漁業者の悩みは他にもあります。海から採取してきたものを自分で加工販売することに対してです。
沿岸の資源を採取する漁業者は、所属する漁業協同組合が県から免許を受けた海域で漁業権の対象種となった魚貝類、藻類等の漁をすることが出来ます。普通、採ったものは漁協に出荷すれば漁協が市場で捌いてくれます。値段は市場で決まります。
ところが、浜揚げしてすぐに加工しないと価値の出ない物などは、未加工のままだと漁協に出荷して市場に上場されても値が付きません。自分で引き取りに行くか、さもなければゴミとして捨てられます。余分な運送料、手数料がかかります。
そんな採取物を加工して立派な価値を付けて売ろうとしている漁業者は悩みます。自分で手をかけて、そのままでは価値の無い物に価値を付けて、販売先を見つけて売る。そのことに対し、周りの漁師はやっかみます。農作物ならそんなケチは付けませんが、海産物に対しては漁協を通さず海の資源を採取販売し利益を得ることに対しケチを付けます。やっかみからです。
漁業者は漁業協同組合があるから安心して漁が出来、採ったものを販売してもらえます。漁業者が漁協に恩恵を受けていることは確かです。しかし、漁協に直接出荷するより、漁業者が少し手を加えることによって高く売れる物に対し、漁業者と漁協間で取扱いルールが要りそうです。
沿岸の資源を採取する漁業者は、所属する漁業協同組合が県から免許を受けた海域で漁業権の対象種となった魚貝類、藻類等の漁をすることが出来ます。普通、採ったものは漁協に出荷すれば漁協が市場で捌いてくれます。値段は市場で決まります。
ところが、浜揚げしてすぐに加工しないと価値の出ない物などは、未加工のままだと漁協に出荷して市場に上場されても値が付きません。自分で引き取りに行くか、さもなければゴミとして捨てられます。余分な運送料、手数料がかかります。
そんな採取物を加工して立派な価値を付けて売ろうとしている漁業者は悩みます。自分で手をかけて、そのままでは価値の無い物に価値を付けて、販売先を見つけて売る。そのことに対し、周りの漁師はやっかみます。農作物ならそんなケチは付けませんが、海産物に対しては漁協を通さず海の資源を採取販売し利益を得ることに対しケチを付けます。やっかみからです。
漁業者は漁業協同組合があるから安心して漁が出来、採ったものを販売してもらえます。漁業者が漁協に恩恵を受けていることは確かです。しかし、漁協に直接出荷するより、漁業者が少し手を加えることによって高く売れる物に対し、漁業者と漁協間で取扱いルールが要りそうです。