外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

3月31日のポンドドル相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-03-31 19:30:33 |    -ポンドドル
◎今日のテクニカル分析は、ポンドドル相場です。

数日前の取り組みを再確認する程度にとどまりますが、ユーロポンド相場の下落が意味するところは、ユーロの弱さが要因だとしても、ポンドが全面高になるほど、ポジティブな材料は見当たりません。ユーロドル相場を下落再開と仮定した場合、ポンドドル相場が逆行を継続するほどの違いは無いでしょう。



4時間足で見た場合、2月17日の高値と3月17日の高値を結んでできるレジスタンスラインの手前となる、1.5150から70付近でポンドを売り、3月12日高値を越えて1.5220を越えるようなら、ドテンします。ロングのストップは、先のショートを作ったレベルを割り込む水準とします。


◎おしまいに、今晩の米国経済指標、発表予定です。



市場の予想では、まちまちな数値になっていますが、ADP非農業部門雇用者数はプラスを見込んでいます。総じて良い結果になれば円安を強める展開を予想しますが、クロス円がどこまで他の通貨を押し上げるかはなってみないことには予想しにくいところです。それよりも、FRB筋からのコメントが控えており、金融政策に絡んだ発言は無いか、注目したいと思います。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★03月31日「FXフラッシュ1930」

2010-03-31 19:15:08 |    -ドル円

◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が3月31日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、



前日終値と概ね同じ水準の92.77円で寄り付き、しばらく様子を伺った後、上値を試す動きが先行しました。前日高値をあっさり更新すると上昇が加速し、昼休みの間に93.58円の高値を付けました。後場に入ると反落し、93.11円まで下落したものの、92円台を見ることなく切り返しました。
欧州時間に入っても93円台前半で様子を伺う展開です。

◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

朝方発表された豪州の経済指標が、予想に反して比較的大きく悪化したことで、オージードル相場が下落し、オージー円も一時的に下落が加速しました。しかし、ドル円相場はドル買いに反応した形となり、またテクニカル的にも高値を上に抜けたことによる、追いかけ買いが優勢だった模様です。

後場の下落の一因として、日本の経済指標が影響した印象です。平均給与の下落に加えて、住宅着工件数の減少率が拡大したことでデフレ観が高まり、株式市場も反落するなど、リスク回避的な円買いが進んだ模様です。

欧州時間に入って、数時間以内にユーロ圏の経済指標が連続して発表されるため、ユーロの行方を占う様子眺めから、小動きになっている模様です。
各相場の取引レンジはここまで、ユーロドルが1.3383から1.3440、ポンドドルが1.5041から1.5111、ドル円が92円73銭から93円58銭となっています。
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本日の「FXフラッシュ1930」テクニカル分析は、ポンドドル相場分析ですが、一旦ページを改めます。テクニカル分析を含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1930」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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PM外国為替テクニカル分析-ユーロドル相場 3月31日

2010-03-31 18:56:49 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

東京時間では、利益確定や最後の調整で上値が重かった各相場でしたが、欧州時間では、ユーロポンドの下落(ポンド買いユーロ売り)が一時強まり、ポンドドルが上値を伸ばしています。しかし、ユーロ圏の指標発表が概ね好調な内容となると、ユーロの買戻しが入りました。ただ、ユーロポンド相場は下げ足を止めた程度に収まっています。

英欧の物価上昇は通貨安によるものだと推測しますが、もし米国指標が悪化するようなら、ドル安への修正がなされるかもしれないですね。

ただ、個人的には中期トレンドに触り始めたユーロドルやポンドドルは、トレンドを反転させるほどの買い要因がありません。あくまで中期トレンドに沿った相場観を持ちながら、抜けた際にはポジションをひっくり返す覚悟が必要な段階になってきました。

ドル円は快調に円安を継続していますが、こちらはドル買いの相場観に合致しており、違和感はありません。

では、動画番組「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版のリンクを添付します。
今日はユーロドルです。

PM外国為替テクニカル分析 3月31日 水曜日
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3月31日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-03-31 15:35:16 | ☆相場分析-ユーロドル

◎本日3月31日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ドル円とポンドドルが共に高値圏でもみ合う中、昨夜の後半で全面安となったユーロは、安値圏で上値が重く推移し、時折1.33台に片足をかける展開です。

今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。



注目していたユーロポンド相場も上値追いを断念し、3月初旬のギャップを下回ったことで下落を再開した印象です。ユーロドル相場も急落は考えにくいものの、押し目買いのイメージは一旦クリアにします。




