こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。
いよいよ2009年も大詰めとなりました。通常のプログラムは本日の「FXフラッシュ1400」が最後になります。
昨日の相場は、薄い市場そのものの展開となり、テクニカル分析でコメントした水準からやや過剰気味に上昇しましたが、相場観は概ね実勢に合致できたと思っています。
現職について早や半年が過ぎました。やるべきことは未だ山積していますが、こつこつとこなして参りたいと思います。おかげさまで少しずつ認知も上がりましたのも、皆様がForexTVジャパンの番組や当ブログにアクセスしていただけた結果だと、厚く御礼申し上げます。
2010年新年は、4日から再開する予定です。
来年はもっと多方面の方々からコメントを頂きながら、より有意義な番組好作りに取り組みたいと思っています。どうぞ、2010年も引き続き宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
先週から特番として不定期にお送りして参りました、チャート特番ワンポイントレッスン全6回も、残すところあと2回になりました。
本日お送りする第5回目は、フィボナッチを使って価格計測をするレッスンです。今回はかなり実践的な内容が判りやすく解説されています。この機会に是非、マスターされて、来年の取り組みにご参照ください。
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今日の通貨フォーカスはお休みして、簡単に総括してみます。
今年最後の約一ヶ月は、それまでのドルに対する危機感からくるドル売りから、金利先高観によるドル買いへとスタンスが変わりました。
ユーロ圏の信用不安も重なり、欧州売りドル買いの構図が出来上がった観があり、現にIMMポジションもユーロ買いからドル買いへと移行しつつあるようです。
ドル金利の先高観は2010年初頭でも、テーマになると考え、暫くはこのトレンドを伸ばす展開を予想し、来年最初のFOMCで前回のように好調な地区連銀報告があれば、いよいよというムードが高まるでしょう。
一方、ドル円は、ここまでの円買いの巻き戻しや、金利先高観による新たなドル買いも加わり、円高も一服という展開です。ただ、この先95円に向けては上昇度合いが鈍ることが想定でき、もしポンドやユーロなどが一段安という展開になれば、クロス円下落による円高圧力が、依然として掛かってくる可能性がありそうです。
また、BRICSのバブル度合いを懸念する見方が、少しずつ台頭しており、これらも円高圧力の予備軍として念頭に入れておく必要がありそうです。
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前日の外国為替市場の流れについて、主要通貨の視点から考察します。
◆総括
各主要通貨はカギとなる大台乗せを前に上げ渋る中、突然発生したドル売りの流れにユーロやポンドが次々に上値を拡大した結果、クロス円が上昇し、ドル円も連れ高となりました。しかし、米国時間では一転してドルが独歩高となり、ドル円は高値圏を維持する一方で、ユーロやポンドはドルの買戻しが激しく、極端な往来相場となりました。
◆ユーロドル相場
寄り付きから、前日引けに掛けてのドル売り調整を伸ばす展開となり、前場で1.5354付近まで下落しました。しかし、後場から発生したドル売りにいち早く反応すると、米国時間までに1.4458の高値をつけました。米国時間に入ってドルが独歩高の展開になると、それまでの上昇幅を帳消しにして1.4331の安値をつけたあと、1.4350を中心に揉み合いながら引けました。
◆ポンドドル相場
東京時間後場から発生したドル売りには反応が鈍く、欧州時間に入ってから反応しましたが、その戻しは一番早く完了し、米国時間で発生したドル独歩高では、強く反応するなど、結局安値を1.5866に拡大する展開でした。
◆ドル円相場
短期的に円安地合を継続していますが、突然発生したドル売り相場では、一時円高に振れ、91.51円の安値をつけました。しかしポンドやユーロの上昇が早くクロス円が上昇すると、円売りの流れに乗って円安地合に戻ると、米国時間に入って発生したドル買いで一気に92.08円をつけました。終盤では一時91円台へ調整下落する局面もありましたが、結局92円ちょうどを挟んで揉み合いながら引けました。
◆変動要因の考察
東京時間後場に発生した
ドル売りの背景には、豪ドル買いの大口注文が持ち込まれるとの噂が、その他の対ドル通貨に影響していたという情報があります。
市場が薄いことも手伝ってやや過剰反応をしたのかもしれませんが、ユーロドルは1.44、ポンドドルは1.60が重たかったことで、市場のポジションはショートが積みあがっていたというのが最終的な原因と推測できます。
米国時間でドルが独歩高を演じた背景は、
経済指標発表が挙げられるでしょう。
住宅指数は、悪いながらも改善を示す内容であり、消費者信頼感は予想を上回りかつ連続して改善したことが金利先高観を助長したものと思われます。また、年末要因で需給懸念があった米国債入札が無事に終了した結果、利回りは若干低下していますが、安心感が勝ったことによるドル買いという見方もできるかもしれません。
◆その他の市場
債券市場は既に説明したとおり、まずまずな5年債入札結果が好感されて相場は上昇し、利回りは若干下落。債券市場へ流入した資金の一部は株式市場から流れこんだ模様で、こちらは小幅、下落しています。金相場は、再燃したドル高に連れ安になるという展開でした。
