外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ECBの金融政策に対する思惑が錯綜、良くある手といえばそれまでか

2013-11-22 14:18:50 | ☆相場分析-ユーロドル

前日、ECBがマイナス金利政策を検討との報道で、ユーロが急落していましたが、昨日、ドラギ総裁は報道を否定したことで、他の通貨がドル買いを強める中、唯一ユーロが買い戻される展開でした。

少し前のユーロ危機の際にもECBは 噂(報道)→否定→現実 を、何度も繰り返した事実があったことは、まだ記憶に新しいところですが、今回もそんなきな臭さを、感じずにはいられません。

日本もかつては、インパクトがありそうな決定を公表する前に、意識的に?関連ネタをリークして市場の様子を伺い、また耳慣らしをすることでそのインパクトを和らげるような行動(裏は取れていませんが…)があった覚えがあります。

今回も、マイナス金利の噂が広がる中、一部には既に肯定的な評論も見られ、インパクトを薄める効果は既に出ています。

政策金利云々に関しては、あまり詳しくはありませんが、今回のマイナス金利は、市中銀行が中銀に置く資金の金利で、政策金利のバンド下限という解釈であれば、一般人にとっては余り関係ないと思われます。調べた範囲では要するに、銀行が余剰短期資金を中銀に置く、いわゆる“ブタ積み”には、コストがかかりますよ…という程度です。

もしかすると、日本のように市中銀行の貸し渋りが横行していると仮定すれば、その対抗措置という側面もあるのでしょうか?
また、一部には通貨高を抑制する方法論でもある…との指摘もあり、インパクトが少ない部分に対して、マイナス金利というインパクトある変更をすることで、市場へのメッセージを伝えようとしているのかもしれませんね。

いずれにしても、ユーロが上昇する背景はかなり薄れた感覚があり、個人的には一貫してユーロショートの相場観を維持したいと思います。キーレベルを11月7日安値の1.3295に置き、戻り売りまたはこの水準割れで、ストップ売りというイメージです。


今回のECBの利下げに関して、易しい解説資料を見つけました。ご興味がある方は、下にリンクを張っておきます。
http://www.smtam.jp/shared/pdf/report_column/HP0.250.25_20131108.pdf
出処:三井住友トラスト・アセットマネジメント


ユーロ急落をどう考えるか 欧米の経済指標結果逆転だけでは説明できない狼狽売りの根拠

2013-11-03 13:19:40 | ☆相場分析-ユーロドル

降って湧いたようなユーロ売りの波に、戸惑っている方々も少なくないかと思います。実は私もその一人ではあるのですが、7月9日と9月6日の安値を結ぶことで描ける下値トレンドラインは、まだ割り込んでおらず、かろうじて上昇の目は残っています。



1.38以上はどうしても追いかけられなかった直観は、結果的に合っていましたが、押し目買いの水準として考えていた1.3550が、このように素通りされた上に、僅か2日で2週間分の大幅上昇を帳消しにしてしまった事実は、無視できません。上昇している下値トレンドラインに接する水準ではもう一度だけ買いを模索しようとは思っていますが、戻り売りを前提としたワンチャンス程度にしか考えられなくなってきました。

ところで、やや唐突ながら今回はドルのファンダメンタルについて少し考えてみました。
特に、対ドルでのユーロ買いが行き過ぎた背景を今一度思い起こしてみると、欧州圏の堅調な経済指標結果と、アメリカ経済指標の冴えない結果が続いたことによるコントラストによって、ユーロが過剰に魅力的に見えたことに加えて、FRBの金融緩和長期化懸念が一層この流れに華を添えたのは事実でしょう。

さらに、現在ドルの動きを支配している要素として、米債の動きが作用し過ぎている印象があります。特にアメリカに関しては一時、デフォルト懸念を抱えただけに、致し方ないのは事実ですが、リスク許容度の観点から考えれば、許容度が向上しても米債は売られる運命にあり、米債の下落だけを見てリスクを煽る論調は、相場観を見失う根源になるかもしれません。

つまり、
こうした健全な債券の下落は、良い意味での金利上昇を招き、立派なドル買いのモチベーションになるのは必至です。

これまで、対ユーロでのドル売りが、スイス買いや円買い、金買いの根拠とされてきた側面があり、見れば見るほどリスク回避の流れでしたが、米債の下落が健全な流れであると言われ始めた場合、これらが売り込まれる可能性は大きく、その影響で今度はユーロが売り込まれる可能性も否定できません。

