外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

3月30日午前の東京外国為替市場概況と、ドル円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-03-30 15:35:02 |    -ドル円

◎本日3月30日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ユーロとポンドの対ドル相場は、ともに小幅な揉み合いを継続する中、ドル円はこれまでの揉み合いを下抜け、92円台前半へと下落しています。テクニカル要因のほかに、株高推移から円安期待が先行していた可能性がある一方、相場はクロス円を含めさほど上昇しなかったため、早々と手仕舞いが先行したとの印象もあります。


◎今日の通貨フォーカスはドル円相場です。



昨年の9月に93円台を割り込んで以降、9月10月2月のトップをすべてクリアし、残すは、去年の年末から年初にかけて作った、93円台のトップのみとなりました。
トライせずに再度円高に向かうとは考えにくいですが、24日の上昇が早すぎたため、若干の下落反転が想定されます。




4日下値および、23日前後の下値で引ける下値サポートラインの下には雲も控えておりサポート力はそこそこ期待できそうです。91円20銭から50銭までをドル買いのゾーンとし、91円台割れでストップというイメージです。目先の上値目標は、93円手前を想定しますが、最後のトップを越えた場合は、新たな展開もありえそうです。
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3月29日の外国為替市場、復習とキーポイント-3月30日「FXフラッシュ1400」

2010-03-30 15:12:19 | ☆外国為替を読む

◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

◆3月29日月曜日のトピックス
材料不足の中、ユーロ圏中小国の信用懸念がいっそう後退したムードとなり、株式市場が世界的に堅調な展開だったことを挙げてみます。

それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



先週末の終値から60ポイント以上ドル安にギャップして寄り付いたあと、ギャップを埋めるように1.3417の安値まで下落しました。欧州時間までは日中安値圏で揉み合ったものの、以降はユーロ買いが再開し、1.3505まで上値を拡大しました。米国時間では調整的なユーロ売りが先行した後、もみ合いながら1.34台後半での引けとなっています。

(ファンダメンタル)
東京株式市場も堅調に推移し、欧州序盤までの上昇には、ユーロ円の買いが一因だと推測できます。加えて大手格付け機関が、ギリシャやポルトガルの格付け見通しを年内は据え置く可能性を示唆するなどで、欧州株式市場も堅調に推移し、ユーロ買いを支えていた模様です。米国時間に発表された米国経済指標が概ねさえなかったことで、ドルの買戻しが先行し、以降は利益確定的なドル買いで上値が重く推移しました。

ポンドドル相場



20ポイントほどドルやスにギャップして寄り付き、以降は概ねユーロドルに連れる動きとなりました。一時ドル売りが進み1.5017の高値を付けましたが、1.50台は重かった模様で、以降は1.49台後半で揉み合いながら引けています。

(ファンダメンタル)
ユーロポンド相場の上値が終始重く推移していたことから、ポンドの買いがやや優勢でした。ポンドは対円でも上昇しており、期末を控えた手仕舞いの買戻しが一因にも見えました。

ドル円相場



わずかにドル安へギャップして寄付きましたが、概ね92円台半ばでの揉み合いに終始する展開でした。

(ファンダメンタル)
東京前場では、クロス円の上昇による円安の影響が観測されましたが、上値も重く、目先の円のロングポジションはすでに吐けているという印象です。

◆その他の米国市場動向
株式市場は総じて堅調で、主要な3指標はすべてプラスで終了。資源市場は、株高ドル安が好感され、上昇して引けています。債券市場は長期が下落して利回りが上昇する一方で、短期が買われた模様です。
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今日の通貨フォーカスはドル円相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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AM外国為替テクニカル分析-3月30日、ユーロドル相場

2010-03-30 13:49:55 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

それにしても、外は真冬並みの寒さです。咲きかけの桜と妙なミスマッチ感がありますね。体調を崩されないよう、お気をつけください。

さて、本日のAM外国為替テクニカル分析をYouTubeからもお届けします。
ForexTVジャパンのサイトでは、ずっと早くアップされています。お急ぎの方は、是非WEBサイトでご確認ください。

