鮎釣人の日々(9/20)

　昨夜からの雨と風です。水位も徐々に上昇しています。気温は２０度。パソコンに向かい思案しています。濁りさえなければオトリ取りがてら出かけることも考えますが、何もそこまでしなくても、条件さえ良ければ素鈎を転がせばオトリは簡単に取れるので、駄目と知りつつガソリンの浪費をすることをためらっています。
　気掛かりな問題は、今日・明日の雨の降りようです。週末は天気が良くなりそうですが、１００ミリ以上の雨が降ればフィナーレどころではなくなり、沢山の親魚を残したまま、あっけなく今シーズンの幕が引かれてしまいます。
　出水により下流まで下れたアユはそれでも報われますが、上・中流に留まったアユは産卵をしても子孫を残すことが難しく哀れです。せめて、我々が賑やかに成仏させてやったほうが幸せかも知れません。
　今日まで５０日の釣りをしました。川に行って、竿を出さなかった日も５日ばかりありました。結構、熱心に通ったようでも休日、雑事、水況の悪さによって行けなかった日のほうが多くなりました。特に、９月の台風の影響は大きいものがありました。
　シーズンが終わったら、これからの私の生き方をゆっくりデザインして見たいと思います。

鮎釣人の日々(9/19)

　彼岸花が咲き始めました。明日から彼岸の入りです。アユも本格的な産卵準備に入ります。しとしと降りですが、この雨の中、川に入っていらっしゃる御仁もあろうかと思います。合羽を着てやってください。長時間雨に打たれていると身体が冷えます。こんなときには温かい紅茶がお勧めです。
　私は今日もお休みです。せっかく帰ってくれた娘との語らいを大切にします。

鮎釣人の日々(9/18)

　昨夕は私の還暦祝いのため、息子家族と娘が一席設けてくれました。その前に、フォトスタジオで記念写真です。赤いチャンチャンコを着せられ、カメラに納まりました。何となく照れてしまいました。
　子供や孫と接する嬉しさには何とも言えないものがありますが、子供達は鬱陶しく感じているかも知れません。自分の親や家内の親と接していてそう思いますから。
　今日は娘と共に根雨経由で松江に帰りましたが、日野川の石にはびっしりともコケが付いていました。日曜でもあり放水が無いと見え、薄っすら濁りのあるものの、水位は上昇していませんでした。
　今日、入川した人は良い釣が出来たことかと思います。明日以降の水位安定を願います。
　　

鮎釣人の日々(9/17)

　雨です。日野川上流の早朝の水位はやや上昇程度です。肌寒さを凌げは釣りになります。
　さて、私は連休です。子供達が私の還暦の祝いをしてくれので、ありがたく出かけます。早朝から散髪に行ってお洒落をして行きます。
　来週の天気予報は愚図ついた日が続くようですが、濁りさえ出なかったら合羽を着て釣ります。あと３１尾で７００尾です。
　２回行けたら達成できます。何しろ、私の入川時間は１回４～５時間です。毎日のことだから無理をしないようにしていました。ラストスパートは夕方まで頑張ります。

鮎釣人の日々(9/16)

　根雨本郷に入りました。リバーサイドの上流です。コケの色がはっきりした所では掛ります。３時間釣って、１７尾の釣果です。サイズは２０センチ前後です。ひと頃に較べ、引きが弱くなりました。産卵準備に入ったのでしょう。アユには気の毒ですが、あと一週間程付き合ってもらいます。
　さて、明日から３連休に入ります。私は子供達が還暦のお祝いをしてくれると言うので、子供達に甘えて他所へ出かけます。
　日野川は連休明けまでお休みです。台風の影響が心配です。

鮎釣人の日々(9/15)

　所用を済ませてから出かけました。１１時過ぎからの入川です。根雨の舟場に入りました。左岸には先行者があり、私は右岸に入りました。瀬肩から瀬落ちにかけてうっすら新コケが付きました。アユも石に付き始めました。午後３時過ぎまで釣って２０尾の釣果でした。左岸でも同様に釣れていました。舟場の瀬は左岸が本命です。右岸より型が良いのです。
　家に帰って塩焼きをする前に、アユの糞を絞りました。僅かしか糞が出ません。まだ、コケの量が少ないのです。今日より明日、と言った具合に川は回復します。
　残りの日数でどれだけ釣れるかですが、７００尾で終わりたいと思っています。

鮎釣人の日々(9/14)

　ゆっくり出かけたら、要所々に釣人の姿がありました。行く所が無いので、根雨本郷の鉄橋下の瀬に入りました。瀬の中の棚から次に落ちる場所で掛りました。３時間で６尾です。終盤の厳しい釣りです。
　瀬に新コケが付き始めました。でも、どこがポイントになるか見極めの出来るほど付いていません。アユも痩せています。体高・体幅がありません。フンを絞ればオスからは精子が出ます。世代交代の準備は着々と進んでいます。
　帰りがけに下流を眺めましたが、放水による水位上昇です。今年は下流の親魚保護の年なのでしょうか。親魚はそこそこに居れば事足ります。下流でしか釣りの出来ない人が、気の毒に感じました。

鮎釣人の日々(9/13)

　久々の日野川です。武庫と根雨に入りました。出水による白川も瀬尻・瀬肩辺りから新コケが付き始めました。瀬の中の石はまだ白く、足の裏で確認しても滑りません。
　武庫の瀬肩で13尾、根雨の瀬肩で2尾の釣果です。型は出水前に較べると、一回り小さくなったように感じました。根雨の池にオトリを入れておいて濁りが入ると、大きなアユから弱ります。大きなアユは下流に落ちたか、死んだかです。それほど台風12合による出水は激しかったのでしょう。
　ダムは一時的な水は止めますが、雨が続くと放水します。降水にダムの放水が加わります。洪水に拍車がかかります。人的被害はありませんが、放水によりアユがどの程度被害を蒙ったか解りません。誰も考えていないのです。ダムの無い川と比較すると悲しくなります。
　

鮎釣人の日々(9/12)

　昨日まで３才の孫と遊んで疲れが出ました。今日は体調を整えます。日野川の状況を早く確認したいところですが、明日にします。びっしりコケの付いた川(８月の依田川:長野)の状況と白川状況(９月８日の板井原川の写真を載せます。

鮎釣人の日々(9/11)

　孫との日々が続きます。明日は孫を見送ってから川をのぞきます。１０日も川から遠ざかっていたので、新鮮な気持ちで臨めます。コロガシでオトリを取ります。友釣り専用区が開放されたので、投網の入らない場所で素鈎を曳きます。アユがいれば、コロガシで取れます。残り２週間になりました。気持ちの整理をしながら、徐々に退いていきます。