◆本日12月30日、午前の東京外国為替市場の動き
昨夜の米国時間で発生したドル高の流れが継続する状況で、ドル円は10月高値に迫る92.26円の高値をつけています。ユーロドルは1.43割れを試すように1.4306の安値付け、昨日下げすぎたポンドドルは、1.58台後半のドル高値圏でもみ合っています。
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本日の通貨フォーカスはお休みして、相場総括を行いました。一旦、ページを改めます。以上の内容は、動画「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右上のForexTVjpのバナーから当番組をお探しいただくか、お急ぎの方は、下記YouTubeでご覧ください。
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今日のテクニカル分析は、ポンドドル相場です。
先ほど、1.60台に乗せ返した相場は、
24日高値の1.6021を上に抜け、次の目標となる22日の戻り高値だった1.6099を目指しているように見えます。
22日深夜につけた安値1.5920を更新できずに24日の上値目標を達成したことで、テクニカル的にも短期的な上昇トレンドを実現した形です。
ただ、日足程度まで引いて見れば、
下落トレンドに曇りはなく、上値確認程度の反転だとも考えられそうです。
一目均衡表の転換線が、1.6130に控えており、また、遅行線の上には雲の下限が1.6138に差し掛かっていることから、1.6140をレジスタンスに、1.60台後半へ上昇するようならポンドを再度売ってみたいイメージです。
薄い相場だけに、指値でのエントリーは厳しく、できれば反落の機会を捉えて下落相場を追いかけたいところです。
◆本日の経済指標、発表予定です。
時刻未定 EUR ドイツ12月 消費者物価指数(EU基準)【前月比】
予想 +0.6% (+0.7%) 前回 -0.1%(-0.2%)
欧州経済指標では、ドイツの物価関連指数が予定されていますが、発表時間が未定となっていますので、タイトルだけをご覧頂いています。
23:00 USD S&P/CS住宅価格総合‐20【前年比】
予想 -7.30% 前回 -9.40%
00:00 USD 消費者信頼感指数
予想 53.00 前回 49.50
米国時間では、住宅関連指数と消費者信頼感指数の発表があります。
久しぶりに欧米市場が出揃うだけに、市場心理が働く場面が想定できます。ただ、市場参加者は依然として少ないことが予想されますので、乱高下には注意しましょう。
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ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が12月29日に切り替わる、今日の日本時間午前7時時点のドル円相場は、
前日終値と同じ91.62円で寄り付きました。その後、91.61円を安値に、ドル買いが底堅く入る展開となり、91.77円の高値を付けたあとは概ね91.70を中心に上下5銭程度の狭いレンジで揉み合いながら東京時間を引けました。
欧州時間に入ってからもドル円相場への動意は薄く、日本時間17:00現在、91.72円付近で取引されています。
◆変動要因の考察
東京時間で、
各通貨ともにドル買い圧力が強かった背景としては、昨日の米国時間終盤で発生したドル買いをそのまま引き継いだものといえるでしょう。また、年末年始を控えたドルの手当ても底堅さを支援していた模様です。
欧州時間に入り、
ユーロやポンドが反転上昇し始め、先週末高値を上回るとやや加速気味に上昇しています。特にポンドドルの上昇が目立っていますが、テクニカルな要因以外に目立った材料は見えていません。17:00以降、原稿作成現在までに、ユーロドルは1.4435まで上昇、ポンドドルは1.6067まで上昇したことを確認しています。
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本日のテクニカル分析はポンドドル相場ですが、一旦ページを改めます。
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1.44台を割り込んで以降、先週は安値と戻り高値の両方をこなしたように見えます。ただ、閑散とした市場での1.44台だっただけに、その信憑性を確かめるように、昨日は再度、上値を確認に行った格好です。
その結果が、高値更新に至らなかったことで、1.44台の重さは再確認された可能性がありますが、欧州勢がもう一度上値を確認する可能性が残されています。
1.44台をレジスタンスと想定すれば、その手前でユーロを売り、1.4450を越えるようなら一旦はストップというイメージです。
24日以降の短期サポートラインは既に割れており、23日の揉み合い水準辺りまでの下落は期待できそうです。
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前日の外国為替市場の流れについて、主要通貨の視点から考察します。
◆総括
クリスマス・ウイーク明けとなった昨日は、開場する主要市場が東京とニューヨークに限定された結果、米国時間までは週末の流れを引き継ぎ、それ以降はドル買いが強まるという、2分された相場展開でした。
