朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

公開買付け スターバックス

2014-11-09 | もろもろの事
略称で、TOBといいます。町中に最近増えているシアトル(米国)発祥のコーヒーチェーン店「スターバックス」。アメリカ本社の意向で日本法人を吸収合併すると発表があり(9月)、今その株式売買の特別な方法が始まるところです。TOB= take‐over bid.



ささやかな株主なのですが、こんな手紙が送られてきました。

じつは2年くらい前に、経験のためネット証券会社の口座を開いた時、株主優待の権利に魅力を感じて、「スタバ」株を購入しました。

若干の「キャピタルゲイン」の期待もありました・・その会社の業績が向上して利益が増えると「株価」が高くなって、もし売却すると買った時と売った時の価格差を(プラスならば)「キャピタル・ゲイン」となります。

株主優待が得られる最低の投資、20万円強をしたのですが、毎年スタバ・コーヒーショップでの無料優待券が何枚か送ってきたので楽しみにしていました。「配当」もちゃんと、銀行利子以上に送金されてきました。

もうそれが無くなるので大変残念です。

キャピタルゲインは投資額の約2倍となりました。銀行預金では利息0.1パーセント以下の時代では成功「投資」だったかもしれません。

スタ-バックス・ジャパンの業績グラフ:

(引用:東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/50285?page=3)

コーヒーショップでいう業種は、いわば「ローテク」だとおもうのですが・・マーケティングとマネジメントが、その業態を再構成して世界的に拡大できる、そんなビジネスモデルの典型例でしょう。

Caféの本場、パリの中心地でも、スタバの店舗が繁盛していることに驚いた記憶があります。
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吉田神社

2014-11-08 | 京都の文化(秋)
節分の行事で有名です。たとえば、こんな風景です。



この神社の門前に京都大学があります。



 紅萌ゆる丘の花
 早緑匂う岸の色
 都の花に嘯(うそぶ)けば
 月こそかかれ吉田山

 (三高逍遥の歌) 沢村専太郎作詞・明治37年



白い山茶花(さざんか)が咲いていました。





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真如堂の紅葉

2014-11-07 | 京都の文化(秋)
早朝散歩で、このお寺の紅葉を偵察してきました。



ハナノキ(花の木)が一足早く、見事に色づいていました。



このお寺の境内に入るのに、拝観料はいりません。

紅葉の最盛期になると、高額の拝観料を必要とする有名寺院に勝るとも劣らない素晴らしい景色となります。昨年の11月20日ころの写真はここです。



どっしりとした三重塔の左手にあるのが、ハナノキです。



こんなに紅葉した小ぶりの楓がありました。



好天の朝でしたが、参拝の人はとても少なくて静かでした。



多くの楓はまだ「青もみじ」状態です。



色鮮やかな小菊が咲いています。この場所は猫がいつも昼寝しているのですが、この時は不在でした。



とても気持ちのいい散歩コースです。

きれいに手入れされている真如堂さんに大感謝。
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プリンター インク

2014-11-06 | もろもろの事
この6色マルチパック(大容量)が、amazonでも6,223円します。



インクジェットプリンター本体が(高機能、高性能のわりには)安くなっても、インクがこんなに高いので困ってしまいます。

なんとか安くしてくれませんか、メーカーさん。

機械自体を「安く」売っておいて、消耗品でその後に稼ぐというビジネスモデルであることは知っていますが。

捨てたインクカートリッジを回収して、別のリサイクル業者が再生インクカートリッジとして安く販売しています。

ですが、インクジェットのヘッド(インクの微細な水滴を吹き出す部品)は非常に精密な構造になっていて、インク液粒はミクロン単位ですから、純正品のインクでないと故障するリスクがあります。色も微妙に違うでしょうし。

一時期、カートリッジには製造メーカーの特許権が使われているので、再使用の際もそれを「販売」すると特許に抵触するとの主張があって裁判になっていたのですが、どうなったのでしょうか。再利用業者が勝ったのかな。

まあ、そのへんの権利関係は、古本の著作権、中古CDやゲームソフトの著作権と同様な扱いが妥当かなとは思いますが。

そんなこともあって、純正品メーカーも意固地になって値下げしないのかもしれません。
せめて、純正インクを詰替え用に販売して、カートリッジに簡単にリフィルできるようにしてほしい。

シェア第3位あたりのメーカーがそんなプリンターを作ってくれませんか?(HP?)

