外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

GBPUSD 本当に2.0000を目指すのか!2001年末からの上昇を再開

2006-11-30 21:22:09 |    -ポンドドル

前回に相場の下割れに挑戦して見事玉砕したのは、履歴によれば・・・1014日前後でした。限界を感じつつ見た夢は叶わず、翌日の終値が「雲」に入って終了しているはずですが、そこから約一ヶ月強が経過し、明日からなんと12月です。もっと言えば、下値挑戦が1.8500割れでしたから何と1000ポイントの上昇です!

あっぱれ!といえばそうですが、月足で見れば見るほどちっぽけな部分を攻めていたようにも見えますね(笑)。月代わりという意味でも、久しぶりに月足も交えてGBPUSDを占って見ます。

かの有名なジョージ・ソロス氏が売りを浴びせ勝ったポイントに近づいているようにも見えます。対円でも「一体、どこまで上昇するのか?」というほど上昇の足を速めていますが、2.0000までドルが弱まれば当然?ドル円も下落しているでしょう。従ってポンド円も一気に上昇するとは限りません。110円の壁と2.0000の壁を前にどちらが先に滅入るかで、ポンド円相場が決ってきそうです。

これだけポンド、ユーロが対ドルで上昇しても、下落しないドル円ですから、ポンド円はどうしても上昇圧力が高まるのでしょう。引力を思わせるほど、下落すれば怖いポンド円ですが、きっちりロスカットを置いて落ちたら買いという戦略が根底に見えます。あくまで逆張りとならぬよう、せめて日足で買場を探すのが良さそうです。

続きはTFnsの「テクニカルクリップ」で占っています。よろしければおすすみください。もちろん、無料コンテンツです。


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EURUSD 長期レンジからの脱却か。本日のNYK勢動向と終値に注視

2006-11-24 19:58:03 | ☆相場分析-ユーロドル

昨日の順調な相場に一安心しているのもつかの間、注目していた通貨ペアにとって特段の影響は無かったものの、達成感を伴う中で円高からドル安という側面が強調された本日の相場は、ポンドドルでドルロングの投げ売りをきっかけとして、ユーロドルでもドル売りのストップが発動。

ほぼ全面的にドル売りとなる中で、ドル円の下落スピードを上回るユーロとポンドの上昇は、ポンド円、ユーロ円で上昇しています。

注目していたペアは比較的中立を守っています。弱いトレンドとドル売りで基本的には均衡している中で、ドル円の動きに合わせた格好となっています。

急騰したユーロと、ポンドはどこまで行くのか占って欲しいという社内の声もあり、本日はユーロドルを占ってみます。

とはいっても、新値を更新する状況で上値を占うこと自体、ターゲット論を引っ張り出すしかないのですが、ターゲット論はこのまま上昇するかどうかは一切占うことができず、途中の動きを無視しないとも限りませんので注意が必要です。アゲンストを我慢するための根拠というより、利食目標の目安程度に考える方が無難です。

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CADJPY 収益決済か、もう一段狙うか・・・悩ましい水準

2006-11-22 19:38:16 |    -加ドル

昨日のNZDJPYは、結局思い切った方が良かった結果です。

損失がかさむような場合はこのように、慎重になり過ぎる為に機会を遺失するリスクが高くなります。何度か気楽に挑戦できる自分の限度を知り、その範囲で思い切る作業は非常に必要です。
もし79円台で思い切れた方がいらしたとしても、78円台後半という現在のレベルは決して安心できる状態ではありません。まだまだきわどい状況であることは認識が必要です。

さて、カナダ円は順調に下げ102円台ミドルまで再下落してきました。

数日前の底値である102.50水準はサポートとして機能しているようで、力が入ります。ターゲットをしっかりかぎ分ける作業が必要な決済作業ですが、決してファーストタッチで完了することはお勧め仕切れません。

入り口探しでそれなりのコストを使うので、伸ばせる時は可能な限り伸ばす我慢が必要です。アゲンストの時は我慢し、フェーバーな時はあっさり利益確定する行為は、明らかにリスク&プロフィットがバランスしていないモデルです。

本日は、今後の展開を占うと同時に決済のターゲットなどを探って参りましょう。

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NZDJPY 無気力なレンジトレードから脱却なるか

2006-11-21 20:11:31 | ☆外国為替を読む

高金利通貨の人気が高い中、さえない通貨の代表格になってしまった感のあるNZDです。

夕方に急上昇した理由が今ひとつわかりませんが、この動きがかえって下落のトリガーを引いてしまったようにも見えます。高金利通貨ペアに関しては、チャンスを見計らって絶好の買場を占ってみようとはしているのですが、余りに単調な上昇を続ける相場が長引く中で、まるで2005年末のように、どうしても調整売りのタイミングをつかもうとしている自分に気がつきます。

