夕刻のブレークではありましたが、今週の敗戦に一矢報いることができました。
ポンドドルも快調に上昇し、かつて日足で2日しか終値を迎えられていない2.0050へ爪の先をかけました。
対円はドルペア以外概ね円安にぶれており、今週初からの調整相場に終わりを告げた感もあります。金曜相場でトレンドを作りきれるかという不安もありますが、サプライズが無ければ再度上値をトライする展開を予想しています。
ストレートもドル売りを継続しており、ポイントポイントでドル売りが加速するところは、さすがにドル円でもドル売りのヘッジが見られますが、クロス円の買いが結局はストレートのドル売り支えの主要因に見えます。
ポンド円などのクロス円取引は、ポンド円相場で買われるイメージが強いかも知れませんが、インターバンクなど通常の為替相場では、ドル円でドルを買い、買ったドルをポンドドル相場で売って、ポンドを買う、いわゆる“バラシ”でカバーを取るのが常識となっています。
本日はその典型的な相場に見えます。
本日は、ユーロドルのターゲットを占ってみます。
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どうもリズムがかみ合わず、上手く入り口を探しきれず苦しい展開が連続しています。
昨日のポンド円レポートを発表後に、レンジの上下を確認する動きから、244.75/80上抜けで一気に想定の壁を抜けてしまいました。
ポンド円主導というよりもポンドドルの上昇でポンド円が上に引っ張られている様に見えます。
ここまで、ユーロ、ポンド共にストレートペアでのドル買い調整をかなり意識してきましたが、ドル買いニュースにも反応は限定的です。一方でポンドはBOE総裁の「インフレ懸念低下」のコメントにも下落は限定的で、2.00台を維持している状況です。
ポンド円、ユーロ円も概ね同じような動きを見せていることから、ユーロポンドペアで下落リスク(ポンド買い)がない限り、下落トレンドをかろうじて維持しているユーロドルは、ポンドドルの動きをフォローして上抜ける可能性が考えられます。
ここまでの底固さを考慮すれば、押し目買いで上抜けに備える戦略はありそうです。
昨日のニュースでは1.34割れでのストップ売りのオーダーが観測されていることから、いずれにしても1.33台まで引っ張ることはしない方が良さそうです。
連敗でかなり弱気ではありますが、来月まであと2日、頑張ってみます。
本日は、ユーロドルの買い場を占ってみます。
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今週は波乱要因があるとまで認識を持ちながら、しかも円高の匂いをいち早くかぐことができたにもかかわらず、結果は秒殺されました。
主だった理由も無く、昨日深夜に247円手前まで上昇したことには意外であると共に、本日の暴落を見るにつけ、昨日の瞬間的な円安の意味がわかりません。
トウキョウフォレックスのカスタマーサポートでは、NYKダウに絡む動きもあったのではないかとしており、最近はダウの上昇=円安という関連性を指摘しています。もしかすると短期筋が超短期でのブレークアップのタイミングで大きく円売りを仕掛けた可能性もあり得ます。
おかげで、ブログをアップした時にはやや間抜けな戻り売りシナリオも一気に開始となり、ついでに秒殺ストップとなっています。
しかし、フタを明けてみれば本日はあの乱高下分を頭に、ブレークダウンし返され、瞬間244円台を割れるか…という水準にまで下落しており、相場観で勝って相場にまける典型を記録したことで、かなり落ち込んでいます。
今後ですが、ドル円の122.50円の攻防は依然として尾を引いているような感じもあり、簡単には下落しそうもありません。
となると、もしもう一度クロス円の下落があるようなら、各ストレートでのドル買い方向次第という見方は変わりありませんが・・・ストレートもなかなか底堅いですね。
相場は今のところ昨日と同じような展開を見せており、安易な円買いも腰が引け気味ですが、昨日のイメージは切り替えて再度円高トライをイメージしてゆく予定です。ただし、当面の下値も接近しており円売りに転換するタイミングを見計らいながらの、終盤戦といった展開を予想しています。
本日は、もう一度ポンド円のイメージを解説してみます。
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ニューヨーククローズからの動きは上押しも無く、昨日の戦略は不発に終っていますが、戦略を変えていなければ開始となったドル円も、今のところ機能しています。
昨日、その他コメントで示唆したクロス円がターゲットに近づいています。ここまでドル円が主導となった点、やや当初の思惑からは違っていますが、ルーブル関連の思惑が本格化すれば、ユーロドル主導でも下落する可能性も出ています。
それより、これらのターゲットを下に割れると、クロス円のストップが他のペアを引っ張る可能性がないとも言えません。
エントリーには決してしたくないターゲットになっています。月末まであと暫くは資本玉の援護も限定的に見え、どうしても買い戦略のみを意識する場合は、下に割れた後の折り返しで、追っかけ買いが順当に見えます。
本日は、久しぶりにポンド円のイメージを、先ずは短期戦略から構築してみます。
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先週末にやや過熱気味となった円安は、行過ぎた分を戻して引けた形となりましたが、週明けの東京市場は先ずその残像を追う形で再度円安にトライした形です。
しかし、株安を背景とした円買いが強まると、ストップロスと見られる円の買戻しが対円で全般的に持ち込まれました。しかし、押し目買いを中心とする個人投資家などからの外貨買い需要が断続的に持ち込まれているのか、一旦底値を付けてからは底堅く推移しています。
ドル売りと仮定すればストレートは概ね変動していないため、クロス円の売り戻しと見るのが順当ですが、ここまでユーロ、ポンドでの短期的なドル安分がドル円でも調整されたともみえます。
先週などで円安が加速する局面では、本邦の機関投資家による海外投資の設定が絡んでいた可能性もあり、伸びきったところに今度は海外投資家の上半期利益確定の株売りや円買戻しが進めば、円高相場も想定する必要がありそうです。
