外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ポンドドル下落再開、一方ユーロドルは上値を探る 相関関係は破たんするのか?

2013-01-25 00:16:49 |    -ポンド円

今日はある雑誌の対談をしてきました。
ここ最近、迷っていた自分に少し整理がついた感じです。

さて、昨日までは悲観的な見方が強かったところ、今日は再び日本政府の楽観誘導に相場が踊らされた格好となり、ドル円は昨日までの調整下落をたったの一日で埋めようとする円安相場を演じています。

ユーロポンド相場は再び上に放れた動きをしており、対円ペアで上昇相場を見込むのであれば、ポンド円よりユーロ円の方に分がある展開です。

一方今回の調整で、ユーロ円は前回安値となる1月16日の安値を割ることなく切り返していますが、ポンド円は1月9日の安値を割り込んでの切り返しとなっており、下落相場を見通すのであればユーロ円よりポンド円の方が有利に見えます。

ドル円での円安再開が気になるものの、調整の円買いはこれで終わらないと考える向きにとっては、ポンド円での下落戦略が今はベストだと思います。
幾度かトライして玉砕した水準ではありますが、もう一度ポンド円の売り戦略を、今夜のオーバーナイトオーダーとして置きたいと思います。円が危ないのは事実として、そう簡単に勝たせてもらえないのも相場であり、円安後発組がこのまま収益を伸ばせるとはどう考えても無理がある気がしてなりません。

詳細はリアルトレードに記載します。
URLはお知らせの最後をご参照ください。

浅野

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なかなかうまく行きませんね…


ポンドの下落先行 調整相場に一手

2013-01-16 17:49:36 |    -ポンド円

円安とユーロ高に目が行き過ぎたこともありますが、ポンド相場は年初のスパイク反転以降、乱高下して方向感が出ず、あまり乗る気が起らない相場の一つになっていました。
ただ、その間も円安相場に引っ張られ、ポンド円は12月12日のブレーク・アップ以降、約一か月で12円近い暴騰を達成しました。
年初以降のポンドドル急落にも円安の援護を受け、ポンド円は僅かな調整下落にしかなりませんでした。

しかし、円安相場の調整色が強まったここ数日のポンド円は、他のクロス円に先行して下落色を強めています。


テクニカル的にこれといった反落シグナルは見えない状況の中、一目均衡表だけが日足転換線を下に割れる状況となっています。幾つかクロス円をチェックしてみましたが、転換線を割り込んでいるのは非常に限定的でした。
他にも補助的なオシレーターでは、ストキャスティックスがダイバージェンスを作り掛けていたり、MACDもダブルトップを作った後デッドクロスになりかけています。

ユーロ円の下落には一切、手を出せなかった事実がありましたが、ポンド円が下押しに疲れて戻す局面があれば、売ってみたいと思います。
繰り返すようですが、一部のオシレーターを除いて相場は依然として上昇相場を示しており、この時点で下落相場への転換を想定するのは無理があります。しっかりと目先目標を置いてラッキーを狙う戦略です。

では後程、リアルトレードに落とし込んでみます。
ユーロ円の戦略も生かすつもりで、見た目はユーロポンドの買いにはなりますが、円をスルーする場合、どっちが先にどうなるのか見極めは難しいと思います。両方成功する確率は極めて低いですが、どちらかがトレンドになる間、もう片方がヘッジになってくれればベストです。

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Forex:ポンド、対ドルで下落、対ユーロで上昇をどう見る-浅野の閃きFXテクニカル【ブログ版】

2011-04-19 14:55:01 |    -ポンド円

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

貧乏暇なしの状態で、4月初旬の良い流れに全く参加ができず残念な状況ですが、反転相場では少し参加出来ればと思い、本日2本目のアップです。

ポンドは全通貨的に発生したドル買いに押され、対ドルでは一時1.6164まで下落しました。しかし、長い下ヒゲを残してリカバーする力もまだ残っているようです。その背景には、ユーロポンドでは、ユーロ売りが勝っていたことから、一方ではポンド買いのイントもそこそこあったからでしょう。

