Kオジサンの気の向くまま

日々のあれこれ・・・・・思いつくまま

大統領の執事の涙

2014年02月15日 21時51分20秒 | 映画

歴代のアメリカの大統領を言えますか。

アイゼンハワーに始まり、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、レーガンと大統領が登場しますが、カーターやクリントン、ブッシュは写真だけといった感じ。


開始早々、いきなりのショックな場面でした。
綿農園で働く黒人奴隷。
主人公の母親は農園主に犯され、父親は銃で射殺されました。


縦軸はアメリカの歴史そのもので、歴代の大統領が登場します。
横軸は夫婦愛と親子愛です。
長男は公民権運動に傾倒し、次男はベトナム戦争に従軍。
妻は夫との溝からアル中に。

 

黒人の公民権運動がとらえられ、当時の実写フィルムを交えていました。
そのようなことが、バスの焼き討ち、食堂での座り込み。その時代の背景でよく理解できました。

特に凄いと思ったのは主人公、セシルのメイクです。
当然、歳をとるごとに老けていくのです。終盤の頃は頭が禿げ上がったメーキャップになっていました。
歳をとって老けていくのが凄いと思いました。






タイトルの大統領の執事の涙。
最後にその意味が判ります。

それから、ジェーン・フォンダが出ていました。
どの人がジェーン・フォンダか判りませんでしたが、後から判りました。
マライア・キャリーも出ていました。

大戦後のアメリカの黒人史。
黒人奴隷の時代が、そんなに古いことでは有りませんでした。
黒人の地位の向上が良く判りました。見ごたえの有る作品です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする