現在、ユーロポンド相場が調整の下落推移をしており、それはポンド買いユーロ売りを意味します。対ドル相場で見ると、ユーロドルが動かずに、ポンドドルが上昇する調整となっています。
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◆始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が3月11日に切り替わる、日本時間午前7時時点のドル円相場は、
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前日の終値と同じ90.50円付近で寄り付いたあと、方向感に欠ける揉み合いとなりましたが、次第に上値が重くなると、前場引けに掛けて90.19円付近まで下落しました。後場は、前場の戻し相場となり、90.36付近で引けています。
欧州時間に入ってからは、東京時間の終値を中心とした揉み合いとなっていますが心持ち、下値が固い印象です。
◆では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。
前日の上昇相場を調整する動きが中心だった印象がある中、円安を好感した株式市場が底堅く推移しています。結果的に株式市場と相反する円高に推移したドル円ですが、豪州の雇用者数が頭打ちとなる結果が発表され、オージー円の下落が円高地合を牽引した形ですが、どちらも前日の調整の域を脱していない状況です。
ここまで、ポンドドルは1.4944から87、ユーロドルは1.3618から58のレンジとなっており、現状の日足はどちらも様子眺めを示す、短い十字足となっています。
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本日の「FXフラッシュ1930」のテクニカル分析は、ドル円分析ですが、ここで一旦ページを改めます。以上の内容とテクニカル分析は、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。WEBサーバーは概ね復旧しましたが、ビデオサーバーの調整が長引いています。動画は今日も下のYouTubeからご覧ください。
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◎本日3月11日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
ユーロやポンドが比較的小動きに揉み合う中で、昨日急騰した対円相場に利食いが先行しているのか、ドル円は円の買戻しが強まる展開です。
◎今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。
ユーロの緊張が僅かに解けてきたことで、若干の底堅さを感じています。昨日の動きからも円のロングはまだまだ残っている印象もあり、ユーロ円の上昇を見込んで、入り口を探します。あくまでも中期的には下落トレンドの立場は崩しておらず、揉み合い相場内における一上昇としますが、日替わりで騰落が入れ代わる揉み合いの入り口探しには慎重になってしまいます。
8日のギャップと高値を上に抜け、短期的に上昇機運が高まっています。
ギャップをサポートにユーロを買い、6日引け際で揉み合った下値圏の122.80割れでストップというのが、現状では順当ですが、ギャップ割れを織り込んで見ます。
昨日午前中に揉み合った122.40円付近へ下落するようならユーロを買い、昨日の安値圏に近い121.80円を割れるようなら一旦はストップというイメージです。目先の上値目標は昨日の高値圏に近い、123.60円付近を想定します。
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以上、1本前の投稿内容と一緒に、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できますが、本日も動画サーバーおよびWEBサーバーの調整が長引いており、WEBサイトでの配信は休止しています。お手数ですが、下記YouTubeで、ご覧ください。
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前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。
◆3月10日水曜日のトピックス
改めて見渡すと材料に欠ける印象です。唯一ギリシャ債券の入札が好調に終わったことで、安堵感がユーロの買戻しを促した程度ではないでしょうか。
それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。
◆ユーロドル相場
前日米国時間での反転上昇で、戻り相場の高値圏で寄り付きました。しかし、その後は方向感を失ってペナント状に収束した後、欧州時間に入って下値を確認した後、一気に反転上昇し、高値をつけた後は1.3650を中心に揉み合い引けとなりました。
(ファンダメンタル)
欧州時間に入って直ぐに発表されたユーロ圏の経済指標はまちまちで、ユーロ売りを先行させた根拠には乏しく、テクニカルな動きに見えます。その後の強い反転上昇の要因は、ポンド売りが対ユーロ相場を押し上げたといわざるを得ず、スイス中銀によるフラン売りユーロ買いの介入憶測が支援材料となった模様です。唯一、懸念されていたギリシャ債券の入札が好調に終わったことは、終盤の一段高に寄与したと推測できます。
◆ポンドドル相場
寄付き直後に一度上値を確認後、早々に上値が重くなり、欧州時間でのユーロ下落に連れて安値を拡大し、1.4869をつけました。その後はユーロに連れて上昇気味に推移しました。日足は長い下ヒゲをつけた陰線となりましたが、反転上昇の兆しはありません。
(ファンダメンタル)
欧州時間で発表された英国経済指標が悪化したことでポンドが全面安となりました。ただ、対ドルでは底堅かったため、ユーロポンド相場の上昇には、ユーロが上昇して対応せざるを得なかったと推測します。その後は、ポンドドルもユーロ上昇につられて、ドル売り上昇となっていますが、特にポンドを買い戻す要因はまだ見えていないことからも、ユーロポンド相場が大きな要因と見ています。
◆ドル円相場
前日のドル買い基調を引き継ぎ、寄り付き以降も底堅く展開しましたが、欧州時間にでは上昇が加速し、90.80円の高値をつけました。その後90.50付近で揉み合い引けとなり、日足は陽線を作りましたが、揉み合いの域は脱し切れていません。
(ファンダメンタル)
上昇を加速した時間を見ても、ユーロやポンドの対ドル相場が反転上昇し始めたタイミングであり、クロス円の上昇が最初の要因と見るのが自然でしょう。終盤はドル円自身のストップなどもあったはずですが、90円を挟んだ揉み合いとすれば、3日間掛けた往来相場ということもできそうです。
◆その他の米国市場動向
株式市場は続騰といっても、この2日の終値ベースで15ドル程度しか上昇しておらず、しかも金相場は反対に下落しています。一方で債券市場は米債入札が好調にも関わらず下落して利回りは上昇するなど、資金が債券から株式へシフトしたとは考え難い状況です。好調だったギリシャ債、入札の結果を受けて、米債へ非難していた資金が欧州に戻りつつあるとしか見えない展開です。
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