Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

ジャカルタの103系、KCJカラーに変身

2014年04月22日 20時05分33秒 | インドネシア
またまたご無沙汰して申し訳ありません。
先日、8日にBogor線を中心に運用に充当されていた103系のT'c597 T246 M'231 Mc105 Tc359 M654 M'810 T'c384が検査入場したことをお伝えしましたが、現地社員からの情報では東海色で再塗装されると聞いていたものの、ななななんと私の予想したとおりKCJカラーに塗り替えられているという情報をいただきました。
低運転台のほうの編成については写真がありませんので、どのような感じになっているのかわかりませんが、下の写真と同じような塗り方かと思いますので、これはこれでお楽しみということで写真をいただきしだいお見せしたいと思います。

模型に塗装しているようにも見えますがこれは本物です。205系に準じているのか前照灯と後部標識灯部分は白く塗られています。
また、ロゴがなぜかKCJではなくPT.KAIになっていますが、なぜでしょうかね。後日、KCJのロゴに変わるのかもしれませんが、ひょっとするとPT.KAIの車両なのかもしれません。


側面はというと、やはりKCJ塗装が採用されている形式と同様に赤色の部分が斜めに切り込んでいます。
おそらく来月には出場するものと思われますが、205系は10両編成が対応可能なBogor線を中心に今後も運用に充当されることが予想されることから、103系は他の路線での活躍も考えられますが、果たしてどのような活躍が今後見られるのか期待が膨らむところです。
また、前回も申し上げましたように床下機器の一部が取られてしまったMc153やTc815の編成の去就が気になりますが、103系ファンの私としてもこの編成も修繕が実施され、なんとか復帰してほしいと願っておりますが、動けない状態でも東海色とこのKCJカラーの並びは1回でよいから見たいですね。

(写真は全てBpk.Suroさん)

ジャカルタの103系、検査入場

2014年04月08日 22時05分02秒 | インドネシア
ジャカルタから私にとって嬉しいニュースが飛び込んできましたので、簡単にご紹介します。
今まで運用に充当されていた103系のT'c597 T246 M'231 Mc105 Tc359 M654 M'810 T'c384ですが、205系が続々と運用に充当される中、お役御免ということでしばらくDepok車庫に留置されていました。
これでジャカルタの103系の活躍もここまでかと思われていましたが、先週、なんと修繕のピットに収容され、検査が実施されるようです。


ジャカルタの103系は検査の度に色を変えておりますが、ジャカルタ譲渡当初は武蔵野線のままのカラーであるオレンジ色で活躍し、その後、新潟地域の旧型国電にも採用された新潟色に変更され、2008年には青系の塗装に変更されました。そして2011年には私の自慢ではありませんが、15のデザインを提案させていただき、そのうちの1つのデザインである東海色が採用され、私の夢が叶えられて感無量でした。
現地鉄道会社の1人の社員からの情報によりますと、色はどうもこの東海色を再度採用するとのことですが、もしかするとKCJの標準色である赤と黄色になることも予想されます。私としてはKCJカラーの103系バージョンも見たいところですが、以前の東急8500系や8000系で採用されていた編成ごとに色を変えてくれたほうがバラエティー豊かで見るほうとしては楽しいですし、この103系もやはりKCJカラーではなく、できれば東海色のままであり続けたほうが良いのではないかと思っているところです。


今回は新たなデザインを提出する機会を逸してしまいましたが、来月あたりには検査が完了し、まだまだ活躍する姿を見ることができるのではないかと期待しております。
また、横浜線205系譲渡の輸送などに関する入札が実施されたようですが、車両の動きが出ていないことから今後どのような動きが展開されるのか不透明であるものの、今後、譲渡が決定され、ジャカルタ到着に目処がたった時点で、検査後の103系を求めて今年も訪問することを予定しております。

下の車両はMc105で、私と同じ頃の年代に生まれた車両ですが、製造から半世紀を迎えようとしており、新たな仲間である205系とともにますますの活躍を期待したいところです。
もちろん、床下機器の一部が取られてしまったMc153やTc815の編成の去就も注目されますが、こちらの編成も復帰することを願いたいところです。
(写真は全てBpk.Suroさん)

