朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

インド:タジ マハール

2011-10-03 | インド仏教研修2011
タジマハールが正面に見える場所に来ました。



外国人の観光客だけでなく、インドの人々も多数見学に訪れています。



聖堂のすぐ前に大理石のテラスに囲まれた池があり、そこは記念写真のよいスポットになっています。



その石の床に寝そべって写真を撮っている家族がいました。



この少女のポーズがかわいかった。他の家族の若い女子メンバーが次々と同じ姿勢の写真を撮っていました。きっと一生の記念写真になることでしょう。



この聖堂は、実はお墓なんです。

17世紀にムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが死去した愛妃のため建設した総大理石の墓廟でインド=イスラーム文化の代表的建築です。この皇帝は息子に王位を奪われてこの霊廟が見える川の対岸の部屋に死ぬまで幽門されました。

イスラム教なので、偶像にあたる人間の像やレリーフは全くなくて、草花や幾何学模様、文字の装飾だけです。



皇帝も愛妃と並んで葬られています。



くたびれて日陰で休憩しているインド人の大家族。裕福な人々でしょう。



この境内には、他にも赤い石でできた立派な廟や塔門が並んでいます。



驚いたことには、イギリスがインドを征服してカルカッタに総督本部を置いた時代の総司令官(イギリス人)の小ぶりだが立派なお墓が敷地内にあってそれも説明表示板をつけて保存しています。・・(韓国における日本の歴史遺跡のことを、つい比較してしまいます)(その墓は、ここではなくて、次項のアゴラ城でした)


コメント
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