外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

5月20日の豪ドル下落の不思議と裏読み-IMM番組で豪ドル買いの余地ありの発言を受けて

2014-05-21 15:51:37 |    -豪ドル

いつも、当ブログ並びにIMM分析番組をご視聴頂きまして、まことにありがとうござます。

ところで、昨日5月20日の豪ドル相場は全面安となり、月足同様に日足も完全に一目均衡表の雲の中へと入りこんでしまいました。週足は雲の上限で上値を抑えられて結局は中に入れず、消去法でも下落が優勢な地合いです。

先ほどご紹介したIMM番組の中で、豪ドル買いの余地を指摘しています。
相場が落ち着けば再び金利差が見直され、ジリジリと買われると見ていますが、ただ、とにかくロングもショートも見境なく手仕舞いが先行している現在の相場は、豪ドルも一先ず目先のロングを手仕舞いつつ底値を探しに、暫く上値が重い展開になりそうです。どの水準で押し目を買うのか非常に悩みますが、どこかでボトムの形を作った際には是非、挑戦してみたいところです。


ところで、NZDも含めて、昨夜のAUDの下落要因について、いろいろな解説を探し回ってみましたが、今一つ明確な理由は見あたりませんでした。ただ、某ストリーミングニュースではRBA総裁補佐(ってどんな役職?)の発言として、「長期資本の流入低下が豪ドル安を招く恐れがある」との報道があり、それが材料視された可能性はあるかもしれません。

長期資本の流入が低下傾向にあるかどうか、確認していないので何とも言えませんが、豪州の経済や財政は御存知の通り、海外勢の債券買いや不動産購入などによる資本流入が高い割合を占めており、もしこうした資本流入が本当に低下傾向を鮮明にしているなら、企業や政府の財政に逆回転が掛かりかねず、そうなると中国のようにデフォルトリスクが表面化するのは確かです。豪州の不動産バブルは、機会があるごとに懸念されており、豪ドルが下落傾向にある時は、このネタには十分注意が必要です。


IMMの豪ドルポジションに思うこと-本日のFXフラッシュ1930はお休みです

2013-05-16 15:01:53 |    -豪ドル

今週のIMM残高分析では、オージードルのロングが、いよいよスクエアに近づく動きとなっていました。相場はそれを物語るようにパリティを大きく割り込み、安値圏で揉み合っています。
今週末発表されるデータは2日前の市場終了時点のものですが、さてショートまで売り越されているか、スクエアで様子見か、今後のオージー相場を占う点で注目しています。

それにしても、比較的長いスパンで取引しているであろうあのシカゴ筋ですら、ポジションがロングなったり、ショートになったりと、相場に合わせてポジションが変動しています。

一方、日本の取引所や事業者が単独で発表しているポジションは、概ね同じ方向に傾いたまま、多少前後する程度です。

確かに証拠金を預けると、それを対価に売買している錯覚にはなりますが、証拠金はあくまでアセットであって、決済した時の精算用資金です。取引する際には、例えばゲームセンターでコインを買うように、一度、ドルやユーロをプレイする形に替えた上で(正確には借りた上で)、それを売ったり買ったりするわけで、決して預けた資金を外貨に換えて売買している訳ではない点、もう少しフットワークが軽くなると、日本時間でもある程度、変動する相場になるのではないか…と考える次第です。

自動売買もある程度、収益が上がっていなければ、これほど流行するとも思えませんが、リスクを最小限に、プロフィットもそこそこというのは、トレンドが出ている相場では非常に勿体ない気がします。近年では、相場の動と静があまりに極端な印象がありますが、これはこれで、短期過ぎる売買で直ぐにスクエアになってしまうことが原因だと推測しています。

日本時間の市場が動かない理由は、やはりなかなか見つけ難しく、何が良い悪いは、やはり言い切れないのかもしれませんね。

最後になりますが、本日のForexTVジャパンの「FXフラッシュ1930」は都合によりお休みいたします。
ご了承ください。


5月9日の豪ドル相場に思うこと

2013-05-10 01:39:57 |    -豪ドル

それにしても朝方のオージー買いは一瞬でしたが強烈でした。

ただ、今となって言えるのは、あれほど雇用統計が良い数字だった上、中国の消費者物価も上昇という、強いオージー買い要因が重なったにもかかわらず、あの上昇だけで失速したことが全てを物語ると考えたいところです。

