外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

2023年のグローバルリスク

2023-02-03 19:13:01 | ☆外国為替を読む

2023年も2月になりました。

ご挨拶から相当な時間がたってしまい、申し訳ございません。

 

さて、少し前になりますが、複数のメディアでもニュースとして

報じられていましたが、2023年の世界的な10大リスクが発表されています。

 

このレポートは、アメリカのユーラシアグループなる会社が毎年1月3日に

作成&公開しているもので、

代表のイアン・ブレマー氏は、先のダボス会議にも出演者として出席する

政治学者で、NewsWeekの表紙を飾るなどの著名人の様です。

 

彼らが毎年発行する「世界の10大リスク」レポートは、毎年よく当たる…

というか、クローズアップされるテーマを事前に上手くまとめあげています。

 

「と言っても、英文のレポートは難しいから…」と思われた あなた!

 

実は私も、例年なら10大リスクのタイトル程度しか認識していなかったのですが、

今回少し掘り下げてみると、

何と日本語版の、恐らくフルレポートが、JETROさんの公式サイトにリンクされていて、

じつに詳しく読み込むことができることが判りました。

 

JETROとは、日本貿易振興機構という独立行政法人で、皆さんも

一度や二度は見聞きしたことがあると思います。

 

Webサイトのビジネス短信という機能?コンテンツ?がありますが、

1月5日付の記事で、この世界10大リスクのレポートが報じられています。

少し前の記事で後方に埋もれてしまいましたので、ここに引き上げておきます。

米調査会社、2023年の「世界10大リスク」の1位、2位にロシアと中国(中国、日本、米国、ロシア) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ

米調査会社、2023年の「世界10大リスク」の1位、2位にロシアと中国(中国、日本、米国、ロシア) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ

 

 

本文の記事の冒頭に、添付資料 という形でPDFがリンクされていますので、

是非一度、お読みになることをおススメします。

 

念のため10大リスクのタイトルだけでも列記しておきますと、

 1ならず者国家ロシア
 2「絶対権力者」習近平
 3「大混乱生成兵器」
 4インフレショック
 5追いつめられるイラン
 6エネルギー危機
 7世界的発展の急停止
 8分断国家アメリカ
 9TikTokなZ世代
10逼迫する水問題

となっています。

 

3の「大混乱生成兵器」リスクについてはピンと来ませんね。

内容は主にAIがもたらすリスクのことを指しており、

このタイトルそのものがAIによって作り出された語句なのだそうです。

 

あれ?台湾問題は10大リスクではないの?

 

と思われた方も多いかと思いますが、10大リスクに続けて

「リスクもどき」というコーナーが設けられており、その中で

・ウクライナ支援に亀裂
・機能不全化するEU
・台湾危機
・米中の産業技術報復合戦

これらの4つが取り上げられていました。

 

私たちが為替(FX)を取引する上で、こうしたリスクがいつ顕在化し

(もっとも、既に大事になっているリスクもありますが…)

どんな因子(ファクター)がマーケットに影響を及ぼす可能性があるか、

把握しておくだけでも随分と役に立つと思います。

この10大リスクレポートは極めて読みやすくまとまっていますので是非、

一度は目を通しておくと良いかと思います。

 

そしてこのレポートは次のように締めくくられています。

投資に対して持っておくべき姿勢とも読める気がします。

(以下、抜粋)

 

「リポート作成に当たり、世界がどこへ向かうのか、などと
難しく考えないようにした。

重要なのは、どう予測するかではない。
現在の世界がどうなっているのか、本当にそうなのか
正しく理解すれば、

将来がどうなるかを、どんな占い師の水晶玉よりも
明確にとらえることができる。

その過程で、世界だけでなく自分自身についても学ぶことができる。
私たちはどのような偏見をもっているか? 
知っていると思い込んでいるだけで、実は知らないことは何か? 
そして、何が自分たちを間違った方向に向かわせるか?」



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