外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

PM外国為替テクニカル分析 - 4月30日、ドル円相場

2010-04-30 22:15:42 |    -ドル円
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

今日は、アセンダントの山中さんに代わり、浅野のコメントをお送りします。

ユーロのセンチメントが急回復する中で、ユーロの買戻しが対円でも発生し、ドル円を底堅くしているように見えます。目先のショートが切らされている印象ですが、本当に好感の買いは出ているのでしょうか。

いずれにしてもドル円の上昇トレンドは継続と見ますが、急騰する地合いではないかもしれません。

詳細は、ForexTVジャパンのサイトの、「テクニカル」タブからどうぞ!

いよいよ、コアなGWに突入です。皆様とは、是非無事に再開いたしましょう!






AM外国為替テクニカル分析 - 4月30日 金曜日、ユーロドル相場

2010-04-30 15:30:09 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

いよいよGWが始まり、皆様の中には実は海外からご覧いただいている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?是非、どちらにいらっしゃるのか、コメントに投稿いただけると嬉しく思います!

さて、ユーロ圏の悪材料は底をつく気配はありませんが、一気に下値を拡大してゆくほど、ポジションは傾いていない様子です。1.3000割れあたりでは、まとまった投げが入るかもしれませんが、底までの道のりでは、一進一退となりそうです。

まずは、連休中のイギリス総選挙結果が大きなトピックです。
直近の3つ巴を回避したとしても、ハングパーラメント解消リスクは依然として残っており、相場がSELL THE FACT(事実売り)となる可能性は依然として残っています。
連休をゆっくり過ごすには、スクエアが基本かもしれません。

では、本日もアセンダント、山中康司氏の解説による「AM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。

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4月30日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-30 15:10:40 |    -ポンドドル

◆本日4月30日午前の東京外国為替市場の動き

ドル円相場は94円台が相変わらず重たい模様で、93.90円まで沈み込んだ後は94.00円を挟んで揉み合っています。ポンドドルは小動きながらも高値を1.5362まで拡大、ユーロドルは、1.3220から65の間で揉み合っています。

◆今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。

イギリスの総選挙を5月6日に控え、あまり積極的な取組みは避けたいタイミングですので、相場観の目安として簡単に分析してみましょう。

対ユーロ相場で強さを維持しているポンドは、対ドル相場でも底堅く推移しています。下落材料としては今のところ、単独政党による過半数議席を確保できない、いわゆる「ハングパーラメント」リスク以外、目立つ材料は無い状況です。ただ、総選挙が終わったあたりで、イギリスの財政問題に再度焦点が集まるとの見方もあり、このまま上昇トレンドを再開するとも思えません。



今週始まりで付けた1.54台後半をレジスタンスとし、1.5450付近へ相場が戻すようならポンドを売ります。4月15日高値の1.5521をしっかり上回るようなら40あたりでストップとし、3月上旬に揉み合った終値の下値圏となる1.5000付近が目先の目標です。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
動画は下のYouTubeからもご覧いただけます。

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4月29日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月30日「FXフラッシュ1400」

2010-04-30 14:52:10 | ☆外国為替を読む

◆4月29日木曜日のトピックス

ギリシャ支援枠が大きく拡大され、最悪のシナリオに対する懸念が後退したことを挙げましょう。
前日未明に発表されたFOMCの金融政策は緩和路線維持となり株式市場は回復基調を継続しています。

それでは、各主要通貨の推移をプロスティックスの30分足チャートを見ながら確認してゆきましょう。


ユーロドル相場


28日の急落から引けにかけて急速に戻り始め、29日は概ねその地合いを継続する展開でした。寄り付き後は戻し相場を調整するユーロ売りが先行したものの、後場に入ってクロス円と見られる買いで底堅く推移しました。欧州時間に入り、隣国へ拡大した財政問題が意識されユーロ売りが再開したものの、ドイツの失業率などが改善したことでユーロ買いへ反転し、前日高値を上回る1.3278の高値を付けた後は、高値圏でもみ合いながら引けています。ポンドドルが堅調に推移したことで、連れ高となった側面もあった模様です。