RBAが利下げを発表した矢先の、ポジティブサプライズだっただけに、瞬間はどちらを信じるべきか悩みはしましたが、当局が今回の数字を把握していなかったとは思えず、それを押して前もっての利下げには、もっと大きな意味が隠されていると考えた方が良さそうです。

オージーにとってポジティブな見方をすれば、この数字を知っていたからこそ、もともと過大評価されていることに不快感を持っていたRBAは、急騰を回避するために利下げで予め熱を冷ましたという見方も無理やりできなくはない一方で、リーマンショックの時の利下げ行動は相当迅速だったと記憶しており、インフレとは方向が異なる何かの兆候をつかんでいるのかもしれません。

明日の朝、10:30にはRBAの四半期報告の公表が予定されています。ネガティブな部分には過敏に反応しそうな予感があり、要注意かもしれません。

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一目均衡表5月勉強会 開催決定!

来る5月10日金曜日、午後7時から9時の予定で、いつも通り水道橋の貸ホールで開催致します。
テーマは「日経平均株価 重要変化日を経過して大相場の規模を探る」という内容です。経験上、直前の値動きなどで、テーマのバイアスが予定より異なったり、より重要な論点へと移る可能性がありますので、了承されると良いかもしれません。

今や一目均衡表は多くのチャートにも搭載される、世界基準の分析手法です。著名な分析手法は数多くありますが、確立したご本人、或いは完全に内容を理解している人間が随時解説できる状況は段々と少なくなる中、増して日本発のチャートとなれば唯一、一目均衡表だけがそれを可能としています。

均衡表を集大成された一目山人の3世にあたり、均衡表の全てを受け継ぐ細田哲生氏の講義の下、正しい見方や使い方をオンタイムで学べる貴重な機会です。

特典:
勉強会参加者には復習教材として、etvMEDIAジャパンが収録している勉強会動画を、一か月間無料で何回でもご覧いただける特典付きです。

さあ、今回の日経平均上昇の大相場、一体どこまで行くのか、その見極めはいつ、どうなれば良いのか。いつ勉強されますか?…今でしょ!

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豪ドル円:結局行って来い しかも下落の方が大きかった・・・

2012-10-08 08:05:20 |    -豪ドル

おはようございます、ForexTVジャパンの浅野です。
今日は3連休の最終日、というと最後・・・という感じがして悲しいですが、あと一日、今日はお天気も良いということですので、楽しみましょう。

さて、金曜日はアメリカ雇用統計が大きく改善したことでドル円が一時上昇幅を伸ばし、前回焦点を当てたオージー円は円安の影響をモロに受けてしまい、ストップになりました。その後はオージードルの急落を受け、3日安値に迫る下落で先週を引けています。この間、オージードルは上昇の気配も見せなかったことから、オージーの弱い地合いは証明された格好でしたが、クロスの難しい一面が出てしまいました。一方で、上昇し過ぎたと判断したユーロオージーは一段と上昇する結果となり、正に裏をかかれた展開でした。

今朝は下ギャップで寄り付いたものの、以降は買いが優勢の様子で、80円台に戻しています。戻しがもう少し伸びるようなら、もう一度、戻り売りに挑戦したいところです。80.40での戻り売りを設定し、ストップは80.80あたりを想定します。本当は80.50で売りを置きたいのですが、このわずかな10ポイントは、何故か遠い感じがしてなりません。下値目標は78.40~50であるのと、79.20割れではストップ売りで積み増すイメージに変わりはありません。

ForexTVジャパン
浅野


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オージー円:高値揉み合いを脱することができるか ネックは79.20

2012-10-03 15:30:46 |    -豪ドル

クロス円は久しぶりです。でも、まあドル円やるよりは取り組む価値はありそうですね。

各オージーペアを見渡してみると、どれも随分下落済でした。今回の利下げは相当織り込まれていたのでしょうか?中では、オージー円がやや出遅れて見えたので、戦略を考えてみました。

