日本三大名瀑のひとつに数えられ、人気度日本一にも選ばれたことがある滝が茨城の北のはずれにある。
この先10㌔ほどでふくふく農園だ。しかし、ふくふく農園から流れ出る湧き水とは違う源流であるが、
久慈川の支流のひとつである。なぜ三大名瀑かは知らぬが良く考えてみれば、華厳の滝も那智の滝も、
そしてこの袋田の滝も全て徳川将軍家ゆかりの地に在するから、きっとその威光を反映したのだろう。
一枚目からピンボケっぽいのは失礼千万。実はこれ久しぶりにカラーネガで撮影したもの。原画はきっちりしているのだが、
これまた久しぶりに使ったスキャナーがうまく作動せず、こんな按配になってしまった。機材も30年前のCANON A-1、24㎜
広角での撮影で滝全体をファインダーに入れられたが、きれいに見せられなくて残念。いつの日かデジ一でリベンジします。
滝はこの日、幾筋もの白糸で岸壁を下っていた。今まで見た中では最も水量が少ない。これから紅葉の季節、水量が増え
てくると迫力と美しさを兼ね備えた名瀑の景観を惜しげもなく見せてくれる。
最後に荒ぶれる袋田。
フォトグラファー和田義男氏の撮影だが、これほどの水量の袋田の滝もまた珍しいのでお借りした。
これはちょっと怖いほど。袋田の滝は午前8時から拝観料300円、駐車場も500円有料となる。自分は朝の6時過ぎに行っ
たので無料だったが、エレベーターで滝の裏に下りるコースは利用できない。しかし、それよりも、吊橋を渡って滝の上の
方に昇って見下ろせるコースがある。こちらだと4段の滝全体が俯瞰でき、それもまた壮観です。
Yahooは柿のある風景です。