しかし、対円ではドル円の下落が重しとなり、今日も今のところ陰線となっており、昨日の下ヒゲを埋めにかかっています。
週足を見ると、暫く雲の下で揉み合っていた相場が、久しぶりに上に掛る雲を試しに行ったものの、上に出られないまま引き返した格好となっています。
先週と先々週で下落の2バー・リバーサルに近い形となり、このまま陰線となれば、基準線の131円台半ば程度の下落はありそうです。かといってここから追いかけても週足雲の下限が133.68付近にあり、サポートが気になります。

ユーロポンドではまだ若干のポンド買いの目が残っていることから、対円で135.30付近へと相場が戻すようならポンドを売り135円台後半へと上昇するようなら一旦はストップです。この水準に近い135.50前後は、2月高値水準、4月1日の上昇後に一度揉み合った水準、および4月12日の下落から数日間下値を支えた水準となっており、相場の転換点として機能しそうです。

ただ、この水準は、見れば見るほど届かないように思えてきます。

ForexTVジャパン
浅野


ポンド円、押し目買いで入りたいが買わせてくれるか-浅野の閃きFXテクニカル【ブログ版2】

2010-11-16 18:20:32 |    -ポンド円

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。
では、ポンド円の買い戦略の入り口を探してみまようと思いますが、順当でよいのではないでしょうか。




日足一目均衡表の雲の上限が132.68円にあり、また、120日移動平均線が132.41円にあることから、短期を見なくても十分に見えます。
132.40から132.70をポンドの買いゾーンとし、買えずに上昇した場合は、昨日の高値133.74円を超えるタイミングで、例えば133.85付近でストップエントリーを考えます。ストップロスは、リミットの場合が132円割れで、例えば132.80(131.80の間違いでした)円付近、ストップエントリーの場合は雲の上限割れで良いとします。

上値は9月高値の135.00付近が目先目標になります。10月安値を起点とし、押しで唯一130円割れとなった11月9日の安値を第三波動の開始とした場合、100%戻しが135.35/40付近になり、目先目標としては順当です。

ただ、万が一ここを上に抜けるようだと、9月15日の介入以降の円高に連れ安となった下落相場が目先的に否定されることになり、8月上旬の高値圏となる137円台後半への戻しもあり得ます。さらに、週足では今週から暫く、雲の下限が137円台中盤で水平移動することからも、到達可能な目標値としては手頃です。

万が一、下落が強まってストップにかかっても、130円手前では、もう一度買ってみるイメージです。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎


ポンド円に出遅れ感 $¥で円安+ユーロ£でポンド高=ポンド円上昇-浅野の閃き【FXブログ版】

2010-11-16 17:07:54 |    -ポンド円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

収録の時間と重なるため、ブログ版でのアップとなりますが、閃きに値する局面なので、久しぶりに画像付きで頑張ってみます。
ただ、気持ちは動画を皆さんに見てもらいたい気持ちは
強く、今後とも皆様のフォローをよろしくお願いします。

さて早速ですが、文章で示すと脈絡がなくなると思いましたので、根拠を羅列しますが、結論から言うと、タイトル通りポンド買い円売りです。

円売り要因
83円台に乗せるなど、ドル円の上昇がみられることから今後も暫く底堅いと想定。

ポンド買い要因
ユーロポンドが日足雲の下に抜けるなど、ポンド買いが強い。ユーロポンドが下落を継続すると仮定した場合、ユーロやポンドの対ドル相場が必ず下落する必要が無い。

ポンド円の買い根拠




1:ドル円と相関する動きになりやすい特徴があり、これまでドル円の下落で上値が重かったところが、ドル円が底堅くなり上値が軽くなる可能性がある。

◎2:特に5月以降の揉み合い下落で長期のトライアングル・フォーメーションを作った。トレンドから下落ブレークを予想した半面で、10月の下値は5月下値を辛うじてわれたものの、追随が無く、逆にトライアングル・フォーメーションの上値レジスタンスを上に抜け、12日の下落で底堅さを近ファームしたように見える。

