現在:売り持ち(ショート)@98円50銭
注目していたFOMCだが、政策変更は予想通り行われなかったものの、会見の内容を見ると、景気判断や労働環境の改善に言及しており、一部には12月の緩和縮小の可能性を期待したドルの買い戻しが出ているようだ。しかし、個人的にはやはり来年の前半頃が妥当な判断ではないかと考えている。
日足のプロチャートを見ると、昨日の最安値98円04銭はモダルポイントと一致し、買いのシグナルが出ている。
その後、日足雲の中を上昇した相場は、98円70銭近くまで上げた後、東京市場オープン前から上昇の勢いが失速し、本日午後に入ってからも値を下げ、98円20銭付近となっている。
現在、98円20銭を下限とした厚みのある日足雲は今後徐徐に上限の値を下げてくる。
昨日コメントした様に一旦は頭が重くなる所なので、短期的にドル売りを試してみた。プロチャートの日足雲の上限をしっかり抜けるようなら、やめるぐらいのSLで挑みたい。
現在: SQ
次の仕込みどころ:98.50売り気配
今夜予定されているFOMCの政策発表を前に、にわかにポジション調整が進んでいる。
今回は既に政策変更なしで当面金融緩和が継続されるとの期待感が強いが、既にドル相場は織り込まれて動いていたので、その反動でドルが買い戻されているようだ。
海外の株式市場や日経平均も上昇している事ことから、ドル円相場は久しぶりにしっかりと98円台に乗せて来た。
さて、今夜のFOMCまでは「待ち」とするが、ポジション調整のドル売り地合をうまく活用し、ここからはドルの「売り場」探しで行きたい。
修正一目均衡表日足では雲の下限にタッチしており、98円50銭あたりからは「売り」ポジションを仕込む予定だ。
週末の米国市場では冴えない経済指標の結果を受けて、暫く金融緩和縮小が見送られる観測が強まったようだ。この結果、米国株式市場は皮肉にも反発、これを受けて日本の株式市場も300円ほど上昇している。
実はこうなるとドル円相場は難しい所である。
米国の金融緩和継続はドル売りだが、好調な日経平均の上昇はドル買い・円売りになりやすい。従って、東京市場はドルの反発が見込まれるが、海外では再びドル安地合になるような気がしている。
本日の東京市場は、午前中は97円50銭を挟んで小刻みな動き、午後は僅かにドル高に推移するも97円73銭をつけた後の上値は重い。
一方、週足のプロチャートでは、
97円付近にある分厚い週足雲の上限で大きくサポートを受けている。
反発地合は戻り売り、96円台は手仕舞うという小刻みなディールで挑みたい。