Kオジサンの気の向くまま

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秋の乗り放題バスで、山陽へ そして山陰へ。 (第1日)

2017年10月15日 23時17分57秒 | 秋の乗り放題パス

はじめに
10月14日が鉄道記念日です。その日を前後して2週間ほどの間、秋の乗り放題バスが使用できます。今年は10月07日~10月22日 が利用期間となっています。
青春18キップの秋版と同じようなものなのですが、三日間を続けて使用しなくてはならないと言う制約があります。
前々から、行きたいと思っていたのが境港の水木しげる記念館です。それにユースホステルに泊まってみたいと思っていました。山陰線の餘部鉄橋が新しい橋となりましたので、その橋も見てみたいと思っていました。
往路に山陰線で向おうと考えたのですが、時間が掛かりすぎでした。それで東海道線、山陽線で岡山に向う。そして、翌日に中国山地を越え、三日目に松江から帰って来る計画を立てました。
秋の乗り放題バスの期間は短く、利用できる日数が少ないですが、青春18キップの時のような喧騒さの無い旅をする事が出来ました。
(第1日)
第1日は岡山に向かいました。岐阜から東海道線、山陽本線と乗り継いで、ひたすら岡山を目指しました。岡山では岡山城に登城し、岡山駅に戻る際は路面電車に乗ってみました。その後は倉敷に向いました。
倉敷では氏神である阿智神社の秋季例大祭にあたる日でした。それに合わせて「倉敷屏風祭」も行われていました。家々で、おひろめされる屏風を見る事が出来ました。
今日、乗車した列車の表示時刻です。ほぼ、定時に運行していました。
那加(06:55)  -  岐阜(07:03)  岐阜(07:22)  -  米原(08:09)  米原(08:18)  - 姫路(10:48)  姫路(11:07)
  -  相生(11:26)  相生(11:28)  -  岡山(12:38)   岡山(14:32)  - 倉敷(14:48)


岡山に向かって

(06:54) 
JR高山線那加駅です。
06時55分発の岐阜行きの普通列車が定刻に入線してきました。



(07:22) 
JR東海道線岐阜駅です。
米原行きの区間快速が入ってきました。岐阜から米原までは各駅停車になります。
車内は比較的、空いていました。




(08:14) 
JR東海道線米原駅。
08時18分発の姫路行きです。
8両が米原駅で待っていて、長浜駅から来る4両を連結しました。



車窓から明石大橋が望めます。




10時48分に姫路駅へ着きました。
プラットホームから姫路城が見えますが、フェンスが邪魔しています。




播州赤穂行きの列車が発車する時間は11時07分で、発車までに少し時間が有ります。
ホームのえきそばの店。
入口の横で食券を買い、店に入りました。
和風味の汁にラーメンの麺です。




(10:57) 
JR山陽本線姫路駅。
この列車。11時07分に発車します。
播州赤穂行きに乗り、相生へ向かいます。




相生駅が見えてきました。列車の右側は新幹線の高架です。
岡山行きの列車が、既に待っています。




(11:26) 
JR山陽線相生駅。
3番ホームで岡山行き普通列車が待っていました。
2番線に到着して3番線で出発です。島型ホームで、着いた対面で列車が待っているので、助かります。それに18キップの時ほど混雑していません。
11時28分。定刻に発車しました。






キッカケは「何処まで行くの?」でした。
向かい合った座席で、男性が声を掛けてきました。男性の胸ポケットに乗車券の袋が入っているのが見えました。この人も「秋の乗り放題バス」の人だなと思ったのです。
色々と言葉を交わしました。名古屋の男性でした。と言う事は、私と同じ列車にず~と乗って来たのでした。
彼は、岩徳線経由で宇部小野田に向かうのだと話しました。そして行程表を見せてくれました。乗り継いで行き、今夜8時過ぎに着く計画でした。
彼は、いわゆる「乗り鉄」です。私の行程を説明し、明日は伯備線で米子に向かうと話したら、備中松山城が好いと言いました。山城では日本一の高さなのですが、乗り合いタクシーで向かうと良いと言っていました。城巡りに興味を持ったなら行って見るのも好いかもしれません。
色々と話しをしました。彼の友人が私の住む町に住んで居るといっていました。
彼の情報で、スパーホテルが好いと言っていました。アチコチに有るホテルです。参考にしようと思いました。

