外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

Forex:ポンドドル9連騰目も快調な上昇…理由はポンド円だけ??-FX海外戦略

2012-01-26 18:09:44 |    -ポンドドル

ポンドの上げ足が速いのは意外です。ポジションカバーが先行している状態では、理由も何もあったものではない場合もあり、9連騰目の本日も底堅い展開です。

すっかり一目均衡表の日足雲に入りこんだ相場は、本日も躊躇なく陽線を伸ばしています。
めぼしいレジスタンスといえば、雲の上限である1.5785前後を除くと、遅行スパンの上に控える当時の雲の下限となる1.5734程度しか目先にはありません。

こうなった以上は押し目買いしかできない状況ですが、雲の下限となる1.5620前後でポンドを買い、1.5550割れで一旦はストップというイメージです。今日一気に雲の上限に届くとは思えませんが、1.5780ではポンド売りを置き、1.5830を越えるようなら一旦はストップです。まだ下落トレンドが潜在的に残っているなら、しばらく雲の中での推移を想定します。

さて、ドルのインデックスが79.50水準に差し掛かり、ここを割り込むとドル売りに拍車がかかりそうです。個人的にはこの水準を下限にもう少し揉み合う方が、今後の動きの中で方向性が出そうな印象を持っています。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ユーロドルここから先は神経質か-FX海外戦略

2012-01-26 18:07:33 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
本日も、ブログ版でお届けします。

FOMCで低金利政策維持が14年へと延長される見込みが発表され、なぜかドルが全面安の展開です。確かに、高金利通貨が対ドルで買われるメンタリティは判りますが、株式市場の好感が続く限り、ドルは弱く推移するかもしれません。

ユーロドル

昨日はロンドン時間の下落で、目先のロングは吐き出された後に1.3050越えとなり、余程低い水準でロングになっていない限り、利食いの売りというのは少ない可能性があります。

しかし、ここから上値は1.3230付近から日足一目均衡表の雲が控えており、糊代が少なくなってきた印象があります。加えて、1.3200の水準は、昨年10月からの反転上昇の起点となっているに加えて、11月25日の下値、12月21日の上値というように、今の位置からはレジスタンスになる可能性を秘めています。

遅行スパンは価格の上に出たものの、直ぐ上には当時の転換線が控えており、これもレジスタンス要因となります。

昨日のドテンロングは、ストップを1.3025付近に置き、1.3170付近で一旦スクエアとしたいところです。うまく利食いがかなった場合にのみ1.3000で再度、ロングを建てるイメージです。あくまで下落トレンドの調整反転という認識は変わらず、この波に乗るなら慎重に行きたいと思います。

続いてポンドドルです。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ポンドは下落時に鈍かった分、上昇はサクサク でもここから先は?‐FX海外戦略

2012-01-25 20:56:15 |    -ポンドドル

ポンドドル

1.55が重いと想定したブログの戦略は、1.55後半を付けた時点で白旗降参でした。

しかし今日の値動きを見る限り、1.5550以下で本日を終われるようなら、7連騰相場も一旦は下値探しになりそうです。
ポンドドルの早い上昇相場が今一つ理解に苦しみますが、これまでは株のFTに支えられてきたのかもしれません。ただ、本夕発表されたBOEの議事録では、景気後退が見込まれるなど、これ以上の株式相場上昇は、逆に下落リスクが増えるだけにも見えてきます。

ポンド相場はユーロが下落する局面ではあまり下落をしなかったことから、需要な水準が同じような価格に集まりつつあります。FOMCを控えてこちらは明らかに様子見であり、明日の終値を見てから再度、検討しようかというイメージです。

ドルのインデックスも、79ミドルの攻防に入りました。今のところ、昨年10月初旬と11月下旬のトップ水準である79.50で、上に折り返しています(ドル買い)が、割り込むようなら暫くはドル安相場を伸ばしそうな展開です。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ユーロドル 戻り売り地合いも、FOMC控えて下値も限定的か‐FX海外戦略

2012-01-25 20:43:25 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
どうやら本日も、動画でテクニカルをお送りする時間がなさそうです。ブログ版でお届けします。

ユーロドル
月曜日のドル買いギャップから始まった今週は以降、1.30中盤まで一本調子にドル売りとなり昨日を迎えました。

昨日は上値を若干更新した直後に、1.29ミドルまで下落したものの、寄り付きより高い水準で引けるなど、高値圏で波乱気味に推移しました。
先週の高値を割り込まないように必死に頑張っているようですが、今度その高値1.2985より低い水準で終わるようだと、今回の上昇セッションも一旦はお休みか…という流れです。

昨日の反落で、ブログのショートは既にスクエアとなっているので、あえて臨むなら、もう一度1.30台に乗せるタイミングで1.3035まで延びればユーロを売り、上値を更新するようなら1.3075付近でドテンも視野に一旦はストップというイメージです。
下値目標ですが、あまり方向が出るとは思いにくく、1.2900をターゲットに、状況によっては1.2850から1.2900でロング転したいところです。その際のストップは、エントリーから50ポイント程度で良い感じですが、1.2850から離せるだけ、有利な展開になりそうなことから、1.29割れで勢いが付けば引きつけたいイメージです。

