Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

Padangの貨物列車

2007年05月06日 21時11分33秒 | インドネシア
インドネシアの旅客鉄道は、ジャワ島のみならず、スマトラ島でも存在します。スマトラ島内ではPalenmbang周辺(Bandar Lampung~Palembang、Prabumulih~Lubuklinggau)、Padang周辺、Medan周辺で旅客鉄道が行われており、そのうちPadangでは観光列車が日曜日のみ運行され、一般旅客用の列車は運行されておりません。その観光列車はPadang~Pariamanの約50kmの区間に運行され、2005年現在の時刻は8:30にPadangを出発し、目的地のPariamanには10:12に到着します。帰りは14:30にPariamanを出発し、Padangには16:12に到着します。クーラーも付いた車両もあるようですが、乗客が20人集まらないと運行は中止されるとのことで、私も現地へ訪ねた時には私も含めて3人でしたので、運行が中止されました。ちなみに50万ルピアを支払えば、たとえ乗客が1人でも運行されるとのことです。結局、私は諦めてしまい貨物列車に乗車することにしました。貨物列車はPadangから約10Km山側のIndarungからBukit Putosを経由し、海岸の方へ運行されているようですが、私はBukit Putos~Indarungの貨物列車の機関車に乗車し往復してみました。現地の社員にコーヒー代やタバコ代を払えば乗車できますので、お好きな方はお試しください。

INKA製造のKRLI

2007年05月06日 20時41分01秒 | インドネシア
この車両はインドネシアのINKA製造のVVVF車両で、4両編成2本が製造されました。2005年あたりから1本は調子が悪いとのことで、1本のみTanah Abang~Bogorで活躍しております。外見はヨーロッパ風でかっこの良い車両ですが、現地の社員の中ではとても扱いにくい車両のようです。現在この車両の前面ガラスに投石用の金網が設置されております。

JABOTABEKの103系

2007年05月06日 20時31分24秒 | インドネシア
約3500両も製造された103系は、日本国内での地方私鉄への譲渡はありませんが、04年秋にインドネシアへ4両編成4本の計16両が譲渡されました。昨年の冬あたりまでは武蔵野線の色のまま使用されましたが、検査を期に全ての車両が旧型国電の新潟色のような塗装に変更され、前面の窓にも投石用の金網が設置されました。写真は2005年9月に撮影したMc105ですが、現地の日本語のできる社員の方がカタカナとローマ字で方向幕を作成し、他の編成にも設置したいと述べていました。インドネシア人でカタカナのわかる人はほとんどいないのですが、お遊び程度であったのかちょっと疑問です。

JABOTABEKの旧塗装の6000形

2007年05月06日 20時10分49秒 | インドネシア
ジャカルタ周辺(JABOTABEK)では、日本でかつて活躍した車両がこの地で再び活躍しております。
6000形はジャカルタと姉妹都市である東京都から72両を無償で譲渡されております。6両編成が8本と8両編成が3本組成され、6両編成もので3本が先頭車改造されております。写真は2003年Bogorで停泊中の1コマで、この頃までは青帯でしたが、現在では一部を除いてオレンジ色に変更されております。また、時代によってはKOMPASやコカ・コーラなどの広告車両も見られました。

Pangkah製糖工場の蒸気機関車

2007年05月06日 19時47分35秒 | インドネシア
初めてブログを開設します井上と申します。
アジア各国の鉄道や地元の鉄道である南武線の写真や記事を提供させていただきたいと思います。
まず初めはジャワ島中部のTegal郊外のPangkah製糖工場の蒸気機関車です。
島内は中部・東部を中心に製糖工場が集中して立地し、現在ではあまり見られない蒸気機関車も多く活躍しております。ここPangkahでは工場内に約10台の蒸気機関車が活躍しております。