以前に面の木へ行った時、AZ-GTiのオートガイドをテストしようと持って行きsharpcapのPolarAlignment機能を使って極軸合わせとガイドテストしようと持っていき
撮影の合間にテストしてみました。
皆さんがその方法をブログで紹介されているので読んで参考にさせていただきました。簡単に極軸合わせができる筈。
ASI385MCに50mmのCマウントレンズを付けてテストしたのですがうまくいきません。センサーが小さく35mm換算だとレンズの焦点距離が260mmになり、RA軸
を90度回すと大きく画面の外に北極星が出てしまい微調整が大変です。そんなことがあったのでもう少し焦点距離の短いものが欲しいなあとヤフオクで探すと
35mmf1.2のCマウントレンズが出品されていたのでこれを落札しておいたのです。この夜は月齢3.5で明るく北極星が見えるかどうか心配でしたが何とか肉眼で
も確認できたのでテスト開始。
落札したレンズ今は生産されていませんがさすがcanon製。50mmの大陸製のものとは大違い、ピントを合わせれば解放から星が点像になってくれます。
sharpcapを立ち上げカメラを指定しゲイン、露出時間等パラメータを色々変えながら星が10個以上写るようにします。ネット情報では15個以上という話もあり
ツールバーのToolsからpolar Alignを押して暫くするとsharpcapが持っている星図と照らし合わせ、北極星が認識できるとステイタスがcould not solveからsolvedに
変わります。次にNEXTボタンがグリーンに変わるのでボタンを押します。その後RA軸を手でどちらかに90度回転させる必要があります。
黄色で囲まれた星が認識できている星です。
所が焦点距離35mmレンズでも35mm換算では182mmとなり、まわし始めるとやはり北極星が画面の外に行ってしまいます。なのでまず45度程度回転させ北極星を
中央に、更に45度回して北極星を画面中央に持っていきます。
そうすると 北極星(αUMi)を矢印でここに移動させてと→で移動先ポイントがでてくるので。
ズームで拡大し高度ダイアルと水平ネジを微妙に動かしながら近づけていくとpoor→good→excellentに変わり極軸が合っていきます。
この日はこの辺が限度でした。使った微動雲台はskymemo S用のですが微妙な調節をするにはちょっと作りが甘い。
極軸があったところでPCでwifi接続し撮影テストです。APS-C改造カメラに135mmを付けました。
ステラナビゲーターを使った導入もやってみようと接続ボタンを押すのですがascomドライバーが見つからないといって接続できない。何度かやり直しするとその内接
続OKになったので導入地点を設定し導入ボタンを押すと指定した所にポインターが動いていきます。
で、ガイドテストですがPHD2を立ち上げてキャリブレーションスタート。west stepからeast、north、sauthといつもより時間はかかりますが進んでいきガイドスタ
ート。けれど星は動いていきますがセンターに戻ってこない?良いのだろうか?
エラーメッセージもでたけれど構わずガイド。
結果 240秒ですがほぼ点像になっています。等倍拡大するとやや肥大していますが135mmでこれなら自分的には合格。
実はこの前庭でテストした時はしっかり極軸を合わせたらガイドせずとも3分が点像になりましたが今日はガイドしないとすべて流れてしまいました。
PHD2のガイドグラフ 露出時間当初の2秒から途中で1秒に変えてみましたが大きくは変わらず。
ここに辿り着くまでは時間がかかりましたがなんとかガイドテストを終えることができました。
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