◆ドル円相場
東京時間の仲値公示に掛けて、上値を試す展開も見られましたが、週末高値に並ぶ91.76円の高値をつけるまでに留まり、以降は米国時間まで、上値下値を共に狭めながら91.55円水準を中心とした、揉み合い相場となりました。米国時間に入りドル買いが強まる場面もありましたが、高値更新には程遠く、直ぐに揉み合いレンジに戻り、そのまま引けました。
◆ポンドドル相場
寄り付き早々からドル買いを強め、1.5931の安値をつけました。しかし、先週の安値を更新できずにいると、ポンドの買戻しが優勢となった相場は、米国時間中盤まで継続し、1.6014の高値をつけました。しかし、1.60を割り込んで以降はこの水準の上値は重く、揉み合いながら1.59台へ下落したものの、高値圏を維持したまま引ける展開でした。
◆ユーロドル相場
寄り付き直後にドル買いを強め、1.4354の安値をつけましたが、以降はユーロ買いが優勢となり、米国時間までに1.4414の高値をつけました。しかし、1.44台は以前から重い水準だったこともあり、米国時間を迎えると、揉み合いながら穏やかに下落する展開でした。
◆変動要因の考察
ニューヨーク市場を除き、連休となった為替市場は、参加者不足と手がかり難から、動意に欠ける相場だった模様ですが、クリスマス中の調整相場で付けた高値を確認する流れが主流だったように見えます。
また、数少ない経済指標だった、ダラス連銀指数が改善されたことや、薄い相場ながらも米国株式市場が堅調に推移したことは、夜半以降のドル買い背景として指摘できそうです。
◆その他の市場
年末要因で需要の低下が懸念されていた米国の短期債入札も、順調だった模様で、総じて下落した債券市場の中で僅かに上昇したようです。株式市場は順調な経済指標を好感し、堅調に推移した模様で、終値は年初来高値を更新する展開でした。金相場はユーロやポンドの対ドル相場がドル売りで推移したこともあり、底堅い展開でした。ただ、終盤のドル買いで、値を崩していますが、前日比での下落はギリギリで回避する展開でした。
◆本日12月29日、午前の東京外国為替市場の動き
昨日終盤で発生したドル買いの流れを穏やかに継続する展開となっており、中でもユーロドルの下落が目立つ一方で、ポンドドルの反応は相変わらず鈍くなっています。
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今日のテクニカル分析は、ドル円相場です。
ドルの市場金利が上昇し始めて以来、ドル円相場もドル買いが進みました。
今週は今後も主な経済指標の発表予定も無く、何も起きなければこのまま2010年を迎えることになるでしょう。ただ、年末年始の長期休暇に備えた外貨需要を想定すれば、目先は底堅い動きになることが予想できます。中長期の円高トレンドは継続と見ますが、年末年始は、ここ一ヶ月の上昇トレンドを引きずると想定し、サポートを探して見ましょう。
90.75^80円水準は、過去2回、上値を抑えられた経緯があり、今後下落する局面があれば、底堅くなる可能性が高くなりそうです。加えて、基準線が91.12円付近にあり、下値サポートラインが90.50円付近に差し掛かっています。
90.75円をサポートとして、91円ちょうど前後でドル買いをエントリーし、90.50円割れで一旦はストップというイメージです。上値目標は92円台に置きにくいことから、91.80円あたりが妥当でしょう。91円ちょうどでエントリーできたとしても、損益比率は5対8となり、あまりお勧めできる戦略ではないことは事実です。
今夜の経済指標発表予定は、特にありません。米国市場を除き、主要市場は本日休場となりますので、事故などのイベントがない限り、大きな変動はなさそうです。
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始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が12月28日に切り替わる、今日の日本時間午前7時時点のドル円相場は、
先週終値となる91.51円から、若干円高方向へギャップして91.43円で寄り付きました。その後、仲値公示を前に、ドル買いが強まると、91.76円付近まで上昇しましたが、後続も無く、91.50円を中心に上下10銭程度の狭いレンジで揉み合い推移しています。
欧州時間に入ってからも動意は薄く、日本時間17:00現在、先週終値と同水準となる、91.51円で取引されています。
本日は、オセアニア市場、ロンドン市場共に為替市場は休場となり、参加者も極端に少なくなっていることから、動きがとりにくい模様です。米国時間の、ニューヨーク市場は開場となりますが、カナダは休場となり、また経済指標も予定がないことから、基本的には動意がない市場が継続するでしょう。
ユーロやポンドの対ドル相場は、ドル安方向へギャップして今週を寄り付きましたが、無事ギャップも埋め、以降は揉み合う展開です。東京時間前場では、株式市場が堅調に推移したこともあり、対円通貨が円売り気味に推移した結果、一時ドルストレートも底堅く推移する場面もありましたが、結局水準を変えるまでには至っていません。
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本日のテクニカル分析はドル円相場ですが、一旦ページを改めます。
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