ポンドドル相場


政局不安が影響したのか、東京時間は上値が重い展開でしたが、経済指標が改善したことなどをキッカケに、買い基調に反転。ユーロポンド相場が下落したこともポンド買いの支援材料になっている印象です。米国時間に入っても底堅い相場は1.5339付近の高値を付け、そのまま高値圏で引けました。


ドル円相場



前日28日の引けにかけて再び94円台に乗せ、29日序盤は値ごろ感の売りが先行する展開でした。東京時間は93円台に入り込むなど上値が重く推移しましたが、ユーロやポンドの対ドル相場が上昇基調に転じると、クロス円などの買いで底堅くなり94.24円付近まで上昇し、そのまま94円台で米国時間を引けています。

◆その他の米国市場の動向

株式市場は企業の好決算や前日のFOMC発表を好感して続伸しています。ギリシャ懸念が後退して欧州市場も堅調に推移したことが支援材料となっていたかも知れません。一方、債券市場は下落とはならず、一部では欧州懸念が根強いことを示す形となりました。金相場はドル安推移したにもかかわらず若干下落して終わっており、欧州リスクの後退により、金を安全資産とする向きの売戻しが入ったとの報道もありました。
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今日の通貨フォーカスはポンドドル相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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PM外国為替テクニカル分析 4月28日 水曜日

2010-04-28 18:15:55 |    -ドル円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨夜のソブリン格下げは、サプライズでした。NYKダウも下落幅が200ドルを超えたのは久しぶりに見ました。
クレジットリスクに加えて、中国のバブル懸念、金融規制懸念と、要素としてはリスク回避を連想するイベントが増えてきました。今日だけの動きを見ると、ユーロよりポンドの対ドル相場が下落速度を増しているように見えます。ハング・パーラメント懸念が拡大しているのか、こちらもリスク側へと傾き始めた印象です。

FOMCを前に、ドルのショートポジションが先に手仕舞いを始めたのも一因かもしれません。有り得るのは引き締め側に限定された状況の中、丁半賭博的なドル買いが、対欧州通貨で発生しているといも限らない動きになってきました。チョッと短時間に突っ込み過ぎに見えます。

では、今日もアセンダント、山中康司氏のコメントお伝えする「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。

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4月28日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-28 15:15:03 | ☆相場分析-ユーロドル

◆本日4月28日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ユーロとポンドの対ドル相場は、寄り付き直後にも一段安となりましたが、ドル円は93円台を維持し、以降は各主要通貨ペアともに買戻しが優勢となっています。
ユーロドルは1.3143、ポンドドルは1.5223付近の安値をつけています。

◆今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。

3月末の終値安値を、今回の終値で下回った相場は、下落トレンドを明確に再開したように見えます。下げが急だっただけに買い戻しもそこそこ入っている模様ですが、基本は戻り売りに見えます。



3月終値安値とここまでの4月終値安値の1.32台後半は、現在の戻り相場のレジスタンスとして強く機能しそうです。1.3300の大台を節目として、1.3280前後でユーロを売り、1.3320付近をストップとします。

1.3300の大台替りで抑えられない、何かのイベントが発生した場合は、ストップ水準ではドテンも視野に入ります。
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4月27日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月28日「FXフラッシュ1400」

2010-04-28 15:03:29 | ☆外国為替を読む

4月27日火曜日のトピックス

・ギリシャとポルトガルの債券が格下げされたことでユーロ下落に拍車が掛かったこと
・アメリカの金融規制改革に対する懸念で株式市場が下落したこと
の2点を挙げましょう。結果的に市場はリスク逃避ムード一色になっています。

それでは、各主要通貨の推移を確認してゆきましょう。

ユーロドル相場
(本日のチャート添付はありません。)