金利の影響はやがて為替で調整されるため、一方的なドル買いにはならないとは思いますが、この1,2か月間で刷り込まれた、金利上昇=債券下落=リスク回避という自動化された思考回路にとらわれ過ぎると、思わぬドツボにはまってしまう恐れがあります。

それぞれの相場の動きには必ず相反する作用があって、初めて金融市場が成り立っていることを忘れず、今そのどちらが背景となっているのかを冷静に判断してゆきたいと、改めて思っているところです。そう考えると今後、米債の下落というリスクを連想させる動きでも、これまでの「ドル懸念によるドル売り」というロジックから、手のひらを返すような「金利上昇でドル買い」といったコメントの逆襲がありそうな気がしています。


ユーロ大きくギャップせず  一部に達成感?

2013-01-15 17:58:54 | ☆相場分析-ユーロドル

先週末のユーロ上伸で買い気の強さを確認する形に見えました。

週明け月曜日はもしかすると上方へそれなりにギャップするかもしれないと思っていましたが、僅かにずれたものの結局対ドルは1.3300を越えを果たした後、2日かけて100ポイントしか上値を伸ばせず、週足ベースでの買いシグナルは、特に存在しなかったことがうかがえます。

ユーロ円は2日の高値を上抜いて以降、昨日は120円を付けるなど4円近く上値を伸ばしました。こちらも月曜日のアクションはさほど目を見張るものではありませんでした。
ユーロ円は本日、既にリバーサルを示唆する動きに転じており、この辺りでしっかりした底値確認をしておきたいところです。

ユーロ円の大幅上昇はドル円とユーロドルどちらに主な原因があるのか、少し探ってみましたが、ドル円の日足一目均衡表の転換線は88.20にあり、現在価格と同じ大台に位置しています。
ところがユーロドルは現在、1.33ドル台で小幅に推移していますが、転換線ですらまだ1.32より若干低い位置に留まっていることを考えると、今回はユーロドルのウエイトが高かったという想定が成り立ち、しかもやや行き過ぎ感が強いという印象になります。

現に、ユーロ円は現在、最高値よりずいぶん調整が進んだものの118円台後半に居り、日足転換線はまだ116円台後半であるところを見ると、現在値はそれでもなお若干高めだという印象になります。

昨日の高値を維持できた場合、暫くは調整相場になる予感があり、値幅で調整するとすればやはり、転換線が目先の目標になりそうです。ユーロを対ドルで見るか対円で見るかは好き好きですが、今回は対円で見てみようかと思います。

今後24時間の想定レンジは、117.50~119.60です。
では、実際にリアル・トレードに落とし込んでみたいと思います。

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ユーロ圏が急に強気??胡散臭いけど…

2013-01-11 15:18:07 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、
昨日の相場は久しぶりに大相場でした。

特に円安とユーロ高に傾いた相場で、ユーロ円は倍速で上昇した格好です。

昨夜はたまたま相場を見ており、1.31台に乗せるタイミングを確認することができましたが、当初のリアクションではかなり鈍く、案外重かったというのが正直な印象でした。
 ドラギ総裁の発言内容をその後、相場が消化して上げたのだとは思いますが、可能性としては自動売買等のプログラムが実際に発動するまで、やはりタイムラグがあるのかもしれません。
つまり、多くのアルゴリズム系のレート判断は、恐らくどんな短期足を使っているとしても、やはりノイズを取り除くためにその足の終値を使っている可能性が高く、5分足だとすればある事象が発生してから、最大で5分の遅れが発生するという訳です。その終値で再計算されたシグナルが買いであれば、そこでやっと買いに動くといった具合です。

2日前のブログでは、しっかりユーロ買いを想定していたにも関わらず、8日と9日の押しが想定より深すぎて相場観が狂い、結局この波には乗れていません。本来買うべき最後の水準として高値更新を掲げた以上、このタイミングでは一度、挑戦するつもりです。