黒インクで書類だけを多くプリントする仕事用には、専用のプリンターを買ったほうが維持費が安くつくようです。両方とも持つと場所ふさぎになるのでそれも困ります。
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ウブドの峡谷(インドネシア、バリ島)

2014-11-05 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 オランダ統治下1930年代にバリ島が西洋に紹介されると、南アジアへの憧憬を抱く多くの芸術家が山村ウブドに居を構えた。
 それを契機として芸術と伝統舞踊の中心となって発展した。このホテルはアユン川渓谷の絶壁に囲まれて緑の隠れ里のようである。(ITUジャーナル Nov.2014)

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学園祭

2014-11-04 | 京都の文化(秋)
昨日は「文化の日」でした。ご近所の大学を見学しに行きました。

多くの大学では、文化祭、学園祭のシーズンです。「文化」なのでサークル活動の研究発表、文芸、絵画、演劇、演奏などが本来は中心イベントだったのでしょうが。



模擬店、つまり飲食提供がとても盛んです。

趣味のサークルだけでなく、勉強のゼミ仲間でこんなお菓子を提供していました。知人の先生のゼミ生さんたちが「チュロス」なる小麦の揚げ菓子を作っていたので、頂きました。テントに置いた高温の油の鍋で作るので衛生的にも安心。



こんな形のお菓子です。味付けに蜂蜜、シナモン、抹茶などバラエティがありました。



せっかくの機会なので、キャンパスの案内と先生の研究室を見学させてもらいました。



経済学部では、こんな勉強、研究をしていると紹介している掲示板がありました。なるほど。

U先生、ありがとうございました。
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スーパーの通信販売

2014-11-03 | もろもろの事
数年前から、スーパーマーケットの食品販売にインターネットで注文して宅配で受取るという方法が広がり始めました。



こんな案内チラシが新聞に挟み込まれています。



午後2時までに注文すれば、当日夕方に配達してくれるようです(夕食に間に合わせるには正午までに注文)。1回3000円以上で配達料無料(少額時は配達料200円+税)。月額300~500円で使い放題のコースもあるようです。詳細はここ

今までも、生協では配達の仕組みがありましたが、当日でもOKはかなりの進歩です。

一部コンビニでも配達を始めたようです。

昭和30年代ころまでは、近所の酒屋や八百屋が「御用聞き」に来て、注文を受け付けて即日配達してくれました。
その後、人件費高騰と人手不足となり、その手のサービスがなくなりました。

ネット時代になって形を替えて復活したようですが、さらに広がるのでしょうか。
そもそも、コスト的にペイするのかな? 
他業種(コンビニ、ネット通販(特に重い酒や飲料)との対抗上やむなくでしょうか。

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渉成園 枳殻邸

2014-11-02 | 京都の文化(秋)
特別公開として、棟方志功の襖絵を見ることができると知って11月1日に行ってきました。(しょうせいえん きこくてい)



東本願寺の門前町を東に抜けた場所にあります。



傍花閣、個性的なデザインの建築です。楼門作りで階上には四畳半の部屋があります。文字どうり周辺を桜の木に囲まれています。



印月池にかかる侵雪橋。





この池の向こうには借景として東山の柔らかな緑のスカイラインが見えるのですが、この日は雨で見えません。
残念ながら敷地に隣接した無骨なマンションが頭を出しています。・・数年前に、京都市には市内の建築物制限条例ができ建物の高さと外観に大幅な制限がされることになりました。ですが、すでに建っている建物には適用されません。