ただし、日本時間で明日の早朝4:00過ぎにはFOMC発表を控えており、基本は見送った方が無難だと考えます。

続いてポンドドルをお伝えします。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ポンドドル、1.5550を越えて底堅い 初取り組みは白旗

2012-01-23 23:09:14 |    -ポンドドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

今日もこんな時間になってしまいましたが、ドルの全面安が止まりません。ポンドのイメージは全く合わず、本年初の挑戦は敗北宣言です。
金曜日のダウも底堅かったようで、一時的にしろ、リスク懸念後退からリスク選好への兆しが見えてきたようにも思います。

ただし、コモディティはさほど上昇していないなど動き方に偏りがあり、この相場にはあまり付いて行く気がしません。まあ、ドル高も確かに一方的だったので、反転は致し方ないのかもしれませんね。

それにしてもクロスが慌ただしく動いていますが、クロスを見る限り、ポンドは相対的に弱い動きをしています。なのに、対ドルはポンド高となっており、現在のところ、全ての動きがドル売りで調整されている段階のようです。
つまり、底堅いポンド以上に、各通貨が対ドルでドル安に推移すれば、こうした状況も十分あり得ます。理屈はそうですが・・・全てがスプーフに見えてしまい、要するに、私は“お休み時”ということなのでしょう。

今日は殆ど、相場を見れていませんので逆に何が理由なのか、あまり判りません。ストップという話は少し目にしましたが、全通貨がドル安にストップというのも、あまり説得力がありません。ポンドに限定するなら、1.5600付近に近づいた場合に、もう一度検討してみます。

ユーロは持値付近の1.29後半があり得ればスクエアですね、逆に1.30ミドルを抜けると、1.32を試す展開なのでしょうか??

久しぶりの投稿にしては、お粗末になってしまいました。
では、本日はこの辺で失礼します。

ForexTVジャパン
浅野




Forex:対ドル通貨、結構キッチリと往来相場で終わり、イメージにズレ

2012-01-16 22:22:54 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

月曜日は何かと忙しく、結局相場をじっくり考えられませんでした。
金曜日のサプライズで、ドルを売り戻す地合いが一気に崩れました。ブログでもお伝えした通り、特にユーロクロスはボトムを作ったように見えましたが、やはり終わってみないことには判らない…と言われるように、週末の時点で反転の兆しは消え去りました。

一斉格下げのニュースは、個人的には久しぶりに危機感を覚える発表だった一方で、相場は下値を僅かに切り下げたものの、結局ユーロも往来しただけという印象が残ります。ポンドも、上下に長いヒゲを付けた十字足で先週金曜日を終り、結局は方向感がない週末になってしまい、まるでほんの一握りの参加者による“一人相撲”的相場のような動きでした。米国勢がロング・ウィークエンドだったのも一因かもしれませんが、正直なところ、トレンドをみるとドル売りでは決して入れない一方で、戻り売りはあまりに一瞬で、こちらもなかなか入れないというのが実際のところ…だったのではないでしょうか。

暫く、ユーロクロスの調整相場だと仮定すると、対ドルは乱高下気味に揉み合うのでしょうか…。
ますます悩ましくなってきたところで、今日はこの辺で失礼します。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ポンドドル、危機的下値割れ回避 日足はリバーサルを示唆

2012-01-13 13:46:04 |    -ポンドドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

朝晩冷え込みますが、日中の快晴は良い気持ちです。

さて、四方山話は置いておいて、昨日急きょお伝えしたポンド戦略ですが、戻りのリミットは一旦キャンセルです。
昨日の日足自体は上下ヒゲを付けた同時線となり、方向感を失った状況です。
これだけで反転上昇と決めつけるのは間違いですが、全体的にこれまでの流れを調整する動きが優勢となりそうです。一概にドルの売り戻しだけにとどまらず、オージーやキーウィなど、ドルが売られた流れの通貨は、逆にドルが買い戻され気味となるイメージです。

下落再開の芽も残っており、ストップ売りのエントリーは継続です。

先ずは、ここまでです。昨日は続編をお伝えできず、スミマセンでした。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ポンドドル 下値を試す展開‐このチャンスは乗る価値あり

2012-01-12 18:21:37 |    -ポンドドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

どうもPCのパフォーマンスが悪く、調べたらプログラムのダウンロードが準備されていたので、思わずクリックしたら、なんとファイル数が11!
半分終わったけど、既にずいぶんの時間がたっており、こりゃダメだ…ということで別のPCから急ぎでお伝えします。

チャート添付までの準備はできませんでした。ForexTVのマーケットレビューで確認いただけるのですが、
ポンドドルが危うい位置におり、先ほど1.5277の安値を付けた模様です。
昨年10月安値の1.5270を割り込むと、下にはサポートらしいサポートがありません。一気に行くかどうかは別にしても、ここで売りを仕掛けないリスクのほうが高そうに見えます。

ストップ売りを、1.5260に置いて、1.5390あたりにリミット売りを置くイメージです。
下が先についた場合は、100ポイント程度をストップに、しばらく下値決済は見送ります。

後程、フォロー版をお送りできるかもしれません。

ForexTVジャパン
浅野


Forex:ドル全面高、欧州発ニュースの悪材料は限定的なのに・・・個人的なバイアス掛り過ぎ?

