日展を観た後、名古屋に来たのだから、ついでにと伏見のミリオン座で「この世界の片隅に」を観てきました。
ミリオンザの入り口前に貼られていた「この世界の片隅に」のポスターです。
片渕須直監督のサインが書かれています。
14時10分。上映開始となっていました。
ミリオン座に着いたのが13時37分で、30分以上前なのでしたが、番号は54番でした。
既に前に50人以上の人が居ました。
14時から整理番号順に館内に入りました。
舞台となった広島と呉のイラスト地図が貼られています。
呉のイラスト地図です。
呉駅前の部分をトリミングしました。
現在の大和ミュージアム近辺は海となっています。
15年10月に呉に行って来ました。
左は大和ミュージアムで、右は鉄のくじら館です。
両館は道路を挟んで向き合っています。
浦野すずが結婚して北條すずとなります。
時代背景が昭和19年から20年の頃です。舞台が広島県の呉で、終戦間際の頃は毎日空襲が襲います。配給、配給の毎日。品物の無い欠乏の時代。
すずが姪の晴美の手を引いていて、空襲後の穴の近くに来た時、時限爆弾で爆発し、晴美は亡くなり、すずも右手を失ってしまいます。
大正14年生まれの「すず」。
すずの女の半生と言う感じがしました。
呉が舞台で、航行している大和が登場します。空襲を受けて着底した巡洋艦、青葉。ピカッと光ってその後のキノコ雲。広島に投下された原子爆弾です。そんなシーンも有りました。
空襲で焼夷弾が自宅に、屋根を着き破って落ちて来る場面も有りました。
耐乏生活で、空襲に巻き込まれていく。そのような終戦前の時代が克明に描かれていました。
ゴッホとゴーギャン展は10階で開催していました。ゴッホとゴーギャン展を観た後、8階の日展会場に行きました。
日展のパンフです。
10階から8階へエスカレーターで降ります。
J室の工芸美術の部門です。
外から中が見えました。
この部屋へは後ほど入ります。
こちらが8階。
日展へのエントランスです。
ここが入口で入場券をもいで貰います。
この先は撮影禁止となっています。
ゴッホとゴーギャン展が混雑していましたので、そちらと比較してしまいます。
日展は混雑していなく、余裕で観る事が出来ました。
毎年観る日展の作品。今年も出ている速品。今年は、入選しなかったのか、出ていない人。
一通り作品を観ました。
愛知県美術館に着いて先に入館したのが「ゴッホとゴーギャン展」です。
10階までエレベーターで上がりました。
エレベータから出ると、前には入場券の販売窓口が眼に入り、券を買う人がズラ~と列に成っていました。
入場券を買うにも列が出来ていたのです。
入場券を買うのが10時からで、その前から券を買うために並んでいたのでしょう。
私は前売券を持っていたので、すぐに展覧会場に向かいました。
「ゴッホとゴーギャン展」のパンフです。
入場券の販売窓口です。
10時08分です。
入場券を買うのにも、列で並んでいました。
これから「ゴッホとゴーギャン展」に入ります。
この先は撮影禁止となっていました。
「ゴッホとゴーギャン展」ですから、2人の作品だけを展示しているのかと思っていたのですが、その時代で2人以外の作品も有りました。想像していたのとは、少し違いました。
「ゴッホ展」と「ゴーギャン展」を以前に観た事が有ります。その作品を再び眼にする事が出来ました。
ゴッホは37歳で、ゴーギャンは54歳で亡くなっています。2人の生涯は短かったです。
2人は1888年10月から12月にかけて、たった2ヶ月ですが共同生活をした期間があります。短い期間です。ゴーギャンがゴッホのモトを去り、そして後、タヒチに向かいました。ゴッホは精神を患いサン・レミの療養所に入りました。
2人の作品で、ゴッホはオランダ、ベルギーそしてフランス各地を渡り歩きました。フランスに来て作風が一変しました。また、ゴーギャンもタヒチに渡りガラッと作風が変りました。その変化が面白いと思いました。
愛知県美術館へゴッホとゴーギャン展。そして日展を見に出かけました。
早い時間でして、名古屋駅から栄の愛知県美術館までを歩きました。
いつもなら、広小路通りを歩きますが、いつもと違う道を歩こうと思い、錦通りを歩きました。
錦通りを歩いています。
この先に錦橋が見えます。
橋に飾りの電燈と言うか照明と言うか。灯りが見えます。
左側。串カツ屋が有りました。
錦橋の上から堀川を眺めました。。
上流方面。
カモか、水鳥が見えます。
大木が有る公園へ来ました。
下園公園と言う公園です。
公園のササの中にスイセンが咲いていました。
伏見通りまで歩いて来ました。
錦通りです。
蒲焼町。珍しい名の町です。
栄まで歩いてきました。
愛知芸術文化センターが見えます。
こちらは名古屋テレビ塔です。
正面から向き合いました。
ここから下のセントラルパークに下ります。
セントラルパークです。
まだ、早い時間でして閑散としています。
愛知芸術文化センターへの連絡地下通路です。
先にゴッホとゴーギャン展の表示が見えます。
たまには、違った道を歩いてみるのも好いもんだと思いました。