寄り付き後、前日の上昇相場を試すように上値を攻めましたが、高値を更新仕切れなかったことで直ぐに売り戻しが入りました。
 欧州時間に入り、ドイツがギリシャ支援を拒否するとの思惑からユーロの上値が重く推移したあと、ギリシャ国債の利回りが急上昇するなどでユーロが下げ足を早め、1.32台後半まで下落しました。ドイツは無条件で拒否しないなど、ユーロ圏諸国が事態の修復に動くと、1.33台中盤に戻しました。
 しかし、格付け機関によるギリシャとポルトガルのソブリン格下げを受けて下落が再開し、1.3165付近の安値を付けました。

ゴールドマンサックスの証言が始まる中、金融規制への懸念が株価を引き下げるなど、終盤にかけてリスクを回避するムード一色となった模様です。


ポンドドル相場
(本日のチャート添付はありません。)

概ねユーロドルの下落に連れて推移しました。
ただ、当初のドル買いのキッカケを作ったのは、選挙を控えてイギリスの政局不安が再燃したことによるポンド売りだった印象があります。欧州時間一杯は対ユーロ相場をにらんでの推移に見えましたが、ギリシャとポルトガルの格下げを受け、リスクを回避するドル買いへと移行した模様です。結局1.5238付近の安値をつけています。


ドル円相場
(本日のチャート添付はありません。)

94円台がそもそも重く推移していたことで、早くから93円台へと沈み込みました。その後、欧州時間に向けて再度94円台を試す展開もありましたが、ユーロ懸念の再開で始まった欧州時間に入ると、クロス円の売りが上値を圧迫しました。以降は次々に発生したイベントを受けたリスク回避の円買いで、92.81円付近の安値を付けましたが、株式市場が大幅安となった割には93円ちょうどが底堅くなっています。

具体的にタイミングは特定できないものの、中国からは経済成長への不透明感を伝える発言が、リスク回避ムードを包み込んでいた印象もあり、またバーナンキFRB議長の金融引き締めへのトーンを含んだ発言などがドルを支えたとの推測も出来そうです。


◆その他の米国市場の動向

債券市場は、欧州リスクによる米債シフトなどによって利回りは急落、株式市場は大幅安となっています。金相場はリスク回避の買いが入ったとの報道もあり、ドル全面高に反して上昇した模様です。
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PM外国為替テクニカル分析 - 4月27日、ポンド円相場

2010-04-27 21:18:44 |    -ポンド円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

イギリス政局不安の根拠となっている、第一党による絶対過半数の議席確保が危ぶまれる、いわゆる「ハング・パーラメント」懸念が再燃し、ポンドが下落したようです。
ここ暫くは、謎とも言えるポンド高からの急降下は、その他の主要通貨同様、方向感に欠ける展開です。

恐らく、謎の上昇も一部はこうした理由が背景にあると見られ、相場をいっそう読みにくくしています。ただ、既に背負ってしまった財政赤字は、第一党がどこになろうと、険しい道になることは必至で、いずれにしてもあまり買い進めない通貨であることには違いないという意見は、根本的に変わりません。

ただ、相場はえてしてファンダメンタルでは理解できない動きをするため、なるべく相場だけを見つめ、余計な雑音は聞かないようにすることも、大切です。

では、本日もPM外国為替テクニカル分析のYouTube版を添付します。今日は、浅野がピンチヒッターを務めます。チャート的には、どれも入りにくい様相です。
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今年に入ってからの上値抵抗線と、4月高値を更新したポンド円相場は、



昨日145.94円の高値をつけました。今日も上値をうかがうかに思えた相場ですが、朝方から上値が重く推移し、それまでの4月高値を再度割り込み、昨日の陽線を抱き込む陰線を作っています。
3月初旬からの上昇トレンドを信じるなら押し目買いが順当ですが、下値で買い戻すことを条件に、もし以前の4月高値145.01円の手前に戻るようなら、144.90付近でポンドを売り、その際のストップは昨日の高値越えとします。