2012-01-11 22:13:31 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

目先はドル高信者を継続しているものの、やはりファンダメンタルと逆行する動きには、違和感があります。

欧州圏の債券利回りや銀行間金利が低下傾向を継続しており、流動性リスクは後退気味の中の一方的なドル買いにはあまり賛成できません。今日の欧州株式市場は昨日に比べると上値が重いのが一因だとは思いますが、それも欧州圏GDPの悪化が一役買っている感じです。他の理由を強いて挙げるとするなら、イラン問題が深刻化しており、新たに地政学リスクが意識されたドル買いという可能性があるかもしれませんね。

結果論から来るドルのインデックスは再度81台に乗せるなど、ドルが強い地合いは示唆されています。繰り返すように、米債安、米株高、ドル高は果たしてあり得るのかどうか、見極めが難しい局面です。もしそうだとすれば、ドルに集中する流動性はいずれ、何れかのマーケットに向かうことになりますが、今のところ、著しい変化があるマーケットは無いようにも見えます。

まさか、行き先が円・・・ということはないと思いますが、このドル高の流れで円安になれないドル円には、嫌な予感がします。そうなったと仮定しても、せめてそこから日本株へ資金が向かえば、若干でも国内景気が良くなりそうな気もしますが、一方ではまたしても外人に日本の株式市場が支配されるのだと思うと、それも「何だかなあ~」という感じです。

明日は、ECBの金融政策発表です。EURIBORの動きから、リセッションが意識されているとすれば、追加利下げもあり得る?とは思いますが、金利差という観点ではユーロの売り材料であることは事実です。個人的にはこのタイミングであまりユーロが下落しなければ、いよいよユーロのショートカバー??なんて期待もしていますが、要するに自分が戻り売りをしたがっているだけで、天井の確認を早めにしたくて仕方ない・・・のかもしれないと、自問しているところです。

ForexTVジャパン
浅野







Forex:ユーロ、対ドルで買い戻し気味に推移する一方で、対オージーは依然として上値重い

2012-01-10 20:44:34 | ☆相場分析-ユーロドル

ForexTVジャパンの浅野です。

今日のマーケットレビューは、時間期限までに制作が間に合わず、再びお流れとなってしまいました、残念です。

さて、ユーロが対ドルで買い戻し気味に推移しており、先ほど1.28台に一瞬乗せる一方で、ユーロ/オージーは、本日も下値を切り下げ、1.2375近辺の下値を、約一時間前に付ける展開です。

少し前のブログでもお伝えしましたが、ユーロ/オージーが下落する相場(ユーロ売りオージー買い)を、ユーロ/ドルが上昇して実現するには、オージー/ドルがユーロよりも買いを強めれば可能です。つまり、ユーロ/オージーが下落するトレンドを大前提だとした場合、ユーロドルでは下落だけが選択肢ではない、ということになります。

月曜日はユーロドルがギャップを空けて下落して始まりましたが、一段安には至らず、以降はかえって上昇気味に推移して本日を迎えています。月曜日の下落背景として、前週の流れを引き継いだということの他に、米CFTC(商品先物取引委員会)が先週末に発表した、IMM市場の取引残高におけるユーロの売り持ちが異常に高い水準で継続されていることが判りました。少なくとも、年末から1月3日の終了時点では、ユーロのポジションが全く巻き戻っていないということが立証された格好です。しかも、先週終盤のユーロドル相場は急落をしており、データの対象となった3日を過ぎても、ユーロが買い戻された形跡はなかったと、見ることもできます。これこそが月曜日のユーロ売りに安心感が出たという、もうひとつの理由です。

しかし、相場は意に反してその後の一段下落は無く、今日まで底堅く推移しているわけですが、明らかに下落しても良い要素が多かったにも関わらず、相場がそうならなかった場合、ブルベア的に分析すると、そろそろ反転の時期も近い可能性があります。市場の見方があまりにユーロ売りに傾いているため、下落材料でも売り手が飽和状態にあるのが一因かも知れません。

注意が必要なのは、ユーロの持ち高に変化が出るかどうか、ということになりますが、案外と持ち高は変わらなくても、ユーロドルの上昇はあり得るかもしれません。それは、再三述べているように、ユーロを売ったまま、買ったドルをオージーに移せば良い訳で、まさにその動きこそが今のユーロオージー相場なのかもしれません。

全てを解消するとなると、オージー相場もさすがに崩れる可能性はありますが、単純にユーロドルの巻き戻しということであれば、冒頭にも触れたような動きが継続する限り、十分あり得ることではあります。

あくまで思い込みは禁物という前提ながら、個人的にオージーの上昇は無いという見方をしていましたが、ユーロオージーが反転しない限り、オージードル相場は底堅く推移するかも知れません。となると、今日あたりユーロドルで1.28台が底堅くなれば、もう一度くらいは、1.3000の重さを試す展開があるかもしれません。

ForexTVジャパン
浅野