こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
クロス円が鬼のような上昇を続け、今日も上値を拡大した後は、円買い優勢となっています。それにつれてドルのストレートも、ドル買いへと反転しています。
IMM残高分析でもユーロのショートはさほど縮小しておらず、なら、この上昇は何が背景??と、考えれば考えるほど、クロス円の買い意外に思い当たる節はありません。
米国債は一時的に利回りが上昇する局面がありましたが、このところ再び回が強く利回りも下落気味に推移するなか、一部には根強いリスク回避志向は継続しているとも伝えられます。
ユーロドル相場は、勢いよく一目の雲の上へ飛び出したものの、今日は失速しています。
忘れもしない昨年10月27日の急騰でストップとなったショートは、継続できていれば、打ち出の小槌になっていたはずでした。この際の動きを見ても、深く入り込んだ下落相場が反転上昇し、雲までを一つのセッションとしているように、今回も1月16日安値から雲までの反転上昇を達成しました。しかし、転換線、基準線の反応は鈍く、遅行スパンに至っては、雲の上に出るまであと一押しが必要な状況です。
昨年10月の遅行スパンは雲にも届かなかったことから、前回よりは買いが強いことがわかりますが、10月27日と1月16日の下落からの反転は既に50%に到達しており、戻しとしては達成感が出ているように思います。
今後、24時間に限定して1.3450付近へ戻すようなら、ユーロを売り、先週末高値を超え、1.35台に乗せるようなら20付近で一旦はギブアップというイメージです。1.3300あたりでは、一旦スクエアとし、今月末をやり過ごす感じです。
ForexTVジャパン
浅野