遅行スパンの雲の下限が142.95円、本日の転換線が142.65円付近にいることから、この間の価格帯を本命の押し目買いゾーンと考えます。シナリオどおり事が運んだ場合は、雲の上限の141.00円割れでストップとします。



押し目買いから始めた場合は、141.70円付近をストップとします。
上値目標は設定する段階ではありませんが、昨日高値を超えるタイミングでは、買い増すイメージです。
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4月27日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-27 15:55:39 | ☆相場分析-ユーロドル
◆本日4月27日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ドル円相場は、軟調な株式市場の影響もあってか、上値が重い展開で93円台に入り込んでいます。ユーロとポンドの対ドル相場は、朝方に上値を試したものの、盛り上がりに欠け、寄り付き水準へと戻したあとは小動きに推移しています。

◆今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。

先週末は下ヒゲをつけた後にしっかり上昇して引けたことで、チャート的には強い反転を暗示する足型でした。しかし、月曜日になってみると、逆に下落のギャップとなり、明確な方向性は見当たりません。今日は中長期のチャートを少し詳しく見てみましょう。



その前に、先週末の金曜日を時間足で見ると、逆のヘッドアンドショルダーが出現し、ネック越えまで完了していました。通常であれば、値幅でも22日高値を越える動きに発展しても不思議ではありませんが、1.34台も乗せ返せない現状では、短期的なポジションを除くユーロのショートは腰が入っている印象です。



月足では上昇する雲の下限で陰線を維持しており、一度は雲の下に出たがっているように見えます。今月末をこのまま終えれば、来月は雲の下に出るのは決定的で、中長期的にはユーロのショートを切る根拠にならないことがうなずけます。



一方、踊り場的に下落チャンネルを作っている週足は、現在値がほぼチャンネルの中央にあり、やはり方向感を失っていることが判ります。
均衡表は下落を示唆していることから、チャンネルの上限手前では戻り売りが良い水準ですが、少なくとも転換線が位置する1.3500付近まで見守るほうがよさそうです。
遅行スパンは雲の下限の1.3325付近がサポートになっている模様で、終値では結局は雲の中に引き戻される状況です。買いを模索する場合の最後のサポートにも見えますが、突き抜けると早そうな局面だけに、こちらも取り組みにくい状況です。
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4月26日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月27日「FXフラッシュ1400」

2010-04-27 15:39:49 | ☆外国為替を読む

◆4月26日月曜日のトピックス

ギリシャ支援でドイツが前提条件を表明し、支援の規模やタイミングについて不透明感が再燃したことを挙げておきますが、米国時間では下落前の水準に回復しています。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



35ポイント強、ドル高へギャップして寄り付き、すぐにギャップを埋めた以降は、前日上昇した相場の高値圏で揉み合いました。欧州時間に入り、ドイツがギリシャ支援を拒否する懸念が伝わると、ユーロ売りが再燃し、一時1.32台を覗く展開となりました。しかし、米国時間終盤では、フランスが積極的に事態の収束を図り、ドイツも無条件での拒否ではないことを強調するなどで、下落幅を概ね取り戻して引けています。

ポンドドル相場



寄付きから底堅い動きを継続し、1.55手前まで上昇したものの、大台を攻めるには材料が無く、1.54台半ばで揉み合って引けました。ポンドは対ユーロ相場で引けにかけて売られましたが、対ドルではユーロドルが上昇したことで、同水準を維持しています。


ドル円相場



クロスの動きに連れて、概ね94円台前半で揉み合う展開でした。終盤では底堅いものの上値も拡大するには及ばない展開でした。

◆その他の米国市場の動向

債券市場は、ギリシャ債券が下落幅を拡大させ、当初は逃避的な米債の買いが先行したようです。今週の大量入札を控え上値も重いとの報道も在りましたが、先行買いの影響を消しきれず、期間の短い利回りは下落を維持しています。株式市場は、小動きながらも今週のFOMCが意識された模様で、概ね小反落という結果でした。
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