ユーロ、ドル、円を比べた場合、やはり一番不安なのはユーロですが、僅かここ数日でこれらの全ての国々がやけにポジティブに転じたことが気になります。勘ぐってしまう悪い癖が抜けませんが、プラザ合意に似たような密約の匂いがするのは私だけでしょうか??
更に言えば、この自信に満ちたドル円の上昇は、押し目買い介入までをも想定してしまいます。ま、実はそんな介入方法が一番効果があるのでしょうけど、まさか、相場に精通している誰かを雇用してたりして…とまで思ってしまう今日この頃です。

いずれにしても急激な変動は後々悪い影響を残します。つまりいたるところに欠落した価格帯を残して過ぎてしまうからです。次はいつ踏まれる地雷かどうかは判りませんが、是非、記憶の隅に留めておきたいと思います。


ユーロドル-結局金曜のハンマー足に準じる流れ

2013-01-08 15:46:12 | ☆相場分析-ユーロドル

昨夜の時点で下落の流れが優勢だったユーロドルは、結局その後上昇に転じて陽線で引ける展開となり、金曜日の反転シグナルを踏襲する格好となっています。
ポンドドルは一旦、雲に突っ込むまで下落しましたが、想定通りユーロは踏ん張っており、1.2900の雲の上限より手前で折返しています。

先ほど、麻生財務・金融大臣が、外貨準備を使ってESM債を購入する意向を示したことでユーロが強含んでいます。外準を利用するなら対円より対ドルでの上昇が順当に見えますが、いずれにせよ後が続かず、調整気味に売り戻されている状況です。

個人的には対円相場をロングで入るタイミングを探していますが、相変わらず良いところでは入らせてもらえず、悶々としています。ユーロ円にせよポンド円にせよ、高値圏で揉み合っている現在、昨日の戦略でも示した通り、揉み合いを下に抜ければ多少は沈むことも想定され、ここから買う勇気は全くありません。悩んだ挙句、昨日の動きを信じてユーロドルの買い戦略を想定してみます。

冒頭にも触れた金曜日のシグナルは、月曜日に反映されたことで、上昇余力は残されたという印象です。


他にも、懸念された日足一目均衡表の基準線割れでしたが、昨日は上に抜き返す上昇を見せています。遅行スパンが雲の上限で踏み止まったのも一因だと考えられます。

昨年9月、10月、12月の初旬で付けた高値水準の1.3150~70を前に上げ渋っていますが、


売りが優勢であればこれだけのレジスタンスを前にして下げない方が不思議です。今度1.32台に乗せれば、再度上値を試す展開が先行するかもしれません。

本来であれば12月19日の高値である


1.3307越えで追いかけるのがセオリーだとは思いますが、4日の安値は目先のサポートを確認したと願いつつ押し目買いを設定します。

詳細は「リアルトレード」ブログの方に落とし込みます。

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浅野

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ユーロドル‐金曜日のハンマー足は今のところ機能せず

2013-01-07 22:12:47 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、
金曜日の宝くじは結局買うこともできず、蚊帳の外でした。

相場は先に下値を試しましたが、引け際にユーロがしっかりと買い戻され、比較的長い下ヒゲを付けた陽線で引けました。
ロウソク足を見る限り、水曜日の逆ハンマー足が木曜日の下落を誘ったと考えれば、金曜日のハンマー足で今日は底堅く推移しても悪くはない気がします。僅か2日間の下落だけに、パターンが当てはまりにくいのは仕方ありませんが、一応は300ポイント近い変動だっただけに、目先の天底を作った可能性もあると考えていました。

しかし、今日の動きは上値が重く、日足の一目均衡表の基準線がレジスタンスになっているようです。かと言って、ここから開始レートを引き下げて一段の下落相場に乗りに行く気があまりしません。

その理由の一つが、やはり週足と月足との比較であり、週足は先行スパンの中で、そして月足は先行スパンの下での推移となっており、日、週、月足がそれぞれバラバラの状態であることです。
また、ユーロ売りドル買いを考える場合、スイス中銀の政策を考えると、どうしてもドルスイスの相場を確認せざるを得ず、その結果、どうしてもドルスイスが上昇相場(ドル買い)を継続するようには見えなかったのがもう一つの理由です。

三世一目山人こと細田先生によれば、1.3000のユーロドルの相場水準は重要であると、かねてから指摘があり、となると、またもや1.3000を中心に揉み合う相場も想定しておく必要が出てきました。今日の流れから売りで追いかけても、基準線から想定して下値は1.29割れがやっとであり、その手前の1.2900には先行スパンが位置していることから、目先の下値もあまり期待できそうにありません。今のところ今日は、様子見といった感じです。

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ポンドドルの相場観崩壊…でユーロドルの売り??

