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史跡巡りウォーク  第1回 伊木山西周辺の史跡巡り

2019年05月09日 23時15分04秒 | 史跡めぐりとウオーキング講座 等

各務原市教育委員会西ライフデザインセンターの前期長期講座を受講しました。この講座、全部で5回の開講となっています。定員が20名でして申込者が多い場合は抽選となる講座でした。申し込んで、当選したとの案内がありました。
そして、今日が第1回の講座でした。
参加者の面々。
前回、参加した時に見かけた顔。また、前回参加した時に見かけた人の顔が無かったり・・・・・・・。
そして、この時思ったのは当選してラッキーだったなと言う事です。

大牧古墳群と伊木山周辺ウォーク
伊木山西駐車場 ~  泥流堆積物層 ~  大牧1号古墳 ~  ふな塚古墳 ~  大井木集落 ~  
観音寺(熊野神社) ~  伊木山西駐車場


講座の案内チラシです。
全部で5回となっています。



今日の集合場所は伊木山の西登山口の駐車場となっていました。
担当者から今日が第1回で市民憲章の唱和は行わないが、班を1班と2班に分けると云うような説明がありました。




陵南小学校に向って歩き出しました。





大伊木地区を歩きます。
ここは各務原台地の南側。
黒ボクと言う土壌です。
各務原はニンジンの産地で春ニンジンと夏ニンジンが取れます。
ニンジンを収穫している男性にカメラを向けたら、笑ってピースサインをしてくれました。

右は大きな袋に入ったニンジンです。
男性が乗っている収穫機の左側に見えるのがニンジン収納袋です。
この後、洗浄し選別して箱詰め。そして出荷となるのでしよう。




陵南小学校に向って歩いてきました。
ナンジャモンジャの花が満開に近い状態となっています。





陵南小学校の校庭へ来ました。
陵南小学校は字で示すように各務原台地の南側に位置します。


陵南小学校の校庭に有る大牧一号古墳です。
歴史民俗資料館のT学芸員が説明のために来て、待っていてくれました。




大牧一号古墳は前方後円墳です。
県下でも指折りの大きさの古墳です。
普段は内部へ入る事が出来ませんが、今日は特別に公開して貰えました。
玄室の中に石棺が横たわっています。
この石棺は砂岩で出来ています。
大きさから言って、羨道から運び込んだ時は分解して入れて、中で組み立てたのではなかろうかと言う事でした。




今日の講師。
中山道鵜沼宿ガイドボランティアの講義で、お手製の資料で説明です。
古墳の年代と聖徳太子のが対比して有り、何時頃の時代なのか、想像できます。





歩いていて目に留まったのが梨畑です。
小さな梨の赤ちゃんが出来ています。
今は2個ですが、何れ1個に摘果するのでしょう。


ニンジンの収穫シーン。
そして、梨の赤ちゃん。
こんな事と向き合えるのは、滅多にない事です。
史跡を巡るのが主目的ですが、このような場面を見れた事が新鮮に感じられました。




ふな塚古墳へ来ました。
説明板の前で説明を受けています。


この辺りは大牧古墳群と言われる古墳の多い地域です。
大牧一号古墳やふな塚古墳は形を留めていますが、多くの古墳は取り壊されています。
調査で76号まで有るのを確認されています。
この一帯。
大古墳地帯であると確認されています。





小山の渡し跡まで歩いて来ました。
木の下に馬頭観音がひっそりとたたずんでいます。




小山の渡し跡の説明板の前で説明を受けています。





これが、小山の渡し跡の説明板です。
かつては、この場所と対岸の扶桑町小渕を結んでいました。
先の対戦中、名古屋の大江から海路、船で飛行機を運んで来て、ここで陸揚げしたのでした。
引き上げられた飛行機は各務原飛行場で完成させて飛ばしました。




小山の渡し跡から戻ります。
そして、目にしたのが道標です。
渡し船で渡って来て、向う先を表しています。
明治、大正。そして昭和初期。この道標が役にたったのでしょう。



熊野神社前の広場へ戻って来ました。
この場所の東側に伊木山が有ります。
この伊木山に城が有りました。
城と言っても砦のようなものです。
その城を居城にしていたのが伊木清兵衛です。
説明で聞いたのは伊木清兵衛が池田輝政の家来だったのだそうでした。
姫路城を築城したのが池田輝政ですが、輝政の手足となって働いたのが伊木清兵衛だそうでした。
郷土の先人が武功を挙げた武人の手足となって活躍した事は誇りに思えることです。


感想
史跡巡りに関係ない事柄ですが、ニンジンの収穫場面を見ました。このようにニンジンを収穫しているのだと知り、新鮮に感じました。
伊木清兵衛が池田輝政の家来だったと聞きました。池田輝政が姫路城を築城したのは知っていましたが、伊木清兵衛が池田輝政との主従関係。知る事が面白いです。
普段なら、古墳の内部まで立ち入る事が出来ない玄室ですが、特別にお骨折りいただきました。有り難い事でした。

コメント
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