外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

Forex:ユーロ、対円の買いでどうにか上値追い そこは売り場にも見える-浅野の閃きFX

2012-03-05 23:00:48 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

追跡930のアップが終わりました。大分遅くなりましたが、興味のある方は是非ご覧ください。
http://www.forextv.jp/Video/Video_Pro930.php

ForexTVのページがなんだか、にぎやかに見えませんでした??
広告の調整が終わり、どうにか見られる状態に復帰です。ちょっとした手違いで、リンクが外れてしまい、復旧に時間を要してしまいました。

さて、ユーロが暴落した先週末から、どうにか回復基調にあります。
下値はとりあえず、日足一目均衡表の雲の上限が目先の目標ですが、順張りだと値幅が取れないため躊躇をしていたところですが、やっと売り頃な水準へ戻してくれました。

もちろん、ユーロ圏の状況は改善途中にありますが、債券が落ち着いた状況で、取るべきリスクもなくなりつつある状況に見えます。
1.3250付近へ戻すようなら、ユーロを売り、1.33台に乗せるようなら一旦は15あたりでストップというイメージです。
下値目標は、咲くほど述べた1.3120付近を想定します。

サポートになっている雲は次第に薄くなりつつあり、近い将来には、1.3080を一度は試すだろうと想定しています。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:今週の終わり方次第で、これまでの上昇に終止符も…押し目買いは一旦忘れ

2012-03-02 21:35:09 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日の高値が1.3355まで、と、気持ちの中では納得するものの、活字的には5ポイント届かずにエントリーができていない状況の中で、今日になって下げ足が速まっている展開です。結論から先に言うと、押し目買いは一旦は様子見でしょうか。

ポジション調整だけなら、あまり下値も望めないとは思っていましたが、今日の材料などを見ると、少しまずいかな?という感じになってきました。一気に1.31台を下回るとは思いにくいものの、週足は先週の陽線を包みにかかっており、少しでも先週より安く引けると、まさに2-bar リバーサルパターンが完成しそうな雲行きです。

望み薄となりつつも、今日中に1.3320程度まで戻るようなら、ユーロを売り、1.3400を超えるようなら一旦はストップというイメージです。
場合によっては、遅行スパンの下側にある週足雲の下限1.3040あたりへの下落も視野に入ってきました。

今週はそろそろ失礼いたします。よい週末をお過ごしください。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ユーロ円 ドル買いで相殺され保ち合い継続

2012-03-01 13:26:10 |    -ユーロ円

ForexTVジャパンの浅野です。

クロス円には完全に乗り遅れた今回のセッションは、すでに10円以上の上昇となり、衝撃を受けています。

月曜日の急落で前日の陽線を包みそこなった相場は、以降ペナント状に収れんしています。どちらか抜けたほうについてゆくのがセオリーですが、上昇しすぎた印象はぬぐえません。となると一段の上昇を想定するより、調整を想定したほうが無難に思えます。

ちょうど108円付近にいる相場は、高値更新にあと2円必要で、ここから買うのなら当然視野に入る高値更新までに少し距離がありすぎる印象で、長期的な相場水準を示唆する先行スパンからも、少し離れすぎたように思います。
昨日の高値の手前となる108.50~60付近でユーロを売り、終値での戻り最高値を超えた109.20付近で一旦はストップというイメージです。
下値は107.02付近に転換線があり、その手前107.20付近を目先目標に想定します。

高値の更新が無ければあと4日は基準線が水平に推移し、そのあとから転換線を追いかけることになりますが、サポートのプレッシャーが上昇する中、相場が上昇できなければ、調整の下落が優先されるとみています。

ForexTVジャパン
浅野




Forex:ドルの反応まちまち FRB議長の議会証言受けて

2012-03-01 12:50:47 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨夜の市場は乱高下したようです。シカゴ連銀指数まではポジティブな展開でしたが、その後急落しています。
いろいろなニュースを読んだ範囲では、バーナンキFRB議長の議会証言がネガティブ材料として取られたようですが、個人的にはあまりしっくり来ないロジックでした。

そもそもQE3の期待感というものがあったのかどうか、非常に疑問で、前回のFOMC議事録などを見ても、追加緩和期待はとっくに後退していたと思われ、今さら失望などがあったとは思えません。時間的にも月末レートが確定した後のドル買い下落だけに、目先のロングが一斉にスクエアにされたという印象があります。特に緩和政策から連想される潜在的なドル安不安からの逃避先として金が選択されていたという噂が本当ならば、昨夜のドル買いのトリガーを引いた張本人は、ゴールド相場だったのかもしれません。

殆どの事柄は表裏一体であるように、緩和政策に対する具体的な弁明がなかったということは、自力回復の兆しがあるからだという可能性もあり、そう悲観的になる必要も無さそうに思っています。一応、ツイスト・オペレーションの継続は発表された模様で、長期金利の抑え込み程度のアシストは得られるようです。

問題は、ならばドルは買いなのか、売りなのかということですが、チャートを見る限りにおいて、短命かもしれませんが、リバーサルの可能性が高いように感じます。つまり、昨日だけでドルのショートカバーが終わったようには見えません。水準によってはユーロの押し目買いなのかもしれませんが、今日に限っては、矛盾ともいえる戻り売りが機能しそうです。直近の相場イメージは概ね達成されたと考えると、もう一度同じ方向に挑みたいという訳です。

3日間の高値揉み合いを4日目に割り込んだ格好で、前日の陽線だけにとどまらず、揉み合いそのものを陰線で包み込んでしまった事実を重視します。

揉み合いのサポート水準だった1.3360~70付近でユーロを売り、昨日の半値戻し水準となる1.3400を上回るようなら、20あたりで一旦はストップというイメージです。
一目均衡表の遅行スパンがいる雲の下限1.3220あたりを目先目標に置きたいと思います。

オーバーシュートで1.3200を割り込むようなら、逆に少し拾ってみたい心境ですが、金相場が壊れてしまった感じがあり、押し目買いには勇気がいる状況です。

ForexTVジャパン
浅野