サポートを見渡すと79.30から70は、これまで幾度となく下値を支えられた水準であり、近づくにつれて底堅く感じるでしょう。レンジ取引を想定した買いも出ることを頼りに、再び80円台に戻したところで、今日の高値付近となる80.25辺りでオージーを売り、ストップの予算は50ポイント程度を見込みます。

時間はかかりそうですが、下値目標は一旦、79.50として70ポイント程度を見込み、79.20割れでは、緩いヘッド・アンド・ショルダー(見方によっては無理がありそうですが)のネック割れでもあることから、ストップ売りも視野に入り、この場合のストップは30ポイント程度とし、戻すようならさっさと手仕舞う感じです。
この水準を上手く一気に抜けてくれれば、もう一段の下落もあり得そうですが、78.50は相当底堅いと思われるため、先ずはワンチャンスとなりそうです。ストップと同時にOCOを入れるくらいの対応が必要だと思います。(了)

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浅野

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オージー円:朝イチ・チャート解説を掲載-バイアスはやや強気

2012-09-05 19:46:38 |    -豪ドル

こんばんは、

FXフラッシュ1930の番組の後、立て続けの放送になりますが、タイミングも旬であり早速公開致しました。
朝イチ・チャートでは相場観をバイアスとして、
強気
やや強気
押し目買い
揉み合い・中立・レンジ
戻り売り
やや弱気
弱気
の7段階でまとめています。

本日公開したオージー円は、コメントで下値を試すと述べつつ、どちらかと言えばリバウンドの上昇に軸足が移り始めていました。

番組ではちょうど今日の最安値を試しに向かっている最中でしたが、79.50を底値に底堅い動きを、今後の予想としていました。

詳細は番組でご確認ください。

ForexTVジャパン
浅野

■元ステート・ストリート銀行 東京支店長 柳澤 義治氏 と etvMEDIA・ジャパンが提携

意思を失いかけている相場に息を吹き込むブログ「朝イチ・チャート」をファイル化して 販売開始致します。氏の詳しい経歴はFOREX PRESSの特集「ディーラー烈士伝」を見れば、 一目瞭然。ブログで公開しているペアを含めて、5通貨ペアの相場観にチャートを添えて、有料配信中です。9月一杯はキャンペーンとして50%OFFでご提供致します。

◎レポート「朝イチ・チャート」ダウンロード先:DL-MARKET株式会社
http://www.dlmarket.jp/manufacturer.php/manufacturers_id/7636/price/all/sort/date/disp/description


◎FOREX PRESS「ディーラー烈士伝」-『為替で人を知り、己を知る』-柳澤 義治 氏
http://forexpress.com/columns/blog.php?ID=488&uID=tfx


◎ForexTVジャパン「朝イチ・チャート」解説チャンネル
柳澤 義治 氏へのインタビューもあります
http://www.forextv.jp/Video/Video_AsaIchi.php


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オージー円:本日の朝イチ・チャートの使い方-バイアスは揉み合い

2012-09-04 17:04:42 |    -豪ドル

昨日のAUDJPYは、金曜日が終了した時点のチャートから、週末リスクを無視した状態で下落相場を予想したものですが、月曜日はギャップ気味に安値寄り付き後、ちょうど第4サポートまで下落し、下値圏で揉み合う状態で本日の朝イチ・チャートが公表されました。

その後の状況ですが、9時足で再度下値を模索したものの、昨日の時点で第4サポートだった今日の第1サポートで下値を支えられると、コメント通り反転し、今日の第1レジスタンス手前まで上昇しています。

今日の使い方ですが、50ポイント程度の動きを考えると、既に使い終わった印象です。サブ・チャートのRSIに描かれているように、相場はダイバージェンスを発生し、示唆通り上昇のリバウンドを起こしました。
ただ、
1)月曜日のギャップ境界水準の80.65を上に抜ければ、一日半掛けて揉み合った部分が一種のアイランド・ボトムとなり、もう一段の上昇への期待が掛かかる。
2)2週前の解説番組でも出てきたように、今回のオージー円の下落は、円高基調に加えて、オージーの対ユーロ相場や対ドル相場での売戻しが原動力となっていたが、こちらの相場はある程度良い水準まで売り込まれてきたことから、ここから先、下落を伸ばすにしても、一度は上値を確認する動きも想定される。
ことから、
今週これまでのレンジを揉み合いと仮定し、押し目買い優勢という立場で臨んでみたいと思います。
まとめ:リミット買@第1サポート手前 ストップ売@第2サポート裏
    上値目標:第2レジスタンス
    レンジの上値80.75越えでストップ買のエントリーをする方法もありそうです。ロスリミットは50ポイント程度に対して、プロフィットは一応、100ポイント以上を見ており、バランスとしては合格としたいと思います。