2013-01-04 20:23:15 | ☆相場分析-ユーロドル

新年、、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

またもや久しぶりの投稿となりました。2013年の目標は定期更新です!!

さて、実は年末年始の個人的相場観は、ポンドドルの上昇でした。ラッキーにも、年始早々ポンド買いで沸いた相場も、昨日一日であっという間に帳消しとなり、残すところは、揉み合いか下落相場も視野に入れなければならない状態となりました。



上昇相場を想定するなら、少なくとも基準線ではサポートされなければならないところ、遅行スパンまでもが雲の中に突っ込むなど、サポートを示唆する水準は一夜にして全て割り込み、この圧力は無視できません。せっかくお年玉をもらえた相場だっただけに、個人的にもかなり白けてしまいました。

FOMCの議事録が早期金融緩和策の解消を匂わせる内容だったことで、ドル買いとなっているという論調が目立ちます。現に昨日はNYKの株式も上昇し、本日の東京株式市場も大発会のご祝儀相場も手伝って、日米は極端な楽観相場になっています。

為替相場ではドル円が円安を継続しており、これまで通りリスクオンに順じた流れになっていますが、ユーロやポンドの対ドル相場は、これまでだとリスクオフの流れに順じたドル買いとなっています。

ドルに対する金利先高観が、ドル買いに向かっているとすれば納得がゆき、ポンドやユーロは日本よりも低金利時代が長引くと予想すれば、この流れも納得がゆきます。


さてそんな中で、ユーロとポンドを見比べるため、ユーロポンド相場を覗いてみると、ユーロ高ポンド安のトレンドは未だ健在に見え、とするなら上昇の下値サポートラインに到達した現在、反転上昇する可能性が残されています。

つまり、強弱で言えばユーロ>ポンドとなり、ユーロドルは上昇するかもしれない想定が可能です。しかし、難しいのはユーロドルの下落より、ポンドドルの下落が勝る動きをすれば、それはそれでユーロポンド相場は上昇します。ドルが全面高となる中、こうした動きのままユーロポンド相場が上昇する可能性は十分あるでしょう。

ポンドドルに関しては、つい先日まで上昇の相場観だったため直ぐには転換はしにくく、またここから売りに入るのは既に遅すぎる印象です。そこで、ユーロドルの売りを考えてみました。



といっても、12月18日以前の強いレジスタンスだった1.3170までは目ぼしいレジスタンスが無く、雇用統計を控えた本日、中途半端な水準でショートになるのはリスクを伴います。

50ポイントをロスリミットとして考えると、少なくとも21日単純移動平均線が差し掛かる水準でしか、エントリーしにくいと考えます。雇用統計で何かサプライズがある際の勢いを借りて約定できることを祈りながら、宝くじを買うつもりで一手を指したいと思います。

通常の相場なら基準線が差し掛かる1.3090は、昨日までの下値サポートラインが差し掛かっており、無難なエントリーポイントに見えますが、まだまだ薄い市場だと考えるなら、このくらいのバッファーが必要だと判断しました。

下値目標は雲の上限の手前を想定し、この水準は基準線の位置からも、ひとまずは限界として機能しそうです。
詳細の取組に関しては、リアルトレードに記載、表示します。

外為ガイドブックをご覧の皆様には、まだ告知していませんでしたが、遂に浅野もリアルトレードを再開??しました。本当の取引なら仕事でやっていましたが、自己資金となると初心者?という微妙な経験者です。こちらのガイドブックブログでは、相場分析やツブヤキ系のネタ、そしてForexTVジャパン関連のニュースをお伝えしてゆくつもりです。

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ユーロドル:レンジ相場の上限に…思い込みは禁物

2012-10-17 18:15:29 | ☆相場分析-ユーロドル

どうしても相場に取り組もうとすると、ユーロドルになってしまうのですが、週足を見ると9月9日週の足に、以降の相場変動が全て包まれています。つまりそのレンジである1.2754~1.3167のどちらかを抜けない限り、レンジ相場が継続するという見方が成り立ちます。