短期的にはあまり異変を感じないチャートですが、もう少し短い足をみると、警告が散見されます。
売りなのか買いなのかは、TFnsの「テクニカルクリップ」で紹介してみたいと思います。

話は変わりますが、息子の頼みを聞いたことから遅めの夏よりヤゴを飼っていました。11月に入り、この子は越冬組みだと思っていたのですが、なんと昨日季節はずれの羽化をしてしまい、一家で大騒動でした。

人間の手を加えたことで、申し訳ない結果になってしまったことは反省すべきです。ただ、必死になってどうしようと悩んでいる息子をみると可愛く、それも手伝ってかトンボ君には妙な愛着がわいています。

生餌が必要なことから私のお小遣いも随分と投入され、お金のかかる息子と同様ですが、短命に終ることは必死で本当に申し訳ないという反面で、一瞬でも我が家にとっては「幸せのトンボ」となっていることは事実です。

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CADJPY 戻り売りの機会を探る

2006-11-20 21:40:11 |    -加ドル
週末相場は概ね円高予想が素直に伸びて、週明けは刈り取りを視野に解説を・・・などと考えていましたが、一日過ぎればかなり深めの円売り戻しとなり、日替わり定食的相場は相変わらずといった状況です。

通貨ペアによっては依然として円売り気味に推移しているものもあり、売買スタンスにあったペア選びが分かれ道となっています。ユーロ円などは個人的にユーロの買いで追随参加するのは非常に恐怖心が伴いますが、インフレ通貨が買われる昨今、金利上昇期待=買いスタンスなのでしょうね。


相場観が合致している数少ないペアでカナダ円があります。といっても本日はかなりの反転上昇を見ていますが、再度売り直しのタイミングを計ってみます。

実は、ZARJPYも意識してみようと思いましたが、利食いとして売りを考えることができても、下落したとしても当面の目標が15.50円水準に見える以上、ロスリミットと目標のバランスが悪くお得な戦略ではありませんでした。

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SGDJPY 調整遅れ 初めての挑戦

2006-11-15 22:47:03 | ☆外国為替を読む

順調に下げ始めたクロス円ですが、各ペア共に下値を割り切れずやや戻し気味の通貨が散見されます。

昨日の戦略でしたCADJPYも結局103円丁度を割り切れずもたついています。夕方から強まった一見ドル買いにみえる動きで、ドル円が上昇。引きずられて上昇しているところで現在を迎えています。トレンドを継続するなら103円台後半は売り頃ですが、ドル買いという前提を冷静に見渡すと、一概にそうでも無さそうな気もしてきます。

ポンド円はポンドドルの下落が強かったため、ドル円が上昇する中で下落をしている半面で、豪ドル円、NZ円などは下げ止るか上昇気味に推移しており、対ドルではあまり目立った下落を見せていない感覚があります。このあたりをぼんやりと眺めていると、通貨強弱に関わらず、調整されていなかった通貨の調整が散発的に発生しだしている可能性を感じます。

つまり、本日はポンドドルの調整が本格化し、ドルヘッジでドル買いムードがかもし出されたものの、調整済み通貨のクロス円ペアはドル円に連動し、未調整通貨のクロス円はその動きをモロに受けているという仮説が成り立ちます。つまり調整下落のターゲットになりそうなクロス円は、ドルストレートペアで調整を迎えていない通貨のクロス円というヒントが思い浮かびます。

そこで本日は営業開始以来初めての試みとなるSGDJPYを占ってみることにします。

対ドルでは1.5550割れまで進んだドル売りSGドル買いの動きは、本日50ポイントの戻りを見せていますが、充分調整されたようには見えません。対円ではドル円につられて上昇し高値に近つく動きですが、本来下落すべき対円クロスの仲間に見えて仕方ありません。

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CADJPY 下値ブレーク狙い 天井確認後の動き

2006-11-14 20:12:28 |    -加ドル

確か先週末の金曜日に示唆しましたが、CADJPYが本格的な下落を開始したように見えます。

前回のセッションでは新安値を記録したあと深い戻しに遭い、殆どイーブンで一旦終了したものの、結果的に戻り高値を確認した形にみえる動きに着目しました。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

その他幾つかの兆しを見て取れますが、唯一リスクはドル円の上昇です。ここ暫く異常に底固かったユーロ円でしたが、選手交代とばかりに今度はドル円が異常な固さです。<o:p></o:p>