レポートに記入されていた上値レジスタンスは明日の朝イチ・チャート発行時付近で、ちょうどこの揉み合いの上値付近に差し掛かり、もし上昇に拍車がかかるならこのタイミングかも知れません。いずれにしても日足以上でみると80.00を中心とした大きな揉み合いに居る状況に変化は無く、日足では6月1日からの上昇相場がまだ優勢とみるのが順当に見えます。8月21日からの下落相場を意識するなら、今日の第3サポートは非常に重要で、ここを割り込むと大きな揉み合い安値水準となる6月1日の安値付近に迫る展開が視野に入りそうです。

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浅野

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本日のオージ円戦略‐朝イチ・チャートの使い方(バイアスは弱気)

2012-08-24 08:28:39 |    -豪ドル

昨日の「朝イチ・チャートの使い方」では、戻り売り戦略を設定しましたが、2ポイント足りず、エントリーはなりませんでした。下値は81円台を付けており、値動きは想定通りでした。ショートを上手くキャリーできている向きはレポート通りの戦略で問題なさそうです。

さて、日々挑戦し直すことをコンセプトに、このコーナーを考えた浅野としては、新たな戦略が必要です。朝イチ・チャートのコメントの中で、「74.45からの上昇支持線」が指摘されていますが、「朝イチ・チャート解説」チャンネルの最新動画の中で既に解説済です。

1) この支持線(今となっては上値抵抗として機能)が本日82.45付近に差し掛かっている
2) 本文コメントにもあるように、時間足の上値抵抗が82.50前後から、時間経過によって下げてくる

ことから、短期的な戻りの限界を朝イチ・チャートにもある2番レジスタンスの82.50に想定したいと思います。

一方で、ここ数時間の短期的に揉み合っている82.00前後20ポイントは、
1)7月上旬の高値揉み
2)7月20日前後の高値揉み
3)8月上旬の揉み合い
など、節目になっているゾーンです。底堅さを見せた場合は、それなりのリバウンドを想定せざるを得ません。従って、今日のバイアスは最も強い売り気にはなっていますが、ここは1番と2番レジスタンスの間をターゲットに、辛抱強く戻り売りで構えたいと思います。

下値はレポートの2番サポートはそれなりの底堅さを見せると思いますが、ここが割れると、相場は少し走る可能性もありそうです。4番サポートは日足一目の雲上限にも一致しており、ここから先は下落するにしても時間がかかりそうなので、その手前で一抜けしたいと思います。

まとめ:戻り売り@82.20~50 ストップ@82.80、利食い@80.80

ロスリミットは最大で60(最少は30)に対して、プロフィットは最少で140(最大は170)ですから、損益バランスは最悪でも2以上あり(ベストは5以上)、悪くない取組だと考えています。

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浅野

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本日のオージー円売り戦略-朝イチ・チャートの使い方

2012-08-23 17:02:10 |    -豪ドル

ForexTVジャパンの浅野です。
無料開放中の通貨ペアのレポートを参考にして、私ならどう応用するかについて、そのままお伝えしようかと思います。
いつ書けるかはわかりませんが、既に相場が終わっている場合は、その旨をお伝えします。


昨日は東京時間の日中揉み合いの高値圏となる82.80でエントリーしたとしても、チャートポイントで示した14日安値付近の82.20を少し下回る82.17まで下落したことで、最高で60ポイント程度の収益が見込めた展開でした。昨日収録した動画で、このあたりのことは詳しく説明されていますので、

