外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

3月15日のポンドドル相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-03-15 19:48:54 |    -ポンドドル
今日のテクニカル分析は、ポンドドル相場です。

先週末の上昇で、3月の高値を僅かに更新することとなりました。安値も揉み合いながら切り上げており、調整相場は底堅く推移する可能性があります。ただ、上値も中期の下落トレンドを維持するには、高値圏に迫っており、急激に上昇するようにも見えません。
戻り売りと押目買いの狭間で、揉み合い推移する可能性がありそうです。



日足では、一目の転換線と基準線にはさまれた相場は、どちらにも行きにくい可能性があります。幸い夕方から下落してきたので、押目買いを入れる良いながれになってきました。

1.5042に差し掛かる転換線付近でポンドを買い、1.5000をしっかり割り込むようなら、1.4970付近で一旦はストップというイメージです。目先の上値目標は、1.5180程度を想定してみます。


◎最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。



製造業関係の指標が幾つか並んでいます。数値はこれまで比較的好調な流れで経過して来ましたしたが、市場は今回、悪化を見込んでいるようです。数字の良し悪しに関わらず、ポジション調整に見える動きが先行する印象があり、取引の方向さえ合えば、相場が伸びきったところが格好の入り口になるかもしれません。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。ただ、ビデオサーバーの調整が長引いており、動画は本日も下記YouTubeでご覧ください。

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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州市場序盤の流れ(03月15日)

2010-03-15 19:31:20 |    -ドル円

◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が3月15日に切り替わる、日本時間午前7時時点のドル円相場は、



先週末の終値から30ポイント弱ほど、円安側にギャップをあけた、90.81円付近で寄り付きました。寄り付きのアヤでつけた90.82円が日中高値となり、直後からギャップを埋めに90.52円の安値まで下落したあとは、ここまでの高値安値の間で揉み合い推移しています。

欧州時間に入っても、特にトレンドを作るには至らず、レンジ内での取引が継続しています。

◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

ギャップを伴う円安に至った背景には、2つの要素が重なった可能性があります。一つは、先週末にギリシャ救済策が決定するとの思惑的なニュースにより、ユーロ円の買いが円安圧力になっていたこと。もう一つは中国の首相から、最近欧米から頻発する人民元の切上げ圧力に対して、強い不快感が示されたことで、切上げを含む金融引締め懸念が遠のいたことによる、株価上昇の思惑を呼んだことです。

その後、格付け会社が米国格付けの将来性について触れる報道などがあり、ユーロ円を中心とした円買い圧力が上値を圧迫した模様です。

欧州時間に入ってポンドが1.52台を付けたあと、急落しています。ユーロポンド相場が上昇に転じていますが、直接の背景はいまだ不明です。その後、ポンドドルは1.51台を割り込み、なお下値を伺っています。
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本日の「FXフラッシュ1930」のテクニカル分析は、ポンドドル分析ですが、ここで一旦ページを改めます。以上の内容とテクニカル分析は、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。ビデオサーバーの調整が長引いており、動画は今日も下のYouTubeからご覧ください。

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PM外国為替テクニカル分析-ユーロドル相場

2010-03-15 19:24:51 | ☆相場分析-ユーロドル
本日のPMテクニカル分析は、ユーロドル相場です。

ギリシャ救済決議が行われるだろうとの欧州委員会筋の談話を先週末掲載した英紙のニュースでユーロ買いのムードが高まる中、翌日、ドイツ財務相から、強く否定するコメントが入り、ユーロも右往左往しています。
名前をさらしたドイツ財務相を信じるのか、あるいはEMF構想を最初は否定したドイツを疑い匿名記事を信じるのか、答えは本日からのユーロ圏財務相会議ではっきりするはずです。

では、動画をどうぞ。

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3月15日、IMM取組残高分析-3月8日週分

2010-03-15 15:50:53 | ☆外国為替を読む

まずはこちらのグラフをご覧下さい。こちらはシカゴの投機筋の「円買い」と「ドル買い」の取組残高をそれぞれ比べたグラフです。






先回は好調だった米国雇用統計の結果を受けてドル買いポジションが増加し、円買いポジションが少し減少していました。





 

ネットポジションで見ると、ドルの売り越しは2万6千コントラクトに減少しています。更にドルを軸にしてみる、対ユーロではドルの買越しが7万コントラクトを超えるところまで積み上がっています。既にポジションがかなり傾いている状態が続いていますが、ギリシャ問題について課題解決策が具体的に出ていることを考えると、今週はポジションの調整圧力がかかるような気がしています。

ドルは対円では買われやすく、対ユーロではポジション調整から売られやすい地合いが見込まれます。主要通貨間のバランスがどう変化して行くのかに注目してシカゴ筋の取組高を見て行きたいと思います。
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今週のIMM取組残高分析のご紹介をかねて、ブログに動画を掲載します。
金曜日のアメリカが休日、および翌週の月曜日が日本の休日ではない限り、毎週月曜日にお届けしています。
今日の動画は、下記のYouTubeでご覧ください。