◎3:一目均衡表では雲の上に出て、終値ベースでも維持している。

◎4:個人的に長期線と位置づける120日移動平均線がフラット化し、65日線を除き、一目の転換線、基準線までもが全て右上がりとなった。

◎5:週足は雲や長期移動平均線を除き、実勢価格が基準線までをも上に出ており、それなりの戻りが期待できる。

ポンド円上昇への不安要素
1:繰り返しになるが、10月下値は5月の下値を、ザラ場と終値ベースで下回っており、9月高値135.02をしっかり上抜けないと、反転の兆しとまでは言いにくい

2:円高再開のリスクは常にある

ことから、結果は神のみぞ知るとしても、久しぶりに閃きらしい閃きがありました。
具体的な戦略は後ほど追いかけてアップします。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎


ポンドの逆襲に唖然、今日は対オージーで炸裂-浅野のつぶやき

2010-10-27 17:53:50 |    -ポンド円
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日のポンド円は参りました。
GDPの改善に始まって、格付け会社S&PがAAA格付けの見通しを、ネガティブからポジティブに修正し、さらにはBOE筋では比較的タカ派の委員からは、利上げ擁護の発言が飛び出しては、さすがの上値抵抗も、ブレークのトリガーになってしまいました。

加えて、今日は豪州のCPI(消費者物価指数)が冴えない内容となったことで、対ポンドとのコントラストが一気に目だった格好となり、ポンドオージーが続騰。昨日の安値水準から400ポイントもの上昇となっています。

一方、対ドルでのポンドは、昨日こそポンド買いで反応したものの、今日は上値が重い展開を維持しており、他の通貨に対して急に強含んだポンドも、ドルには今一つで、ドルが瞬間的には最強にも見える展開です。

個人的にポンド円は、再度127.50から132.00前後のレンジに戻される可能性が高いと思いますが、ポンドは対ユーロ、対円、対オージー、対スイスなど、ドルの次に売り込まれていた通貨だったこともあり、調整的なポンドの買い戻しが優勢となりそうな予感です。

各通貨ともに相場の高値圏、安値圏で方向探しをしているようですから、どちらかに抜けるまで様子を見たいと思います。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎

記事のタイトルを入力してください(必須)

2010-10-26 14:22:03 |    -ポンド円

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日は朝の9時を待っていたかのように、ドル売りが強まり、ユーロドルは瞬く間に1.4100を再度トライするムードに包まれました。
しかし、欧州勢が本格参入すると、ユーロ売りをかぶせてくる勢いで持ち込み、IMF筋のユーロ高警戒などが後押しして、以降はユーロ売り優勢となる展開でした。オージーも0.9970水準まで迫ったものの、パリティをトライしきれず、その後は上値が重くなっています。

周知の通り、本邦輸出企業で有名な各社が、対ドル基準レートを引き下げる報道を受け、輸出の手当て売りが先行するとの憶測も呼んで、主に対円クロスでの円買いが、円高、その他通貨安を招いているとの見方もできそうです。

今日の閃きFXでは、ポンド円の続編を制作しました。先ほどアップいたしましたので、ご覧ください。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎


収録時間ナシ、今日は分析部分だけでもアップ-浅野の閃きFXテクニカル10月16日

2010-10-16 15:28:04 |    -ポンド円
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日は久しぶりに閃きFXを収録しようかと思いましたが、時間がありませんでした。
分析部分のアップだけでも行おうと思い、解像度が半分になりますが、簡易的にアップいたしました。
画質が多少落ちてしまいますが、言いたいことはお伝えできたかと思います。

さて、相場の方は、やっと調整らしい調整の予感がしてきました。イメージ通り、債券下落による利回り上昇で、ドル買いが優勢のまま今週を大引けた模様です。

ポンドは1.6105から反落、ユーロは1.4158から反落と、事前のイメージと大体は合致していたものの、戦略的にはポンドが5ポイント違いでストップしてしまう半面で、ユーロは最後のショートに挑戦する権利を得た形です。