南武線快速、稲城長沼まで運転区間を延長

2014年04月02日 18時35分11秒 | 南武線
先日、3月15日のダイヤ改正より、南武線の快速列車の運転区間が今までの川崎~登戸間から川崎~稲城長沼間に延長され、同時にダイヤ改正以前までデータイム時に快速列車に接続する川崎~登戸間の各駅列車も稲城長沼まで延長されました。快速列車の停車駅は川崎~登戸間は従来どおりの停車駅であり、登戸以北は京王相模原線の乗換駅である稲田堤に停車し、稲城長沼から先は各駅に停車します。また、快速列車の川崎~立川間の所要時間が47分となり、ダイヤ改正前よりも2分短縮しました。
その他、平日朝のラッシュ時に立川方で増発が実施され、平日の運用本数も改正前の33本から34本と1本多くなったことから横浜線で使用されていたクラH26が中原に転入し、3月6日からナハH17として運用開始されました。


ということで、ダイヤ改正時の3月15日に南武線ウォッチングを行ってみました。
昨年12月20日の記事では、従来どおり快速列車と各駅列車の緩急の接続は、3月のダイヤ改正で実施されないのではないかと推測しておりますと述べてしまいましたが、実際には下り上りともに実施され、私も少々驚いております。
上りについては武蔵中原で快速と各停の緩急接続が実施され、快速は本線の1番線、各停は中線の2番線に入線し、各停から大勢の乗客が快速に乗り換えているようです。


一方、下りについては武蔵溝ノ口で快速と各停の緩急接続が実施され、快速は本線の2番線、各停は下り1番の3番線に入線し、昭和44年から53年に快速列車が運転されていた当時と同じシーンを見ることができます。(一部は武蔵中原で追い抜きが実施されていました)


稲城長沼においては稲城長沼折り返しの列車は下り中線の3番線に入線するため、上り快速から各停への乗換は同一ホームではできず。快速の停車する稲田堤まで快速に乗車し、稲田堤から後続の稲城長沼始発の各停に乗り換えることになります。矢野口への利用者に対しては今のところ不便ですが、稲城長沼で反対側のホームへ乗り換える必要があります。


本日はダイヤ改正に伴う快速の話題を述べましたが、また、時間のある時に南武線ウォッチングを行い、稲城市内の連続立体交差事業の様子や今後7月頃に予定されているE233系投入の動きも出てくると思いますので、その度にご報告したいと思います。


増殖しつつある横浜線E233系と去就が注目される205系

2014年04月01日 18時03分55秒 | 横浜線
前回3月上旬の更新からご無沙汰しておりますが、仕事が長期に渡り忙しくなり、更新が遅れまして申し訳ありませんでした。本日は4月1日ということで上手なウソでもついて皆さんを騙そうなんて思っておりましたが、私の性格上、うまい話しもできませんし、新年度の始まりということもあり、ここは真面目に地元の話題から簡単にご報告したいと思います。
先日、横浜線E233系デビューについて簡単に報告しましたが、デビュー当初の2月16日にH001とH016編成がそれぞれ絵柄の異なるデザインのヘッドマークを取り付けて運用が開始され、3月末までにその姿を見ることができるということでしたので、愛用のボロボロスクーターを走らせ沿線で撮影してみました。
まずはH001の東神奈川方には横浜のシンボルである港とカモメがデザインされています。


反対側の八王子方には八王子市の花であるヤマユリなどがデザインされていました。
このH001編成はおそらく本日4月1日朝までヘッドマークが取り付けられていたようですが、今夜の運用からはそのヘッドマークが取り外されているのではないかと予測されます。


一方、H016編成の東神奈川方には横浜線を走った103系や73系などの歴代の車両が描かれており、車両好きな者にとっては嬉しいデザインになっていました。
こちらの編成のヘッドマーク掲出は先週27日までであったようです。


また、この編成の反対側はE233系のデザインが描かれていました。


現時点でE233系は早いもので約10本も運用に充当され、既に全体の1/3も占めており、今月末には全体の半分をE233系で占める勢いでありますが、離脱した205系は各所に疎開され、留置が行われていますので、今後の去就が気になるところであります。
先日、お伝えしましたようにジャカルタのKCJでは車両の輸送に関する入札のアナウンスが実施され、問題なく入札先が決定されれば譲渡に向けて何らかの動きが出るのではないかと思いますが、今のところ具体的な動きは出ていないようです。
また、KCJでは元埼京線の205系がBogor線で本格的に使用されるようになりましたが、10両の有効長が確立されていない路線での抜本的な輸送力増強が必要であり、Bekasi線CikarangまでやBanteng(Serpong)線Rangkasbitungまでの電化開業、Nambo線の旅客列車による開業も計画されていますので、横浜線205系の車両はこれらの輸送を担う上では最適なのではないかと思いますが、近いうちにこれらの車両の今後の行方が見えてくるのではないかと期待しております。