期末要因も大分掃けたイメージです。明日は、もう少し期末要因で盛り上がる可能性があります。株式や投信の評価を上げるため、仲値付近では円安、株高が急進するかもしれません。注意すべき時間であると同時に、チャンスとなる可能性も同等に存在すると思います。

では、本日もよろしくお願いします。

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3月29日のポンドドル相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-03-29 20:40:15 |    -ポンドドル

◎今日のテクニカル分析は、ポンドドル相場です。

先日ドル買いへと相場観を修正し、1.4800割れを瞬間見たあと、ユーロのショートカバーに連れてドル売りの影響を受けている状況です。

ドル円でのドル買いは金利先高感が一因とするなら、ポンドドルでも同じようなバイアスは常にかかっていると想定できます。



4時間足で見た場合、中期レジスタンスラインは、概ね一目均衡表の雲に差し掛かっており、ポンド買い要因が加わらない限り、強いレジスタンスが想定されます。

雲の下限となる1.5090付近へ戻すようならポンドを売り、雲の上限をしっかり抜けるようなら1.5170付近でいったんはストップです。下値目標は200ポイント程度下げた辺りで、考えて見ましょう。

◎おしまいに、今晩の米国経済指標、発表予定です。



物価関連の指標がいくつか在ります。米国の債券相場が下げ止まって先週を引けており、改善傾向を示せば、ドル買い要因となり、今の流れとは反対のベクトルです。反対指標の結果が、ユーロとドルの強弱を測る、ひとつの目安になるかもしれません。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★03月29日「FXフラッシュ1930」

2010-03-29 20:21:52 |    -ドル円

◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が3月29日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、



先週末終値から7銭程度、ドル安円高方向へギャップをあけ、92.43円付近で寄り付きました。その流れで92.32円の安値を付けた後、仲値公表あたりからドル買いが強まると、後場早々に92.77円付近の高値を付けました。その後、売り戻されたものの92円台半ばを維持し、小幅に揉み合いながら東京時間を引けています。
欧州時間に入っても92円55銭から70銭の揉み合いに終始しています。

◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

寄り付きのドル売りギャップは、その他の対ドル通貨が顕著で、特にユーロドルの上昇ギャップは60ポイント以上に昇り、早朝のシドニー市場では1.35台を付けたとの噂がありました。ユーロ買いが急進した根拠は特定仕切れていませんが、ギリシャ支援策に具体的な骨組みが見えたことで、積みあがっていたユーロのショートカバーが、期末の手仕舞い要因を伴って、一気に噴出したものと思われます。

強いて探せば、ECB理事会メンバーから、対ドルでのユーロ高容認発言が週末に報じられており、支援材料になっていたものと推測できます。
また、豪州中央銀行総裁からは、低金利に対するタカ派的な発言もあり、ドルは総じて売戻が先行しています。

欧州時間に入り、ドル円以外の対ドル、対円通貨は、概ねドル売り円売りを強めており、それぞれギャップ直後の高値を更新する展開です。特段の指標発表もなく、欧州通貨のショートカバー以外に要因は不明です。

その後、ドル売りは一服しましたが、ユーロドルは1.3500、ポンドドルは1.5012の高値をつけています。
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本日の、「FXフラッシュ1930」テクニカル分析は、ポンドドル相場分析ですが、ここで一旦ページを改めます。テクニカル分析を含めた以上の内容は、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。

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3月29日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-03-29 16:02:35 |    -ユーロ円

◎本日3月29日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ユーロとポンドの対ドル相場は、ともにドル売り方向へギャップして寄り付いたあと、概ね埋める動きが先行しました。しかし、完全にギャップの動きを否定仕切れていない模様で、その間でもみ合っています。ドル円は週末の高値圏を維持したまま、小動きに終始しています。


◎今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。

先週末のユーロドル相場は、ぎりぎりまでドル買いで詰め寄った後、戻り相場に火がつき、結局は数日かけた往来相場の様相です。ユーロに対する先入観はひとまずニュートラルにすべきとの印象ですが、ユーロ円相場は、買いが堅調です。



