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歴史勉強会 ヒストリー各務野会    亜炭坑道と地盤沈下  -褐炭、閉山、廃坑と陥没-

2018年06月22日 23時08分01秒 | ヒストリー各務野会

今日、ヒストリー各務野会の学習がありました。講義の議題は亜炭坑道と地盤沈下  -褐炭、閉山、廃坑と陥没- です。講師は鹿野勘次さん。岐阜聖徳学園大学の非常勤講師で、かつては高校の先生をしていた方です。
可児郡御嵩町はかつて亜炭の採掘が盛んな場所でした。それが、時代の推移に寄り採掘されなくなりました。
そんな亜炭にまつわるお話しでした。


講義前の鹿野先生です。




普通は亜炭と呼びますが、専門家は褐炭と言います。
石炭の種類で泥炭、褐炭、亜瀝青炭、瀝青炭、無煙炭と品質の良い物ほど煙が出ません。
そんな石炭の中の亜炭は手軽に手に入ることから各地で掘られました。






御嵩町の発掘跡地です。

このように多くの坑道跡地が有ります。
岐阜県は亜炭の生産が全国の半分近くを占めました。
結果的に多くの坑道が残りましたが、跡地が空洞で地盤沈下を起こす問題となっています。



今日の資料です。




先生が持参された石炭の見本です。
皆さん、手にとって観察しました。




中山道分間延絵図の観察会
鹿野先生の講義の後、中山道分間延絵図の観察会を行いました。

中山道分間延絵図の観察会です。
Mさんが知人から借り受けてきたものです。
この絵図は文化二年に三部作成され将軍家斎に献上され、一部は道中奉行に渡りました。
もともとは巻物だったのですが、こちらは折る形となっています。
それに実物よりも縮小した形になっています。


絵図に着いて説明するMさん。




みなさん。絵図に見入ります。



新加納の部分。
新加納は鵜沼宿と加納宿の間に有った間(アイ)の宿です。
今は無くなっていますが、絵図には一里塚が載っています。


コメント
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