ユーロ円はたまらずに上に跳ね、ドル円は117.50が異常に固い状況で、118円台を再び覗きに行くかのような動きとなっています。

豪ドル円はドル円につられて上昇はしていますが、昨日指摘したそのほかの高金利ペアは、見方によっては非常に重たいと感じるほど直ぐに下値に張り付くといった状況です。

ではカナダ円をフォローアップする意味で、占ってみましょう。

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GBPJPY 短期的に収斂 21世紀最高値の後

2006-11-13 21:37:16 |    -ポンド円

週明け、順調な滑り出しと楽勝ムードが漂う中、日本の政治家コメントでこれほど動いたマーケットはあまり記憶が無いほど円安が活発化し、一気にアゲンストへと引きずり込まれてしまいました。

いよいよマーケットが薄くなり始めているのか、日本の投資家パワーがかつて無い規模となっているのかはわかりませんが、トレンドが継続しないこのところの相場で、レンジ取引が最も勝機ある取引スタイルになりつつあります。
これはこれで間違った手法ではありませんが、何度も申し上げるとおり“いつか相場は必ず戻って来る”とばかりにポジションを置き去りにするやり方は、限られた資金を一度の機会に全てリスクを掛けることとなりがちであり、レンジを抜けてアゲンストにいったと判断できる時は、勇気ある撤退が分かれ道となるケースがあります。


個人的に上手く行かないレンジ相場への苛立ちをこんな風に表現してしまった帰来がありますが、本日はジョージソロス氏がBOEを打ち負かして以来の高値を更新しつつあるポンドを対円で考察します。

数日前につけた225円台からの動きを見て、究極の2択が迫っているように見えます。

<o:p>続きはTFnsの「テクニカルクリップ」で占っています。よろしければおすすみください。もちろん、無料コンテンツです。



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GBPJPY 明日を控えて様子見・・・もしAUDJPYをなぞるなら

2006-11-08 22:33:07 |    -ポンド円
占い泣かせのレンジが続いています。

といっても人気の高金利通貨ペアの上昇の流れは、一見衰えていないように見えます。ネタも占いも出尽くし感が漂う中、本日のAUDJPYは利上げを発表したにもかかわらず売られています。

円金利上げがクローズアップされ始めそうな中で、対円のクロスがやや手仕舞い始めているのか、SELL THE FACTとばかりのリアクションです。

NZDJPY
は二回目の高値トライも更新できず、ややだれていることが見て取れますが、比較してポンド円は高値更新を終値ベースで達成したにもかかわらず全く勢いが無く、無理やり高止まっているように見えて仕方ありません。

本日は、このところ全く機能していなかったGBPJPYを久しぶりに占ってみます。

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渡辺財務官講演の影響やいかに

2006-11-07 18:02:13 | ☆外国為替から離れる(雑感)

当ブログ執筆&運営しております私、浅野ですが、自己紹介にもあるように現在、トウキョウフォレックス社で、外国為替証拠金取引の提供をお手伝いしております。

当社は以前、外国為替銀行間市場の取引仲介業務をしており、現存するトウキョウフォレックス上田ハーロー社にその名を伝えている形ですが、親会社となる東京短資株式会社は、100年という歴史があり日本の短期円資金市場のマーケット業務が主な内容となっていますが、実は本日は銀行間市場参加者をお招きして、講演を開催しています。

私はトウキョウフォレックスの業務があるので参加は差し控えましたが、当社サービスにも情報提供をいただいている、日銀ウオッチャーの加藤 出氏と、渡辺財務官が本日の講師となっており、金利政策についてかなり突っ込んだ話が予想されることから、各方面から多くの記者に詰め掛けていただいているようです。

M&M社の17:18付けニュースにもあるように、渡辺財務官に用意されている題目は「最近の国際金融情勢について」となっており、18:30ころから講演が始まる予定ですので、もしかするとこのあたりで、コメント相場となる可能性もあり得ます。

また、加藤 出氏は先日米国に出張をしており、シンクタンクと利上げのタイミングについてなんだかの話し合いがあったのではないかと個人的にはかんぐっており、また本日の福井総裁コメントなど、にわかに円金利がクローズアップされつつあります。

スワップ金利といわれる独特の損益機会を持つ為替取引ですが、その基となるフォワード市場では、これまで米国金利の利上げ観測後退から日米金利差が縮小する局面は多々ありましたが、昨日から本日のフォワード市場は、どうやら日本金利上昇から来る日米金利差縮小が織り込まれ始めているようです。

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