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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

涙の品切れ

2008年09月17日 | Weblog
「涙に品切れがあったらいいのに」とは『太陽の子』灰谷健次郎著の主人公ふうちゃんの言葉だが(友人Yさんに借りたこの文庫本を最近の出張の友にしています)、今日は不覚にも職場で涙を見せてしまった。

この日曜の新聞に、D監督の後任を募集するための空席情報を掲載した。スタッフには、知らないふりをしようかとも思ったが、上司の自分が何の説明もしないわけにはいかないので、スタッフを集めて簡単に話すことにした。

彼の体裁もあり、真実を語るわけにはいかず、思い悩んだ結果「彼は一身上の都合で、この職場を・・・」と言いかけた瞬間、感情をこらえきれず彼らの前で泣いてしまった。「どうか後任が決まるまで、力をあわせてこの状態を乗り切ってほしい」と何とか言い終えて、席を外した。しかし最近泣きすぎだ。