一期一会の出合でした。




三石駅を出てから車内検札が始まりました。
普通列車での車内検札は珍しいと思いました。でも、私達のように長距離を乗る乗客も居ます。そう言う人も居るので、車内検札が必要なのでしょう。
狸寝入りなのか、本当に寝ているのか、車掌は声を掛けましたが男性は置きませんでした。それで、その場は去り、後からその男性の下に検札に来ました。キップを見てスンナリと引き下がって行ったのではなかったのです。実際はどうだったのだろうか。


岡山に着きました。岡山城に向かいます

岡山駅に着いてから岡山城に向かいました。
岡山駅の正面。
桃太郎大通りを歩いています。
来月のおかやまマラソン。
飾り旗が垂れ、大会前の前景気を盛りたてています。


岡山市の路面電車

岡山城に向かう間、色々の路面電車を見かけました。この路面電車。検索しましたら岡山電気軌道株式会社と言う会社がが運営している、民間鉄道会社のようです。
少しでも収益を上げようと、広告が描かれたカラフルな車体です。色々の車両の中でも、連接車は新しい車体なのでしょう。広告は載せていません。車体のMOMO2の字が読めます。と言う事はMOMO1が有るのかも知れません。
http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/iroiro.html




「ももちゃり」と言うコミニティサイクルのステーションを見かけました。
自転車を借りて走ると、行動範囲が広がる事でしょう。
http://momochari.jp/




岡山城が見えるトコロに来ました。
左側の川は旭川です。
城の下の川で、天然の堀の役割をしていたのでしょう。


岡山城に来ました。

雨空の下。
岡山城を見上げます。




城の前まで来ました。
3人の若いお嬢サンたちにスマホのシャッターを押すのを頼まれました。
それで、シャッターを押してあげ、反対に私もカメラのシャッターをお願いしました。




城内に入りました。
結婚式みたいな雰囲気。それで、殿様と奥方の格好をした人たちでした。新郎新婦かと思ったのです。撮影しても好いですかと聞いてOKを貰いました。そうしたら、日本人ではなかったのです。撮影させて貰って、「謝謝」と言葉を掛けました。




こちらは関ケ原の合戦にかかる武将の甲冑が並んでいます。
諸々の武将。
それに関ケ原の合戦で両軍が対峙している配置図も有りました。




天守閣の最上階へ上がりました。


岡山駅に戻ります

お城から岡山駅に戻ります。
帰路は路面電車に乗ってみようと思いました。
城下の電停。
電車が来ました。
頻繁に電車が出ていましたが、この時。20名ほどの乗客が居ました。列になっていて、順に乗車しました。




この電車。城下電停に来る前は3人ほどの乗客でした。
それが、満席になりました。
常時、これだけの人が乗り続ければ赤字解消に結びつくでしょう。
この電車。後で気付いたのですが、「たま電車」でした。


岡山駅

電車が岡山駅前まで来ました。
前方に岡山駅が見えます。



倉敷に向かいます

(14:32)
只今、14時30分です。
糸崎行きの普通列車。もうすぐ発車します。


倉敷駅に着きました。

倉敷駅に着きました。
この先、倉敷美観地区を歩き、ユースホステルに向かいます。


えびす通り

倉敷駅から倉敷美観地区へ向かう道は元町通り、そしに倉敷中央通りで向かえるのですが、そんなメインの通りでなく、アーケードの下を歩くコースで向かいました。




歩いた道は、えびす通りと表示して有ります。
祭りに関連してか、甘酒を販売しています。




えびす通りの商店の前に、イーゼルに額が載せてあり、色々のアーチストの絵が見れました。
ミレにミロ。シャガールやモディリアーニ。日曜画家と言われたアンリ・ルソーの作品も展示して在りました。




