外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

世界が変わっている・・・

2006-06-13 12:53:50 | ☆外国為替から離れる(雑感)

み、皆様、お久しぶりです。お元気でしょうか?

転校したあとに前の学校のクラス会に顔を出すような、恥ずかしさを覚えています。忽然と更新できなくなってはや1月以上が経ってしまい、申し訳ございません。

あれだけ楽しみにしていたサッカーWCAPも既に開幕しており、日本代表第一戦が昨日行われました。結果は残念でしたが、現実を直視して次へ期待したいと思います。

為替相場は連休明け以後、109円台をもあわや割れるか・・・という展開後、連休前の水準まで戻しています。今思えば110円前後はまさしく“買い場”ではありましたが、個人的には逆張りをしたがために予算以上の損失計上が先に発生してうまく捕らえることはできませんでした。あくまで順張りの鉄則を守りきった方であれば、一度も危ない場面を経験せずに買い持ちのポジションを取ることができたかも知れませんね。

今回のドル買いのリバウンドを、短期的にドルが売られすぎた調整という、もっともらしい理由を今言うことはできますが、株式の調整を含めて背景にはレパトリ的な流れを感じ取れることから、かなりのフローが一旦の決済を迎えているのではないでしょうか。

何も無ければ自然とドル買い需要が湧き出る流れは、以前にも折に触れ説明してきましたが、今何も無い状態を演出しているのはワールドカップそのものと推測します。

特に、ヨーロッパでのサッカー熱は想像を絶するものがあり、金融市場ではクリスマスを迎えたような静寂に包まれる日もしばしばです。ここ数日のドル買いが“自然需要”とするなら、水準的にもここから更なるドル高局面は、一旦は売り場となりそうです。

ただ、109円台下値押しの際に個人的には逆張りをして火傷を負ったことから、売り急がないようにしたいところです。上手く売れなければ見逃しても構わない相場であることは確率が高そうですね。暫くは111.50-114.50のレンジ取引となる可能性があると思います。

ところで、あと6分少々の間でサッカーの3点は悔しい結果ですね。最後の1点は仕方ないにしても、この数分間で組織はばらばらになっていました。ミッドフィルダ-が異常に消耗していたことも気になります。フランスワールドカップの二の舞にならなければ良いのですが・・・。

結局、為替のお話が大半になってしまいましたが、とにかく
頑張れニッポン!!