建築家ルイス・バラガン(1902-1988)の自宅を訪れる。前もってメールで見学日時を予約しようとしたがなかなか返事がなかったので、数日前に宿の人に相談して電話で予約してもらうとすんなりOKが出た。バラガン建築を見ることをメインにメキシコにやってきたので、その目的が達成できることに前日からそわそわしていた。
ガイドつき(西or英語)でまわるので、忙しないかなと思った予想に反して、ガイドのメキシコ人学生がエピソードなども加えて、ゆっくり回ってくれたので小一時間の充実した時と空間を堪能した。
玄関から中に入ると、外部の騒音が嘘のように遮断され、彼独特の洗練されかつ居心地の良い空間が広がる。空間のプロポーションに加え、窓の位置と光の入り方、色の使い方、家具の選択と置き方、庭の樹木の配置などなど、唸ってしまう。著名建築家ら(安藤忠雄氏、坂茂氏、Geoffrey Bawa氏等)が影響を受けたのは間違いない。
1997年から98年にかけて住宅の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した個人住宅を5つほど回る機会があったが、その時以上の感動を覚える。もちろん私自身の好みも影響しているのだが、キリスト教信者であったバラガン氏の持つ信仰心が空間に表現され、とても濃い空間がかもし出されている。
版権の都合とかで、内観は写真が撮られなかったのが残念だったが、その分印象をしっかり記憶に留めておくことができて良かったなと思う。写真を撮ることが目的になってしまうこともあるし。上記の写真の灰色の壁がルイス・バラガン邸と作業場。手前のピンクの壁はオルテガ邸(同じくバラガン設計)。
詳しい説明や写真は以下のサイトに。
Casa Luis Barragan
ここで初めて、日本人に会う。メキシコの地方都市で日系ゼネコンが建てる工場の現場監督を行っているらしい。『期待するレベルを初めから下げておかないと身が持ちませんよね』と話が合った。でかいポスターを潔くフレームごと買うあたりはゼネコン職員らしい(?)。
近くの市場に出ている屋台で軽く昼食を済ませて、次の建築に移動した。
ガイドつき(西or英語)でまわるので、忙しないかなと思った予想に反して、ガイドのメキシコ人学生がエピソードなども加えて、ゆっくり回ってくれたので小一時間の充実した時と空間を堪能した。
玄関から中に入ると、外部の騒音が嘘のように遮断され、彼独特の洗練されかつ居心地の良い空間が広がる。空間のプロポーションに加え、窓の位置と光の入り方、色の使い方、家具の選択と置き方、庭の樹木の配置などなど、唸ってしまう。著名建築家ら(安藤忠雄氏、坂茂氏、Geoffrey Bawa氏等)が影響を受けたのは間違いない。
1997年から98年にかけて住宅の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した個人住宅を5つほど回る機会があったが、その時以上の感動を覚える。もちろん私自身の好みも影響しているのだが、キリスト教信者であったバラガン氏の持つ信仰心が空間に表現され、とても濃い空間がかもし出されている。
版権の都合とかで、内観は写真が撮られなかったのが残念だったが、その分印象をしっかり記憶に留めておくことができて良かったなと思う。写真を撮ることが目的になってしまうこともあるし。上記の写真の灰色の壁がルイス・バラガン邸と作業場。手前のピンクの壁はオルテガ邸(同じくバラガン設計)。
詳しい説明や写真は以下のサイトに。
Casa Luis Barragan
ここで初めて、日本人に会う。メキシコの地方都市で日系ゼネコンが建てる工場の現場監督を行っているらしい。『期待するレベルを初めから下げておかないと身が持ちませんよね』と話が合った。でかいポスターを潔くフレームごと買うあたりはゼネコン職員らしい(?)。
近くの市場に出ている屋台で軽く昼食を済ませて、次の建築に移動した。