◎今日のテクニカル分析は、ドル円相場です。
中期トレンドのレジスタンス抜けを試しに行った相場でしたが、どうやらあきらめてしまったように見えます。先ほど90円ちょうどを下に割り込み、勢いがついていますが、慌てるステージでもないように思います。
時間足で観た場合、12日高値から引けるレジスタンスラインが差し掛かる90.40円付近へ戻すようならドルを売り、幾度か上値を抑えられた90.80円を越えるようなら一旦はストップです。91円台のせでのストップが順当に見えますが、そこまで見込む地合でもなさそうです。
◎最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。
新規失業保険申請件数は前回より改善が見込まれています。昨日の英国指標が改善しているだけに、ポンドドルの強弱に影響するでしょか。ちなみに過去6回の統計は2回が予想より改善、4回が悪化となっています。また、昨日のPPI(生産者物価指数)は下落しており、消費者物価だけが上昇するとも思いにくい状況です。ドルにはネガティブな材料となる予感の中で、そうなった場合、何処までリスクを回避するドル買いとなるかで、マーケットの傾きが垣間見れるかもしれません。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できますが、ビデオサーバーの調整が続いており、動画は本日も下記YouTubeでご覧ください。
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◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が3月18日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、
前日終値と概ね同じ水準の90.28円付近で寄り付いたあと、引け際のドル買い調整を延ばす動きが先行し、90.43円の高値をつけました。しかし、仲値公表前辺りから上値が重くなると、以降は円買いが終始相場を引っ張り、引け際では日中下値の90.05円をつけ、安値圏でそのまま引けました。
欧州時間に入った直後の欧州勢はドル買いを先行させましたが、直ぐに反落し、89.95円の安値を付けています。
◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。
昨夜の米国経済指標がさえない内容となり、下落リスクのヘッジとみられる円買いが進む場面がありましたが、仲値公表前から円買いが再開しており、クロス円の売りが円高要因の一つに見えます。
現にユーロやポンドの対ドル相場も下落推移していますが、ギリシャの財政赤字問題にわずかな光が差し込んだのもつかの間、ドイツ首相が、ユーロ圏の規律を守れない国に対し、ユーロから離脱させるルールを考えるべきとの報道が再認識され、ユーロ売りの材料になっていた模様です。
ユーロやポンドの対ドル相場がドル買い下落していたことで、欧州参加者は最初、ドル円相場でもドル買いを試したように見えます。しかし、かえって上値を確認した結果となり、円買いに安心感がでたようです。また、ユーロは対ポンド相場で、売りの仕掛けに遭っているようにも見え、下値を持ちこたえられるかどうかがカギとなりそうです。
各相場はここまで、ユーロドルが1.3646、ポンドドルが1.5237の安値を、ドル円は89.86円まで円高が進んでいます。
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本日の「FXフラッシュ1930」のテクニカル分析は、ドル円相場分析ですが、ここで一旦ページを改めます。以上の内容とテクニカル分析は、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。ビデオサーバーの調整が継続しています。動画は今日も下のYouTubeからご覧ください。
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ForexTVジャパンの浅野です。
PM外国為替テクニカル分析の動画をお届けします。
今日はユーロドル相場です。
夕方のドル円相場が急落しましたが、90円割れにストップでもあったのでしょうか。
クロス円もオーバーシュート気味に下落し、山中さんの想定したサポートは割り込みました。
ただ、突っ込みすぎたと言わんばかりに急速に値を戻しており、1.37台に戻せば短期的にスパイク・ボトムとなる可能性が出てきました。
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◎本日3月18日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
ポンドドルは昨日の上昇を調整するように売りが先行しつつも高値圏で揉み合う一方、ユーロドルは上値が重い流れを緩やかに継続し、ドル円は揉み合いながら安値圏にとどまっています。
◎今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。
米国景気の減速でどの通貨も買いにくい中、
金利差トレンドが比較的顕著なオージードル相場が堅調です。レジスタンスラインが迫っており上値も重そうですが、オージーが下落を開始しない限り、相関的にもユーロドル相場は底堅く推移するかもしれません。下落相場では同調し、オージーの上昇相場ではユーロが調整程度の反転に留まるサイクルです。
4時間足ですが、
2日から始った上昇の調整トレンドはまだ継続すると仮定した場合、安値サポートライン(実線)と最も有効に見える終値サポートライン(破線)に挟まれる水準を、ユーロ買いのエントリーゾーンとしてみましょう。
一目雲の中心水準に見える1.3600を割れるようなら一旦はストップです。昨日売れた1.3800のショートは買いゾーンでドテンするイメージですが、ドル買いのイベントが発生した場合、ポンドともども下落の足を速める可能性もあり、タイミングによって可能なら、ストップは新規だけでよいでしょう。
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◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。
◆3月17日水曜日のトピックス
一点目は、意外にも英国の雇用統計が改善を見せたこと。
2点目は、米国PPI(生産者物価指数)が大きく下落したことです。
それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。
◆ポンドドル相場
前日のほぼ高値圏で寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。欧州時間に入り、前日高値をしっかり越えると上昇が加速し、1.5380付近まで急騰しました。米国時間は小幅な往来相場となり、結局レンジを狭めながら1.53台前半で引けました。
(ファンダメンタル)
久しぶりにポンド要因で相場が動きました。
発表された英国雇用統計は概ね改善となり、中でも失業保険申請数はマイナスと、雇用が失業を上回ったことを示唆する結果でした。前日から底堅かったポンドは特に対ユーロで買われる動きが市場全体に波及した形です。
◆ユーロドル相場
寄付きから前日の上昇を穏やかに伸ばす展開となり、欧州時間に入って直ぐに1.38の大台乗せを試しました。しかし、追随も無く反落すると売りを炙り出す形となって1.3724付近まで下落しました。米国時間の終盤で1.37台後半へ戻す動きもありましたが継続できず、結局安値圏で引けました。
(ファンダメンタル)
ギリシャ合意が評価されてこれまで底堅かったユーロも、英国指標の改善をきっかけに、ユーロポンド相場が下落を強めたことで、売りが顕著になった模様です。
米国の生産者物価が下落した発表で、
一時リスク回避のドル買いを誘った跡も見受けられます。しかし一方では、低金利維持姿勢を示した前日のFOMC発表を裏付けた形となり、企業の利息負担が増えない面を好感した株式市場が持ち直し、ドル売りが再開したと推測できます。上値では売りそびれた意欲が降りてきている模様で、ギリシャ対策への不透明感はくすぶっている印象です。
◆ドル円相場
前場の上値が重たい展開から一時90.01円付近の安値を付けたあと、後場は一転してドル買い相場となり、欧州時間中盤では90.70円の高値を付ける展開でした。米国時間でも上下したものの往来相場となり、結局寄り付きと同水準で引けました。
(ファンダメンタル)
日銀の発表で円買いを強めたあと、ユーロ買いとポンド買いで上昇。米国時間ではリスク回避の円買いのあと、リスクの低下で円が売り戻され、結局は寄り付き水準で終わるという、フローターに徹する展開でした。
◆その他の米国市場動向
株式市場は、総体的に堅調となり資源市場も上向きに引けています。一方、PPIの低下で低金利維持が現実的なものとなり、債券市場も上昇する結果となっています。
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ForexTVジャパンの浅野です。
AM外国為替テクニカル分析の動画をお届けします。
今日もドル円相場を分析して参ります。
すみません、動画が非公開になっており、修正いたしました。失礼致しました。
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