日足を見た場合、相場は逆のヘッドアンドショルダーを概ね完成したように見えます。ネックラインを超えた場合、昨年10月高値と1月高値で作るレジスタンスライン辺りまでの反転が視野に入ります。



雲の下限を頼りに、124円台後半でユーロを売り、125.50を超えるようなら、ドテンします。下値目標は基準線水準の122.50を想定し、ドテンの場合は、雲の上限水準となる127円台20銭辺りを上値目標とします。
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3月26日の外国為替市場、復習とキーポイント-3月29日「FXフラッシュ1400」

2010-03-29 15:44:08 | ☆外国為替を読む

◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

先週末3月26日金曜日のトピックは、ギリシャ救済策のフレームが明確になったことに尽きると思いますが、四半期末や週末、月末要因も絡み、動きが増幅された印象です。


それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



前日引け際で安値を更新する動きとなり、寄付き以降もしばらく安値圏でもみ合いました。しかし、その後はユーロ買いが優勢となり、1.33台を回復すると徐々に上値を拡大しました。ただ、米国時間に付けた1.34台では、売り圧力も高く、1.3400を挟んで揉み合いながら先週を引けています。

(ファンダメンタル)
月末や期末要因が背景か、クロス円が先週から底堅く推移しており、序盤の買戻しはその流れを汲んでいたものと推測します。欧州時間に入り、ギリシャ救済策の格子が具体的になるにつれ、対ドルや対ポンドでもユーロを買い戻す動きが上昇の要因だと見られますが、堅調だった株式市場が軟調に推移すると、上値も限定的になった印象です。

ポンドドル相場



概ねユーロドルに連れた動きです。ギリシャ問題の進展を受けてユーロポンド相場の買戻しが、一時ポンド安を牽引した模様ですが、その後は乱高下しながらも、ユーロに連れたドル売りが優勢でした。

ドル円相場



寄付きからユーロやポンドのドル売りに押される動きと、底堅いクロス円の買いによる円売りとが、交互に押し合って方向感のない動きとなり、92円台半ばから後半を中心に揉み合う展開でした。

◆その他の米国市場動向
株式市場はダウがかろうじてプラスを維持したものの、まちまちな終値でした。資源市場はドル安再開が好感されたのか、上昇して引けていますが、CRB指数は概ね横ばいだった模様です。債券市場は調整買いで利回りは若干下がって引けたようですが、米債の入札結果がさえなかったことを受けて、安値圏での引けとなった模様です。
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3月29日、FXフラッシュ1400-まずは動画リンクをお届けします

2010-03-29 15:33:31 |    -ユーロ円
まずは、YouTubeの動画リンクをお届けします。
テキストは追って、アップします。

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AM外国為替テクニカル分析-3月29日、ユーロドル分析

2010-03-29 11:03:46 | ☆相場分析-ユーロドル
おはようございます、
ForexTVジャパンの浅野です。
週末はお休みをいただいており、アップができませんでしたが、サイトをご訪問いただいた皆様には感謝申し上げます。

さて、本日のAM外国為替テクニカル分析は、ユーロドル相場です。何やら、今朝のシドニー市場では、場外乱闘?があった模様ですが、ギリシャ問題は終結か依然として不透明かの見方が分かれそうです。では、本サイトのテクニカルからご覧いただくか、下記YouTubeでご覧ください。

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お知らせ

2010-03-25 21:06:52 | ☆外国為替から離れる(雑感)

本日のFXフラッシュから明日のフラッシュ2本は、特別番組でお送りします。
出先となるため、ブログでの紹介は難しくなりますが、ぜひ、ご覧ください。

このところ、割とレガシー手法が分析で機能しているように思います。その最たる手法の「サポート・レジスタンスの考え方」をまとめてみました。画像をたくさん使って分かりやすくしたつもりですが、現状のクオリティーでどこまでできるか、挑戦です。あまりに酷い時は、やり直して見ます、ご意見をお寄せください。

では、この辺で失礼します。

ForexTVジャパン
浅野