましたが、この日は尻手駅のホームから狙ってみることにしました。この日は前日と時刻が違い尻手駅を9:56に通過するということで、南武線下り列車ともしや被るのではないかと予想しておりましたが、ほんの僅か185系の方が早く通過し、何とか撮影することができました。


最後は私の地元を走る横浜線の週末特急「はまかいじ」ですが、いまだに185系が使用され、205系しか走らない路線にとっては貴重な存在であります。既に185系も経年がおおよそ30年となり、同じぐらいの経年であり、JR東ではあと僅かの両数となった201系に比べて、健在さをアピールし続けています。


185系よりも経年が古い183系も通勤路線である横浜線や南武線に修学旅行列車として毎年運行され、今年の修学旅行時期以降もまだまだ見ることができそうです。

阪和線混色103系活躍中

2010年06月01日 22時58分33秒 | 他線区の103系
先週末28日夕方にちょうど仕事のけりがつきましたので、急遽、大阪へ行くこととし、29日、30日と阪和線で活躍中のウグイス+オレンジ色の混色編成を撮影しに参りました。
28日は夜行バスにて本厚木駅から乗車し、京都駅には29日午前6時前に到着しました。早速、みどりの窓口でおおよそ大阪近郊区間が乗り放題の切符である「春の関西1デイパス」を購入し、阪和線の起点である天王寺へと向かいました。天王寺7:14発の列車に乗車し、私は混色の編成がA25の運用に充当されていると思い、堺市駅付近で撮影しようとしていた矢先、杉本町でその混色編成と擦れ違ってしまいました。どうも私の予想を覆し、この日はA22の運用に充当されていましたが、おまけに持参した運用にミスがあるようで、全く運用が読めません。無料で配布されている阪和線の時刻表から和歌山へ行くということまでは推測できましたが、その後の運用については推測ができませんでした。ちょうどその頃いつもお世話になっています103系の大ファンの方から有難く運用を教えていただき、この日の運用を把握することができました。しかしながら、混色編成はこのまま和歌山まで行ったのち日中は和歌山(新在家派出所)でお昼寝とあって、阪和線内を走る姿を撮影できません。とりあえず、下の写真のとおり和歌山駅近くで駅に入線する姿を撮影し、この後は新在家派出所で撮影できないかと思い、和歌山線の田井ノ瀬駅まで行って様子を覗うことにしました。

和歌山線の脇の留置線に混色編成が留置されているものの、ある程度の高さのフェンスが手前にあり、綺麗な姿を撮影できないと判断し、断念することにしました。夕方までは混色編成がお昼寝ということですから天王寺まで戻り、大阪環状線の方の混色編成が運用に入っていないかどうか確認しておりましたが、しばらく観察していたものの全く見ることができず、森ノ宮区内にも列車内からは見当たりませんでした。この日の夜や30日もしばらく観察していましたが、混色編成は確認できず、消息が全く掴めませんでした。
一方、阪和線の混色編成は夕方出動するということで、どこかで順光で撮影できないかと考えておりましたが、地図を見ても阪和線は天王寺と和歌山の間の泉州平野をほぼ一直線で無駄のない線形を描いていますので、この時間、光線的に良い区間が見つかりません。唯一、線形が南北に近い浅香駅北側の大和川が良いのではないかということで、大和川の北側の土手付近から撮影してみることにしました。おそらく17時頃の光線の条件としては、ここ大和川が最適なのではないかと思うのですが、現場に来てみるともっと厄介なことがありました。それはやぶ蚊の襲来とススメバチのような大型のハチが飛び交っておりました。おまけにカラスの巣が近くにあるせいか、私の頭を目がけて何度もカラスに襲われ、思わぬ者たちと格闘しておりました。とにもかくにも何とか混色編成が予定どおり大和川を通過しましたが、光線は車体の側面に十分当たるものの、前面には写真のとおり少ししか当たりませんでした。


29日も引き続き、阪和線の混色編成を撮影することにしており、天王寺駅で私の予想どおり運用番号A23で充当されているかどうか確認しましたが、残念ながら予想に反して他の編成が充当されていました。とりあえずは堺市駅まで行ってみることとし、このA23運用に充当された列車に乗車し堺市へと向かうと、またしても杉本町付近で混色編成と擦れ違ってしまい、昨日と同じような状況になってしまいました。ここまで来ると頭の中に「マーフィーの法則」が過ぎります。開き直りしかありませんが、堺市駅付近で予定どおり、しばらく撮影することにしました。(この季節、ラッシュ時においてはコードの影が入ってしまうようです)


混色編成は運用番号A30に充当されたため、天王寺と和歌山間を行ったり来たりという運用になりますが、光線的に条件の良い長滝~新家で撮影してみました。


その後、大和川で天王寺から和歌山へ向かう混色編成を撮影しましたが、11時前に上野芝付近で踏切の緊急停止ボタンが押されたため、列車は軒並み15分の遅延が発生し、この混色編成の行先も本来の和歌山から日根野へと変更されてしまいました。


今回は混色編成の運用の巡り合わせも良くなかったこともあり、成果があまりありませんでしたが、運用に充当されただけ良いものではないかと判断し、次回も混色編成を求めて大阪へ参りたいと思います。最後に運用を教えていただいたmasaさん、切符のことなどについて教えていただきました牛親分さん、皆様に御礼を申し上げたいと思います。