朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

北陸乗り放題きっぷの旅、「おとなび」発売記念

2015-02-11 | 国内各地の風物
今回の輪島、和倉温泉、金沢の鉄道旅行は、この割引きっぷの広告を見たからなのです。



2泊3日京都発着、北陸までのサンダーバード特急指定席、「おとなび」の会員登録をすると9000円で購入できます(発売期間限定)。(京都・和倉温泉の往復特急指定券・乗車券、正規では15560円)

※JR西日本の「おとなび」会員とは、50歳以上が対象です。各種の企画型割引きっぷに加えて、101キロ以上の長距離きっぷを3割引きで常時購入可能となるようです。しかもネット予約可能。

旅館、ホテルは、ネットで場所と目的によって自分で選択しました。

観光バスや列車と旅館や観光地がセットされた団体パッケージは、安いのから豪華なものまで山ほどありますが、やはりそれではつまらない。

・・新幹線がつながる直前の(多分空いているであろう)北陸に出かけてみることにしました。それも全面的に鉄道と路線バスだけで。



北陸をキーワードにして、この季節の特徴あるイベントを検索で調査したところ、「白米千枚田イルミネーション」がヒット。・・穴水駅での「焼き牡蠣」は、金沢駅で乗り継ぎ時間に発見。そんな、自作のミステリーツアーでした。笑

金沢駅ではJR七尾線を走る別の特急「はくたか」自由席に乗り継ぐつもりでしたが、となりのプラットホームにUFOを描いた電車が止まっているのを発見したので(急ぐ旅でもないので)、あわてて階段を降りてとなりのホームに移動して乗り込みました。



七尾線の中頃にある「羽咋」で、なぜか、度々UFOが目撃されているそうです。日本海の特殊な雲かな、それとも北朝鮮の風船爆弾やグライダーかも・・

我らオールドタイマーには、松本清張の推理小説「ゼロの焦点」のヒントとなった場所です。松本清張は鉄道トリックも度々使っています。例えば「点と線」。

鉄道の旅は楽しいですね。



車窓から海が見えます。後で知ったのですが、海面に浮かぶのは牡蠣の養殖イカダです。



電車の終点、穴水駅では、駅の構内でこの日限定で「焼き牡蠣」の店をやっていました。



お客さんがいっぱい。でもゆっくりと牡蠣を焼いて楽しむことができました。



食べ終わると、足元のバケツに牡蠣殻をボンボンとほり込みます。

パリで、ムール貝の殻をバケツに積み重ねたことを思い出しました。



カキフライと炊き込み御飯も頂きました。

蛇足:フランスやスイス(フランコ地区)では、カキフライの料理がなくて、牡蠣はほとんど生牡蠣(殻付き)のみ。・・日本流のカキフライをつくるために、魚屋で殻に入った牡蠣をたくさん買ってきて殻を剥いて(大変でした)身だけを取り出すのに苦労しました(20年近く前の話しです、今は殻なし牡蠣も売っているのでしょうか?)



これは安い。・・2日後、金沢の近江町の魚屋では、1個500円~700円(その場で剥いてくれるのでマナ牡蠣を食すること可能)でした。価格差、約10倍。



フライと炊き込み御飯つきで、1500円。鉄道利用者は自己申告で殻付き牡蠣が7つもつきます。お見事。

コメント (2)
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