増してや、下には一目均衡表の基準線と転換線がある一方で、上には先行スパン、及び遅行スパンでの実線と基準線や転換線が控えており、どう見ても逆張り相場としか言いようがありません。
ストキャスティクスは、ここ数週揉み合ったにもかかわらず、時間償却による下落は見られず、相変わらず買われ過ぎの領域で蛇行しています。相場が上昇を継続しているならまだしも、この点を見ても相場が無理に高留まっている気がして仕方ありません。

9月17日に1.3150で上テール※ を作った日足を根拠に、1.3150でユーロを売り、先ほどの高値越えとなる1.3170で一旦はストップというイメージです。ブレークアウトを狙う向きの買いが予想できることから、無用な踏ん張りは不要ですが、週足分析でも述べたとおり、その上にはいくつものレジスタンスが引けていることから、1.3260では再度ユーロ売りを構え、1.33台に乗せるようなら一旦はストップという戦略が浮かびます。下値は出来るだけ粘りたいところですが、週足レンジで想定した安値の手前は目先の目標に置いても十分だと考えます。

※上テール(下テール)とは、単なる上ヒゲ(下ヒゲ)ではなく、短時間に殆ど出合い価格がないまま往来した価格領域を差し、一般的なヒゲに対する概念をより発展させたもの。基本的にはその水準がサポートやレジスタンスに成る傾向が強く、ヒゲの価格帯を更に絞り込むことで、ターゲットを絞り、参入リスクの軽減に役立つ。計算方法やネーミング[ 正式には Upper(lower)Extreme Tail]は、プロスティックス社の特許(米国取得済、日本出願中)。

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ドル:対円以外は全面安 直近の相場分析ではまさか…やはりドル高だった

2012-10-17 16:52:16 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、と言うにはまだ早い感じですが、外は既に薄暗く、まだ時間と明るさの感覚が一致しません。

久しぶりに相場を詳しく見る時間がありましたが、どれもあまりパッとしない状況です。結局は往来相場をまだ続けているとしか言いようのない展開です。直近の相場記事は、オージー円のショート戦略を見送った内容で、一応正解でしたが、とてもではありませんが、買い相場を宣言する状況でもありません。


各相場はいよいよ煮詰まってきましたが、ユーロ円など、これまで三角保合いを維持してきた相場が上に抜けたことで、ここ2日間は買いに勢いが付いています。5日前に100円を拾えた向きにとってはそれでも既に3円は上昇しており、良い相場変動でした。

ユーロ買いは対ドルにも波及して、9月17日高値を試しに向かっていますが、サブチャートなどを見てもさらに上を目指すエネルギーは余り残っていない様子です。

ここ数日の株高には頭をかしげるしかありませんが、イコール、リスクオンというのは尚早な気がします。あまり積極的に攻める地合いではありませんが、後程、具体的に何か戦略を模索したいと思います。

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ドル全面高 調整か反騰か微妙な位置

2012-10-10 10:39:18 | ☆相場分析-ユーロドル

おはようございます、ForexTVジャパンの浅野です。

クロスはやはり難しいですね。ユーロドルをあきらめ、オージー売りを想定してたどり着いたオージー円の売り戦略も、怪しくなってきました。昨日の反転は28までと、40の売りにも届かずに反落する展開でしたが、オージー安の根拠としてきたユーロオージーが、トップを作りつつある印象です。トレンドを否定するには早すぎますが、調整のユーロ売り、オージー買いとなってもおかしくはない状況に見えます。とすると、オージーは買い戻される圧力がかかり、円高が急伸しない限り、対円でも底堅くなることも十分予想されます。一度、失敗しているだけに一旦、ニュートラルになり、組立て直したいと思います。


その表れなのか、ユーロドルがここ2日間で先週の上昇を否定するかのような下落を見せています。想定ではレンジの下限に近付いただけではありますが、下抜けにはやはり要注意です。

今週は月曜日が祭日で、930レポートの追跡番組が2週空いてしまいましたので、昨日はフォロー番組の収録を行いました。しかし、急な来客で資料をインサートして公開までできず、今日になってしまいました。昨日の変動で内容は少しそぐわなくなった印象はありますが、ユーロドルとドルスイスの関係を再度、フォローしていますので、後程ページを改めて原稿を掲載したいと思います。

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