下記「朝イチ・チャート解説」チャンネルでご確認ください。

さて、16:30時点で今日のレポートを使って戦略を考えた場合、私ならこう考えます。

1) 日中の戻り高値は、早朝のFOMC議事録発表後の高値と一致しており、依然として82.80は強いレジスタンスになっている。
2) MACDは上昇中である一方、価格は揉み合いを継続していることから、MACDの上昇は変化率が低下したことによる中立化を示す上昇であり、転換を示唆していない。
3) 83円前後はここ一週間程度でもチャートポイントになっており、レポートのレジスタンスに掲載されている83.25は、目先のストップ水準の候補となる。
4) 14日安値からの下値サポートは現在、上値レジスタンスと機能する可能性が高いが、明日の朝9時前後でも、83.25は超えられない。
等を考慮すると、バイアスは引き続き弱気は有効であり、先ず、ストップレートは83.25で決まりました。

次にエントリーですが、やはりFOMC後の高値と10時足高値水準となる82.80前後は一度は引っかかる水準だと考え、その手前の82.75をエントリーとします。

これで、ロス・リミット、つまり損失した場合のコストは50ポイントになりました。

従って、利食い目標は少なくともエントリーの82.75より50ポイント下である82.25以下に置きたいところです。損益バランスは1対1であり、あまり良い取組ではありませんが、FOMC議事録発表直後の高値安値の間で孕む推移を想定すれば、順当かもしれません。

まとめ:売りエントリー@82.75 ストップ買い@83.25 利食い買い@82.25

レポートのコメントにも書かれている6月1日からの下値サポートが差し掛かる82.10/20割れでは売りで追いかけたいところですが、今朝の3時足は下値スパイクをしており、そこに到達した時点では下落の勢いもかなり消耗している可能性があります。例えば、82.00-50で少し揉み合う展開も考えられることから、今日の延長で81円台定着は考えない方が無難にも思います。

ForexTVジャパン
浅野


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オージードル:2日前のリバウンドで更に事態は悪化か

2012-05-30 21:17:32 |    -豪ドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

未だに政策金利が3.75%と、先進国では高金利を維持してきた豪ドルですが、5月に入って下落足を強めており、2月からの下落とは局面が違ってきた印象があります。

以前は欧州懸念によるドル高が影響する展開の中、資源国+高金利といったメリットが考慮され、豪ドル買いもそこそこ持ち込まれていたのか、基本的には調整色がつよい下落でした。
しかし、5月以降は本格的なリスク離れが世界的に顕著となる中、やはり一番おおきな要因は中国景気の鈍化兆候が顕在化してきたことだと考えています。

当ブログではかなり早い段階から豪ドルの下落リスクを指摘していましたが、さすがにこれまで底堅い相場だっただけに、そう簡単には下落を許してくれませんでした。しかし、昨年12月の押し安値を割り込んだことで、11月押しの安値である0.96台中盤が視野に入ってきました。

23日の下落で、11月25日-28日の週末越えギャップを埋めた格好となり、今週の月曜日は逆に上昇ギャップを開ける展開でした。終値も一目均衡表の転換線を超えたため、オージーの底力を見た印象でしたが、翌日の十字足を挟んで今日は月曜日に開けたギャップを埋める展開です。月曜日のギャップも今となれば、昨年12月の安値を、今度は上値として確認してしまった格好となっており、今日の終値が転換線を下回った場合、次の下値目標を目指す流れが優勢となりそうです。

また、ForexTVジャパンが正式に供給を受けているProSticksチャートによれば、月曜日と火曜日の足がちょうどツー・デー・リバーサルとなっており、今日の下落を印象付けています。上値確認とこうしたリバーサル・パターンが同時にできてしまった今週の動きは、結果的に事態をより悪く(ショートの方にとっては良く)してしまったようです。

23日の安値割れでは、ストップ売りのエントリーを想定しつつ、戻りを丁寧に売って見たいところです。今日の終値が0.97台であった場合、もう一度リバウンドする機会を頼みに0.9900で豪ドルを売り、パリティ越えで一旦はストップというイメージです。ストップとならず下落した場合はストップ売りを巻き込むことにすると、アベレージコストは、(0.9900+0.9680)/2=0.9790ですから、0.9810を全ストップとし、少なくとも0.9550は目指したいところです。

ForexTVジャパン
浅野