左は阿智神社の御祭礼の幟が見えました。
右はアーケードが途切れたところで見えた阿智神社の参道です。提灯が見えます。


第16回 いけばな展

倉敷屏風祭に協賛したいけばな展のチラシです。
回を重ね、第16回となっています。




いけばな展の作品がアチラこちらに展示して有ります。




こちらはフォックスフェイスを使った作品です。



倉敷屏風祭

倉敷屏風祭のパンフ。
裏側に展示会場の地図が載って居ます。


本通り

倉敷本通り商店街です。



倉敷現代工芸秀作展がギャラリー十露で開かれています。
この作品展。
倉敷ライオンズクラブのチャリティ事業です。




阿智神社御祭礼に協賛して倉敷屏風祭が行われています。
こちらは№10で永井邸です。





永井邸の屏風です。
横には鎧も見えます。





杉玉が下がっているのが見えます。




杉玉が見えた森田酒造です。




森田酒造の屋内です。
二双の虎の屏風が展示して有りました。




№16
こちらは上島提灯店。
女性が、しゃがみ込んで生花を眺めています。



女性がしゃがみ込んで見ていた生花です。





上島提灯店の店内です。





店内の屏風を拝見しました。





雨の本町通り。




こちらは№17で襟立製帽所です。







ススキを使った生花。





人力車が客を乗せ、ガイドして廻っていました。






倉敷アイビースクエア

倉敷ユースホステルに向かう途中、倉敷アイビースクエアーに寄りました。
こちらはスクエアーの西側の入口です。




内部に入ってみます。
右の白い看板。
アイビースクエアーの平面図。
それに、この場所はかつては代官所であったと説明しています。





奥の方まで進んできました。
「デニム オン ライフ」と表示して有ります。
この倉敷の地域はジーンズの生産が盛んなところです。
館内に入りましたら色々のメーカーのデニム製品が並んでいました。


倉敷美観地区に来ました

倉敷美観地区まで来ました。
さすがにこの場所は多くの人が居ます。





倉敷川と柳。
前方に石橋が望めます。




石橋の上からの眺め。
橋の下の川は倉敷川です。





川沿いではハギが咲いていました。




日本郷土玩具館に入りました。
孫への土産を・・・・・と言う目線で品々を眺めました。
旅を始めたばかりで荷物になる物は避けたい。
それで、可愛いコマを選びました。


倉敷ユースホテルへ

倉敷ユースホステルは高い位置に有ります。
雨の中、山への坂道を登って行きます。




倉敷の街の展望が利く場所に出ました。
前方に見えるのは倉敷美観地区です。


倉敷ユースホテル

階段を登って行くとくらしきユースホステルの玄関になります。




ユースホステルのフロントです。




客室です。
2段ベッドが2基有りまして、4人の部屋となっています。




大広間です。
オンシーズンなら若い人たちの笑い声が絶えないのかも知れません。




ユースホステルのペアレントママです。
今日は、夫婦で阿智神社秋季例大祭に携わっていたと話しました。
https://www.kurashiki-tabi.jp/blog/?p=47947
今年は雨の中の行列となりました。
こちらは阿智神社 御神幸行列のユーチューブです。2015年10月のもので、行列が倉敷美観地区を進みます。https://www.youtube.com/watch?v=JD-FV5Uz2ts


ママは倉敷の街が大原美術館を中心にして、回りの商店街がマッチしていると話しました。駅からここまで歩いて来て、イーゼルに多くのアーチストの作品が紹介してあり、その通りだと思いました。
この大広間に美術全集が並んでいましたので、絵が好きですかと聞くと、絵も好きだけど写仏に取り組んでいるそうでした。お喋り好きのペアレントママでした。
ママと話していて、女性がお風呂、有難うと言いに来ました。先に女性が入ったのです。それで、続けて入ってと言われました。今夜は女性が2名。男性は私だけでした。夏休みの時期は多くの人が来るが、今の時期には訪れる人が少ないと話しました。

感想
普通列車と快速を乗り継いで岡山まで来ました、カラフルな路面電車たち。これ程色々の路面電車が見られるとは想像していませんでした。中小私鉄の企業努力で少しでも収益に結び付けようと広告電車となっていす。
以前に岡山城へ訪れた事が有ります。今は綺麗になっています。職員に聞きましたらリニューアル工事を行ったのだと話しました。
ユースホステルの会員証が手元に残っています。宿泊してスタンプを押して貰っていました。それには昭和42年4月29日の日付が押して有ります。50年も前の事です。勿論、そのユースホステルは閉館しています。岡山で泊まって翌日に倉敷に来ました。その時、民芸館に入りました。織機で使う杼(ヒ)を説明してくれました。英語でシャトルと言うと話していたのは記憶しています。あの時、美観地区を散策しましたが、全く記憶に残っていません。それで、初めて来たたように感じました。

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