時間足で見ても、29日のギャップの下に潜り込み、1.35台の重さを確認したようです。1.34台前半でユーロを売り、1.3470を限界に70ポイントも戻すようなら一旦はストップです。下値目標は、数日かかるかもしれませんが1.32台後半を目論んでみます。

唯一のリスクは、本邦の投信などの設定に伴うユーロ円の買いですが、ドル円の上昇に任せて、こちらは上値が重い展開を祈ろうと思います。
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3月30日の外国為替市場、復習とキーポイント-3月31「FXフラッシュ1400」

2010-03-31 15:10:39 | ☆外国為替を読む

◎まず、前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

◆3月30日火曜日のトピックス
まず英国経済指標が物価上昇を示し、ポンドを買戻す材料になりました。ユーロ圏からは、最終的には否定されたもののフランス信用懸念が再燃したことや、IMFレポートでドイツ成長率が下方修正されたこと、あるいは連続したギリシャ債券入札が不調だったことが、ユーロ売りの材料になりました。米国からは、経済指標の改善でドル買いの材料になるなど、「ユーロの一人負け」という一日でした。

それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。


ユーロドル相場



寄り付きから後場の中盤にかけて、高値圏でもみ合ったものの、欧州参加者が入りだすころから、ユーロ買いが強まり、1.3535の高値を付けました。しかし以降はユーロが独歩安となり、1.3394まで下落し、そのまま安値圏で揉み合いながら引けました。

(ファンダメンタル)
東京後場の上昇は、ユーロ円の買いが背景にあった印象ですが、折からの円安に加えて欧州株式市場が先物で上昇していたのも、支援材料だった模様です。しかし、相次ぐユーロのネガティブ材料で、対ドル、ポンド、円で独歩安となりました。


ポンドドル相場



寄り付きから東京後場中盤までは、昨日からの高値圏で小幅に揉み合っていましたが、高値を更新すると上昇が加速し、米国時間中盤までに1.5124の高値を付けました。その後のドル買いで1.50台半ばまで緩んだものの、底堅く推移しました。

(ファンダメンタル)



欧州時間に入って早くに発表された住宅価格指標や、GDPが軒並み改善や上昇となり、ポンドが全面高になりました。米国時間ではドルが全面高になったものの、対円やユーロでのポンド買いが下値を支えた印象です。

ドル円相場



東京前場でこそ92.11円まで下落したものの、その後は、ユーロ円、ポンド円、ドル円での円売りが順番に持ち込まれたかのように、段階的に上値を切り上げました。ただ、93円台はさすがに重かった模様で、92円台後半で揉み合い引けとなっています。

(ファンダメンタル)
東京前場では、期末に絡んだ円買いが持ち込まれたとの噂があり、テクニカル的にも下押ししました。ただ、欧州株式市場の先物が当初の上昇したことでユーロ円が、英国指標の改善でポンド円がそれぞれ買われ、米国指標の改善でダメ押し気味にドル円が買われたというのが、順当な流れでしょう。

◆その他の米国市場動向
債券市場は短期が下落して、長期が若干上昇した模様ですが、背景として、ギリシャ債入札の不調がややリスク警戒感をかもし出したとも推測できます。しかし、期末と週末の雇用統計を控えて、市場は閑散だったとの報道も在り、ポジション調整の域だとも言えそうです。株式市場は小幅ながらプラスを維持し、資源市場は、ドル安の一服感で金が安く引けましたが、総体的にはプラス圏を維持した模様です。
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AM外国為替テクニカル分析-3月31日、ドル円相場

2010-03-31 14:12:03 |    -ドル円

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

今日は、日本の年度末、および世界的には第一四半期末です。いろいろと取り沙汰された要因も、まずは無事にこなしたことになります。

さて、明日からは新たな財政年度となりますが、決算が終了したしたからと言って、相場のトレンドが急に変化するとは考えにくい地合です。つまり、それぞれのお国事情に概ね準じた動きだった印象がありました。その中で、昨日発生したユーロの下落は、期末の動きからは明らかに逆行しています。しかし、その下落もファンダメンタルに合致したものだったことから、もしかすると、ユーロの独歩安が新年度のテーマになるかもしれません。