チャートの方も、ポンドがスパイクトップ気味な日足、ユーロは2デーリバーサル気味な日足と、どちらも下落の可能性を暗示しています。もちろん、決めつけるのはまだ早いのかもしれませんが、一方的な上昇が調整されて初めて、上昇トレンドにも健全さが戻ってくると思っています。

閃きFXでは今回、ポンド円を取り上げてみました。半日の時差がありますが、週を終わってチャートを確認しましたが、相場観に変化はありませんでしたので、アップすることにしました。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎

ユーロ円相場-週明けもう一度、天井確認の動きがあれば売り場か

2010-08-22 19:22:55 |    -ポンド円
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

先週末は本業が忙しく、ブログにまでなかなか手が回らず、相場を注視できませんでしたが、夕方にユーロが一段安となり、ここしばらくの揉み合い安値をとうとう下に割れてしまいました。

アイルランドの金融機関問題が、ユーロ懸念の再燃を連想させる中、米国景気の景気後退懸念が一層色濃くなり、かつてのリスクを回避するドル買いが強く発生した模様です。買われたドルの行き先は、残念ながら株式市場ではなく、債券市場のようで、つい先日まで強いボーダーラインだった米国、30年債の4%、10年債の3%は大きく下回り、それぞれ3%半ば、2%半ばと呼んだほうがふさわしい水準にまで、利回りが低下しています。

ユーロドルの下落で、ドル円もドル買いになれば少しは底堅くなるところですが、あいにく円も円高圧力が低下しない中、ユーロ円もとうとう一時、108円台前半をつける下落となりました。

109円台前半は、12日から20日の東京時間まで下値を支えた強いサポート水準でしたが、そこを割り込んだ以上は、戻しの上昇相場でも、今度は強いレジスタンスとして機能することは、確率が高い状況です。

23日は日銀と首相の会合が予定されていましたが、延期される動きもあります。いずれにせよ、景気刺激策といっても、金融政策に及ぶのは基本的には難しいでしょう。

万が一、円高対策を懸念した円の売り戻しで、相場が109円台に向かって戻すようなら、その手前108円台後半でユーロを売り、20日高値の109.60円を超えるようなら109.75円付近でいったんはストップです。余裕があれば109円台に乗せた時点で20前後で売り増しても良さそうです。
下値は6月に付けた107.30円が目先の目標になりますが、長期的な視野では、もうすでに2001年の5月と6月で下値を確かめた水準を意識しているような感覚もあり、その水準はズバリ、1ユーロ100円ということになります。

ForexTVジャパン
浅野 敏郎

7月29日午前の東京外国為替市場概況と、ポンド円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-07-29 14:30:13 |    -ポンド円
■本日7月29日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ユーロやポンドのドル相場は比較的小幅での揉み合いを継続する中、ドル円相場だけが、前日の流れを伸ばし、87.15円付近へと円高に推移しています。昨日続いて、今日はキウイ円が急落した影響を受けている模様です。政策金利を予想通り引き上げたものの、声明の内容が嫌気されたのかもしれません。

■今日の通貨フォーカスはポンド円相場です。

昨日の取組みは失敗でした。上値を越えても、イメージよりブレークアウトは無く、MPCの議会証言でギブアップという結果です。しかし、内容の割には、下落は限定的だった印象があり、ユーロポンド相場も一時的にポンド売りになったものの、直ぐにポンド高水準へ引き戻されました。



ドル円が軟調なことから、もう一段の押しが入り26日の高値付近へ下落するようなら、もう一度だけ135.50付近でポンドを買ってみます。同じく26日の安値水準となる、134.30を割り込むようなら一旦はストップとし、上値は重かった137円台入り口前後となる137.00付近を目先の目標とします。高値越えでは、やはりもう一度買い増しを視野に入れ、139.00を目指したいところです。

本夕には、英国経済指標の発表があり、悪化した場合には、なるべく安いコストでのエントリーを模索して、少しでも有利な入り方をしたいイメージです。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。動画では画像を織り交ぜて分かりやすく解説しています。
動画はYouTubeからもご覧いただけます。ForexTVjpチャンネルでご確認ください。