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3月15日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-03-15 15:20:41 |    -ユーロ円

◎本日3月15日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

円安方向へギャップして寄り付く展開で始まった今週は、クロス円の上昇が、特にユーロドルをドル安へとギャップさせた印象です。週末に、ギリシャ救済が決議されるとのニュースを受け、ユーロ買いが先行したと推測できます。
加えて、中国首相が元切り上げ圧力に強い不快感を示したことで、元の立場を継続するとの見方が、景気減速懸念を払拭した形となり円安につながったとの見方もあるようです。その後、ドイツ政府筋から、救済決議の憶測を強く否定するニュースが伝わり、ユーロが売られ気味に推移しています。

◎今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。

ギリシャ救済決議を巡る思惑が、波乱要因になっています。明確な決定がなされるまで、不安定な地合は継続しそうです。本来は新たな行動を控えるべきですが、短期的なゆがみを一押ししてみます。
ギャップして寄り付いたものの、週末の高値を更新できず、上値圏では売り注文などが控えているようにも見えます。



時間足でみると、オシレーターにはギャップのインパクトもあまり無く、下降しています。週末高値と寄り付き高値をWトップと見立てて、ネックとなる先週末の米国時間以降で付けた、時間足の終値安値となる124.40円水準を割れるタイミングでユーロをストップ売りしてみます。

125円台に載せるようなら一旦はストップとし、下値目標は123.70円とします。損益バランスは五分五分となり、あまり良いバランスではありません。
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以上、1本前の投稿内容と一緒に、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できますが、本日も動画は、下記YouTubeで、ご覧ください。

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3月12日の外国為替市場、復習とキーポイント-3月15日「FXフラッシュ1400」

2010-03-15 14:50:22 | ☆外国為替を読む

◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

◆先週末3月12日金曜日のトピックス

傾いたポジションが巻き戻る動きが主流でした。幾つかの背景が重なってドル売りがテーマになった後、まちまちな米国経済指標発表を受けて乱高下した対円相場が、他の対ドル相場を巻き込む展開でした。

それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



寄付きから底堅く推移し、重かった1.37台へ乗せた後は上昇が加速しました。ただ、1.38台を前にして深めの調整が入りましたが、概ね高値圏で引けています。

(ファンダメンタル)
ユーロ圏の財政問題に、進展の期待がかかり、底堅く推移していた相場は、鉱工業生産が大きく改善したことをきっかけに、テクニカルに重かった上値を一気に越えたものと推測できます。ただ、上値では対ポンドでの売り圧力があった模様で、ユーロポンド相場が下落に転じると、強めに調整売りがでた模様です。

ポンドドル相場



寄付きから欧州時間中盤に掛けて、前日高値圏でもみ合っていましたが、上値を超えると上昇が加速しました。米国時間でも、高値を更新する動きとなり、高値圏で揉み合いながら引けました。

(ファンダメンタル)
欧州時間での上昇は、ユーロ買いに連れ高となった印象があります。米国時間に発表された小売売上高は改善を見せたものの、ユーロやポンドの対ドル相場はさほどドル売りで反応していません。むしろ、ポンドの対ユーロ相場が、下落の調整を伸ばしたため、ポンド買いユーロ売りの展開になっています。

ドル円相場



前日から続いた揉み合い相場を継続後、欧州時間で下離れをしかけたものの、下落を伸ばしきれずに反転すると、一気に91円台を覗く反転上昇となりました。しかし、91円台が重かったのか、その後反落し、寄り付き水準で引けました。

(ファンダメンタル)
欧州時間に入って下値を伸ばしたのは、恐らくユーロやポンドの対ドル相場でドル売りが先行したことから、ドル安に連れた動きだと推測します、



その後の上昇は、アメリカ小売売上高が改善した発表に、円売りとなりましたが、その後発表された消費者信頼感が予想と前回を下回る結果となり、ドルの売戻が入ったものと推測できます。

◆その他の米国市場動向

株式市場はまちまちな結果で終わっており、経済指標の結果に準じる形となりました。債券市場も長めの期間が買われ、短い期間が売られるというまちまちな結果となり、また資源市場も概ね横這いから僅かに下落して引けた模様です。終わってみれば四半期末を控えて、各市場はポジション調整に終始したという印象です。
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今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。以上の内容および通貨フォーカスは動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけますが、本日も下記のYouTubeよりご視聴ください。

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AM外国為替テクイカル分析-ドル円相場

2010-03-15 14:33:37 |    -ドル円

こんにちは、
ForexTVジャパンの浅野です。

週末の祈りも虚しく、今週もYouTubeさん頼りになりそうです。原稿作成で遅くなりましたが、先ずはAM外国為替テクニカル分析をお届けします。今日は、ドル円相場です。


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