まずは、あらためてこのたびの東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに被災された皆様にお見舞い申し上げます。
3月12日のダイヤ改正より、南武線に33年ぶりに快速列車が復活するということで、私もとても期待しておりましたが、11日午後2時46分、史上まれにみる巨大な地震に見舞われ、見事に出鼻をくじかれてしまいました。
実はダイヤ改正前の11日昼に南武線快速列車をどこで撮影しようかと床屋へ行くついでにシュミレーションを行っていました。まず、中原電車区の様子を覗いてみましたが、下の写真のように各編成の行先表示が問題なく作動するのかどうかテストが行われ、種別幕についてもチェックされていたようでした。
その後、川崎駅まで参り、ダイヤ改正当日、セレモニーが駅構内コンコースと南武線ホーム上で行われ、快速の一番列車は6番線発着とのことでしたので、どのように撮影したらよいのか考えながら14時頃に帰宅したのでした。
しばらくして仕事を始めたとたんにその2日前(9日)に発生した地震のようにゆっくりした揺れに気づき、思わずテレビを付け、緊急地震速報を確認した瞬間に今まで経験したことのない大きな揺れに襲われました。揺れた時間も5分と非常に長く、ただならぬ地震ではないと悟り、海上が震源地であれば大津波警報が発令されるのではないかと思っておりましたが、その予感は私の予想をはるかに上回る大きな津波を観測し、甚大な被害をもたらしてしまいました。
JRの各路線は地震発生後、まったく動かず、12日のダイヤ改正当日は原子力発電所及び火力発電所の停止により終日運休となり、13日も引き続き終日に渡って運休となりました。14日からは計画停電により普段より本数を減らして運行され、15日からは当初の予定では快速列車が運行されることになっていましたが、より一層の節電に協力する必要性が生じたため、快速列車の運行ができなくなりました。
南武線では快速列車の運行に向けて、先日もお伝えしましたように車両にヘッドマークの取り付けが行われたり、快速のPRをするためラッピング車両が登場し、南武線の各駅では下の写真のように快速列車が運行されることを告知するポスターなどが貼られておりました。しかしながら、今のところ電力不足から快速列車の運行の見通しがつかず、とうとうヘッドマークが取り外され、川崎駅では快速電車運転の横断幕が撤去されてしまいました。
ヘッドマークも22日確認したかぎりでは、すべて取り外されてしまいました。なお、快速のラッピングはそのままのようです。
また、快速列車運行を記念して、103系や205系、209系の南武線オリジナルポストカードがもらえるキャンペーンが行われる予定でしたが、実際に実施されたのか中止になってしまったのかわかりません。
快速停車駅では、下の写真のように「快速停車」と書かれた看板がホーム端に設置されています。
3月5日にデビューした「はやぶさ」も出鼻をくじかれてしまったわけですが、南武線の快速列車はデビューまであと1日というところで大地震に遭遇し、節電しなければならないこのご時勢に本当に快速列車がデビューできるのか、それとも呪いにでもかかったように幻だけの快速列車となってしまうのか、今後の行方が心配です。
3月12日のダイヤ改正より、南武線に33年ぶりに快速列車が復活するということで、私もとても期待しておりましたが、11日午後2時46分、史上まれにみる巨大な地震に見舞われ、見事に出鼻をくじかれてしまいました。
実はダイヤ改正前の11日昼に南武線快速列車をどこで撮影しようかと床屋へ行くついでにシュミレーションを行っていました。まず、中原電車区の様子を覗いてみましたが、下の写真のように各編成の行先表示が問題なく作動するのかどうかテストが行われ、種別幕についてもチェックされていたようでした。
その後、川崎駅まで参り、ダイヤ改正当日、セレモニーが駅構内コンコースと南武線ホーム上で行われ、快速の一番列車は6番線発着とのことでしたので、どのように撮影したらよいのか考えながら14時頃に帰宅したのでした。
しばらくして仕事を始めたとたんにその2日前(9日)に発生した地震のようにゆっくりした揺れに気づき、思わずテレビを付け、緊急地震速報を確認した瞬間に今まで経験したことのない大きな揺れに襲われました。揺れた時間も5分と非常に長く、ただならぬ地震ではないと悟り、海上が震源地であれば大津波警報が発令されるのではないかと思っておりましたが、その予感は私の予想をはるかに上回る大きな津波を観測し、甚大な被害をもたらしてしまいました。
JRの各路線は地震発生後、まったく動かず、12日のダイヤ改正当日は原子力発電所及び火力発電所の停止により終日運休となり、13日も引き続き終日に渡って運休となりました。14日からは計画停電により普段より本数を減らして運行され、15日からは当初の予定では快速列車が運行されることになっていましたが、より一層の節電に協力する必要性が生じたため、快速列車の運行ができなくなりました。
南武線では快速列車の運行に向けて、先日もお伝えしましたように車両にヘッドマークの取り付けが行われたり、快速のPRをするためラッピング車両が登場し、南武線の各駅では下の写真のように快速列車が運行されることを告知するポスターなどが貼られておりました。しかしながら、今のところ電力不足から快速列車の運行の見通しがつかず、とうとうヘッドマークが取り外され、川崎駅では快速電車運転の横断幕が撤去されてしまいました。
ヘッドマークも22日確認したかぎりでは、すべて取り外されてしまいました。なお、快速のラッピングはそのままのようです。
また、快速列車運行を記念して、103系や205系、209系の南武線オリジナルポストカードがもらえるキャンペーンが行われる予定でしたが、実際に実施されたのか中止になってしまったのかわかりません。
快速停車駅では、下の写真のように「快速停車」と書かれた看板がホーム端に設置されています。
3月5日にデビューした「はやぶさ」も出鼻をくじかれてしまったわけですが、南武線の快速列車はデビューまであと1日というところで大地震に遭遇し、節電しなければならないこのご時勢に本当に快速列車がデビューできるのか、それとも呪いにでもかかったように幻だけの快速列車となってしまうのか、今後の行方が心配です。