京都タワーも見えました。



こちらの玄関から入場し、まずは漫画家井上雄彦の墨絵「親鸞」とそのメイキング映像を見ました。

棟方志功の襖絵は園林堂にありますが、とても狭いので十人ずつ入室させていました。ふすまは紙でできていて古くて脆いので、荷物や傘は入室前の場所で預けます。(見学者には相当に年老いた人も多かったので、ふらついて襖に倒れこんだり、手をついたりするかも知れないので心配でした)


(引用:「名勝渉成園(枳殻邸)パンフレット」東本願寺)

「天に伸ぶ杉木」と「河畔の呼吸」と題された42面の襖絵です。

大胆な筆使い、淡白な色。素晴らしい出来栄えでした。



渉成園は東山三十六峰の一つ阿弥陀ケ岳を借景としています。その山頂には豊臣秀吉が葬られていて、その山麓には秀吉を祀る豊国社(現豊国神社)が建てられました。その社と、秀吉が建てた方広寺大佛、さらに西本願寺は正面通で東西に直結していました。

”一つの興味深い説があります。後に徳川家康が天下を掌握した際、豊臣家の保護を受けた西本願寺と、豊臣家の聖地である豊国社と方広寺大佛を結ぶライン、すなわち正面通を断ち切るという意図で、現在の地に東本願寺を設立させたというのです。その意味から言えば、三代将軍・家光による渉成園の地の寄進は正面通をさらに切断し、西本願寺と豊臣家との関係性を念入りに分断しようとした意図があったとも解釈できます。”(引用:上記パンフレットp.26)

なおその歴史的背景をすこし解説しておきます
織田信長は大坂(現大阪市)にあった浄土真宗の石山本願寺を服従させるために何年も苦戦した結果、それを達成しました。政権を継いだ豊臣秀吉は、母の大政所が熱心な本願寺門徒であったことから京都堀川の地に本願寺の再興を許しました。秀吉は顕如上人が逝去された後、長男の教如の継職を退けて隠居させて、三男・准如上人に本願寺(現西本願寺)を継がせました。その後、豊臣家が没落し、教如上人が徳川家康からの寄進を受けて東本願寺を成立させたのです。(出典:上記パンフレットp.26)


(引用:「名勝渉成園(枳殻邸)パンフレット表紙」東本願寺)
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クラウドファンディング

2014-11-01 | もろもろの事
最近、こんな言葉というか、ビジネス形態が話題になっています。

例えば、NHK番組「ルソンの壷」(関西限定経済ドキュメンタリー、日曜日朝放送)で紹介していました。



(引用:NHKテレビ「ルソンの壺」2014-10-26;以下同じ)

新しいビジネスの提案やボランティア活動などの資金をインターネットにて集める方法です。従来の事業出資金の募集に比べると、比較的少額をより多くの人々に出資してもらうことを狙います。



その成功例として、大阪のトロ鯖専門料理店「SABAR(サバー)」を紹介していました。

「ファン参加型戦略」”さばに特化した商品を製造するなど、「さば尽くし」で売り上げを伸ばしている会社。若い頃から料理人としてさば料理を得意としてきた右田孝宣社長(40)は、7年前、さば寿司だけを製造・販売する会社を設立。”(引用:http://www.nhk.or.jp/luzon/141026.html#archive03)



お客さんに出資をしてもらうことで、「自分たちが作った店」と強い愛着をもってもらうことに成功しました。



飲食店で、年間3億円の売上とは驚異的です。平均して1日100万円近い金額ですから。

クラウドファンディング支援サイト「Makuake」を利用して、資金を集めたようです。

例えば、こんなプロジェクトが紹介されています。


(引用:https://www.makuake.com/

資金を集める側も、出す側も手軽に参加できるという特徴があります。

一方で、



「事業の失敗」や「詐欺」の可能性もあり、出資金が戻らないこともあることに注意する必要があります。

資金送金にインターネットを使う点はとても簡単ですが、重要なことはその事業や活動の魅力、重要性、成長性、提案者の信頼性をしっかりと調べて、リスクと成功率のバランスを考えて出資金額を検討することは必須です。

米国では、政治家の選挙活動資金にもこのシステムは大いに活用されています。
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