では、本日も「AM外国為替テクニカル分析」番組のYouTube版を添付します。
AM外国為替テクニカル分析 3月31日 水曜日

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特別番組「サポート・レジスタンスの考え方」のご紹介

2010-03-30 22:22:52 | ☆外国為替を読む

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

先週末はお休みをいただき、ブログのアップなどが停止してしまいました。通常の番組である「FXフラッシュ1400」と「FXフラッシュ1930」の原稿が提出できなかった代わりに、特別番組をお送りしました。

全3回にわたってお送りする特番では、

★パート1基本編:サポート・レジスタンスの基本的な考え方
★★パート2ステップ編:トレンドが発生した際のサポート・レジスタンスの考え方と取組みへのアイデア
★★★パート3応用編:サポート・レジスタスを利用した新たな取組みアイデアと利用上のメリット

について、まとめてあります。

右上のForexTV.jpバナーで動画ニュースページへ行き、動画プレーヤー横のメニューから「特別番組」を選択してご覧ください。3編共にご覧いただけます。

では、パート1のYouTube版をここにリンクいたします。

◆サポートとレジスタンスの考え方 Part1/3 基本編

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3月30日のポンド円相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-03-30 20:20:43 |    -ポンド円
今日のテクニカル分析は、ポンド円相場です。

ポンドの対ドル相場が堅調な地合の中、ドル円相場が思いのほか上値が重たいため、ポンド円が上昇すると、ドル円よりもポンドドル相場が上昇を強める格好となっていますが、ここから先は、ドル円の上昇に期待したいところです。

日足で見た場合、



2月25日の下落のきっかけは、5日と24日のサポート割れが指摘できます。現在の相場は、この水準を上回り、3月17日の高値も上回ったことから、雲の下限辺りまでの上昇が視野に入ってきました。

もし、先ほどのサポート水準へ反落するようなら138.30付近でポンドを買い、137.70を割り込むようなら一旦はストップというイメージです。目先目標は、N計算値でも、141.85円付近となります。


◎最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。



比較的重要度が低い指標が2件あります。期末が終わるまでは、指標結果でトレンドを作るとは思いにくい地合です。弱い数字は、ユーロドルやポンドドルの上昇を支援する可能性がありそうです。万が一、リスク回避でドル買いに推移した場合は、よいドルの売り場を提供する格好となりそうな予感がしています。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★03月30日「FXフラッシュ1930」

2010-03-30 20:03:59 |    -ドル円

◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が3月30日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、



前日終値と同じ水準の92.45円付近で寄り付いた後、円買いが先行し、前場で92.12円付近まで下落しました。しかし後場に入ると流れが一転し、引けにかけて日中高値をわずかに更新する92.55円を付けたあと、概ね寄り付きと同水準で引けました。
欧州時間に入っても円安を伸ばし、92円72銭の高値をつけましたが、この水準では上値も重く、一旦は下へ切り返す展開です。

◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

朝方からの下落は、テクニカル要因が主な要因に見えます。ドル円は先週末から揉み合いを継続しており、下値を割り込んだことによるドル売りが先行した模様です。また下落を強めた時間から推測すれば、期末の仲値決済では、ドルが余剰だった可能性が考えられます。

一方後場に入っての上昇は、株式市場が上げ足を速めたことによる円売りが主な要因に見えました。欧州株式市場の先物も上昇していたとのニュースもあり、欧州買いと円売りが平行していた結果、クロス円の上げ足が強かった印象です。

欧州時間に入って海外筋も円売りドル売りに同調したのか、一段高となりましたが、東京市場からの円売り需要が一巡したことで、上昇力も一旦は収まったという印象です。
早々に発表された英国住宅価格が堅調に上昇しており、ポンド円の買いと見られる動きが特に相場を押し上げていた可能性があります。

各相場はここまで、ユーロドルが1.3535、ポンドドルが1.5076の高値をつけています。
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PM外国為替テクニカル分析-3月30日、ドル円相場

2010-03-30 19:44:15 |    -ドル円
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

イギリスの経済指標が、予想に反してよい数字が並びました。相場は買戻しを先行させています。昨日は政府筋より、インフレを懸念するコメントがあり、それを裏付ける結果となっています。

ただ、先進国の中でも、出口戦略に対して最もといえるくらい消極的な英国と、財政赤字問題を抱えたまま、そうは簡単に政策金利を引き上げるとは思えません。基本的には売られすぎの解消だとは思いますが、しばらくぶりに真剣な天井確認をするステージかも知れません。

では、PMテクニカル分析のYouTube動画を添付します。


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