鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(1/12)

2013-01-12 08:30:00 | 日記
 身近に高齢社会の弊害が生じています。隣家の80才を超えるお婆さん、数年前に旦那が脳梗塞で施設入りされて以来、一人で暮らしておられましたが、この頃になって、顔に精気がなくなりました。会話も行動も怪しくなりました。
 こうなると、誰も関わりを持ちたがら無くなります。ますます孤立します。そのうち問題が起きます。ゴミ処理のルールが分からなくなったのです。近所迷惑が生じます。
 こうなると、ますます誰も関わろうとしません。別居している息子と嫁に出た娘が相談されたかして、年明け早々に施設(グループホーム?)に入所されました。町内会から一抜けです。本人の気持ちは分かりませんが。子供たちは勿論、隣人も安心です。
 私の所属する町内会の班は、私の知る限りでは七軒で成り立っていました。そのうち、ずいぶん前に一軒が、そして今度隣が抜け、いよいよ歯抜け状態になってきました。
ここ数年でそれは更に進むことでしょう。歯抜けと言うより総入れ歯状態に近づきつつあります。今の状態は、農村で言えば限界集落です。
すぐ近くにマンションは乱立しても、古い民家の住人は自然減少していきます。いつの頃からか進んだ核家族化の結末です。
何とかしなければ、古くからの住宅地の中心部に無人地帯が生じます。他人事ではありません。あと十年もすれば、紛れも無い現実になります。
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