本日は、ドル円相場の下値ターゲットをチェックしながら、明日の午前中をターゲットとする本日の2匹目のドジョウを狙ってみようと思います。BISからの円安に対する牽制もニュースとなっており、安易な円売りは暫く苦しむかもしれません。
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週末にもかかわらず、クロス円の高値更新をキッカケに猛烈なストップと新規ストップエントリーと見える買いが、買いを呼ぶ展開です。
ユーロ円はかなり長い間高値に張り付いていましたが、こちらも一旦は上追いを諦めた形で165.36円まで下落後、概ね165.50前後で推移しています。
ストレートも近めのストップロスをつけましたが、暫くは何事も無く沈黙をしていましたが、時間を置いて上昇し本日で運用中の建玉は全てストップロスという結果です。
特にユーロ円、ポンド円は上の大台突入手前は売り頃に見えますが、さすがに逆らっては売れない状況です。
本邦の円売りだけで動くような市場ではないと思いつつも、ストレートが痺れを切らしてユーロ、ポンド共に上昇したのは、クロス円での買いに屈服した感じがあります。
ここまで元気だったカナダ円と金利差で人気のランド円は全く連れ高になっていないのが不思議です。
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ユーロ円はかなり長い間高値に張り付いていましたが、こちらも一旦は上追いを諦めた形で165.36円まで下落後、概ね165.50前後で推移しています。
ユーロドルも19日の安値1.3386まで下げ84を付けたあと1.34台を伺う動きもありましたが、再度下値をトライ後は下落幅を広げ、1.3372を下値に、概ね1.3390との間を上下しています。
日足でも下値模索のセッションに入ったと断定するには尚早ですが、少しずつ視野に入ってきた感じです。
ユーロ円は昨日の解説どおり165円前半になるにつれ、すでに35~40水準をボトムにペナントを形成しているとおりに今度は固めに推移すると思いますが、ユーロドルなどにつられて165円を割れるようならストップ絡みの売りも予想でき、164円台ミドル辺りまでの下げが見えてきそうです。
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昨日深夜の安値が割れかけ、165円台割れを狙いに来るかとの期待がかかりましたが、スプーフとも取れる買いにぶつかった様子でした。
安値165.22円をつけていますが、その後の戻しもかなり急激でした。ポンド円の短期チャートが上方にブレークアウトしており、ユーロ円の上昇はこちらに連動した可能性も否めません。
ドル円は上値を切り下げて3日目となり、少なくとも昨日の上値123.72を上回らない限り、買いが元気になりにくい感じです。
ユーロドルは相変わらず1.3435~40水準がキャップとなっており、上値を重くしています。昨日はユーロ円の売りは怖かったのですが、本日は水準も異なっており安心感があります。
本日はユーロ円の時間足で、今後のシナリオを想定してみます。
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ドル円が124円台を前に足踏みをする中で、ユーロドルが想定どおり切り返す形で下落した結果、ユーロ円も連れ安となり165.48の下値をつけています。
ユーロドルがこのまま想定どおりチャンネルの下値を目指すようであれば、ドル円が122円台に乗せた時のような爆発的なイベントが無い限り、ユーロ円の頭は重くなるはずです。
ドル円が上昇する節目ではユーロ円の後押しが見て取れますが、この3日間の上昇はユーロドルのアシストも含めてややユーロの上昇が急すぎた感じがしています。
165円台の居心地を確かめる上でも、底値を探るような動きが近日中にありそうな気がします。
とはいえ、本日の高値からはやや離れすぎたこともあり、ここから試し売りをするにはかなりの勇気を要します。下がったところを買うイメージで本日のシナリオを組み立てて見ます。
本日はユーロ円の日足で、今後のシナリオを想定してみます。
【一口メモ】
昨日のユーロドル売り戦略の1.3435は無事成立しました。高値は1.3436ですのである意味よくある事ではありませんが、高値を最も高い売値で表示している様な場合、せいぜいその時の買値は1.3433や32であるはずですから、当然昨日の売り注文は成立していません。スプレッドがゼロということは、売り注文でも買い注文でもこの高値1.3436以下であれば成立していることになります。
結果的には、今決済をしても30ドルポイントの収益が有無として伴ってきます。チャンスを手にできなければ、そもそも手数料があってもなくても同じことです。逆に、手数料があってもこの取引を開始できていれば、この収益を手にできているわけです。この結果は、手数料が無いほうが断然有利であることを否定しています。
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ドル円の上昇に加えて、ストレートではドル買い圧力が解消した結果、クロス円も軒並み上昇しています。
特にポンドドルは再度、下落トレンドの上に出たことから上昇を強め、この勢いだと日足で先行スパンの上限を試しに行きかねない状況です。
一方で、ユーロドルはポンドに連れて上昇はしていますが、トレンドチャンネル内の動きとして捉えられます。ここを脱しない限り、一旦はユーロ円の上昇も限定的であると見られます。したがってこの先、各クロス円がもう一段の上昇するケースを想定した場合、ストレートの圧力はやや期待薄となる可能性があります。
一気に噴出したドル円の上昇が、円安ムードをかもし出し、その後も7月利上げの憶測は尚早などという牽制球も政府筋から出ており、円売りムードに安心感があります。今回のストレートを下支えた主要因は、またも本邦の円売りの匂いが強い結果となっています。
では、本日はユーロドルの上値を占いながら、今後のシナリオを想定してみます。
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