外為ガイドブック☆外国為替取引の基礎を解説 ・・・五里霧中のFX相場に一筋の光を

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一目均衡表を集大成した一目山人を祖父に持つ細田哲生先生が講師を務める勉強会の模様を番組化!ForexTVジャパンがお送りします。


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9月30日外国為替テクニカル分析(続)-ドル円相場を妄想する(2)

2009-09-30 23:10:18 |    -ドル円

(続)
実は、ポンドドル相場の下落が、円高要因だったと仮定した場合、ポンドが反転上昇すれば円高に一服感が出てしまいます。しかし、万が一ユーロポンドの下落とポンドドルの下落が一致するような展開になれば、円高相場は意外とすんなり再開される可能性を残している気がします。(実はユーロが大暴落する必要があるのですが・・・)

妄想に入り込んでしまいましたが、つまり、ポンドドルの上値が重い限り、円高の目は残っている印象があります。

さて、ドル円に話を戻すと、90.40円の手前には転換線が控えており、ここ2日の高値の抵抗ととなりました。加えて、90円台前半は節目の水準となることから、


90円前後20ポイント程度でドル売り円買い
90円前半の節目を越え、転換線を越えるようなら90.50円辺りで一旦はストップ
下値は89円台前半を想定してもPL比で2対1程度の戦略は組めます。89円を勢いよく割れるようなら、ストップをトレールしても、面白いと思います。

下のチャートを見ても、先日の下値はサポートラインンが効いていることから、それほど馬鹿げたスパイクではなかった可能性がありそうです。(了)


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9月30日外国為替テクニカル分析-ドル円相場を妄想する(1)

2009-09-30 22:49:05 |    -ドル円

ドル円が88円台まで下落したあと、スパイク反転し、2日目を迎えています。



下ヒゲは1円以上にも及んでおり、さすがにもう少し反転が伸びるかと思っていましたが、日足では、転換線できれいに上値を抑えられており、結局昨日の実体部分はさほど長くはなっていません。月が明けてみないことには、今後のイメージは仕切れませんが、少なくとも現状では、迷い相場を脱していないといえそうです。印象としては、戻りが浅いといわざるを得ず、本日に至っては昨日の陽線をはらみに行っているようにさえ映ってしまう展開です。

ユーロポンド相場でのポンド安は、ポンド円にも下落圧力となって、今回の円高相場の大きな支援材料となったようです。今のユーロポンド相場は、やはり調整が入っている模様で、下落気味に推移しています。つまり簡単に言ってしまえば、ポンド買いユーロ売りとなっているのですが、対ドルでの動きを想定してしまうと、ユーロドルが下落し、ポンドドルが上昇すべきに聞こえてしまいます。

しかし、実は基本的に2つの通貨強弱がポンド買いユーロ売りに準じていれば、ユーロポンド相場が下落(ポンド買いユーロ売り)を延ばす結果となり、例えば、ポンドドルの下落以上に、ユーロドルが下落した場合、結果的にはユーロポンド相場は下落することになります。(続)

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9月29日海外為替市場の総括と、本日30日東京市場午前の動き

2009-09-30 14:10:51 | ☆外国為替を読む

29日アジア・欧州市場

28日の朝早い時間に円高が急伸した後は、目先の売り需要が一巡した模様で、その後は概ね戻し相場となった流れを受け、29日の為替市場はドル円相場を中心に、緩やかな円安相場となりました。藤井財務大臣からは、急激な円高には対処する旨の発言もあり、円の売り戻しを支援していた模様です。
円安はクロス円相場でも進行した結果、ユーロやポンドの対ドル相場は緩やかなドル売り相場を継続しながら欧州市場を迎えました。

欧州市場では、株式市場が軟調に推移するなか、発表された経済指標がさえない内容となると、一時はリスク回避が目的とみえる、ドル買い円買いが強まる局面もありました。しかし下値も堅かった様子で、その後ドル円相場は、穏やかな円売り相場を再開しました。

特徴的だったのがポンドとユーロの動きです。
イギリスの経済指標が一部改善されたことが支援材料になったのか、ポンドは堅調に推移する一方で、ユーロは下落を継続。背景には、ユーロポンド相場でも、これまでの調整売りが先行していた模様です。

29日米国市場

米国時間に入っても、これまで行過ぎた相場の戻しが中心となり、買われ過ぎていたユーロは対ドルで一時、1.4530水準まで下落。一方、売られ過ぎていたポンドは、対ドルで1.5990水準まで上昇。
買われ過ぎていた円は、対ドルで90.35水準まで上昇しましたが、この水準は90円を割り込む円高相場の時でも、かなり底堅かったことから、戻り相場では反対に上値が重くなっている印象でした。

株式市場は底堅く始まったものの、経済指標の内容がさえない結果となり、終盤にかけて投資ムードは向上しないまま引けたようです。

本日9月30日午前の東京外国為替市場

月末に半期末が重なった本日でしたが、特に激しい乱高下も無く、無事に仲値時間が過ぎたようです。

一部、対円通貨ペアが上下したあと、結局は円買い圧力が強かった模様で、ドル円相場は90.40円の高値から、89.65円水準へと下落。90円台前半の重さを前にして、一旦は上値をあきらめた形となっています。

ポンドは終始買い戻される流れを継続しており、心理的節目とも言われていた1.6000を上に抜け、1.6020水準まで上昇。ユーロドル相場は、これらのドル売り圧力を受けた格好となり、調整売りを一旦あきらめ、ポンドドルに歩調を合わせるように上昇しています。

この2日間は、これまでの中期トレンドを伸ばし過ぎた相場が、短期的に反転調整される流れでした。
ユーロは高値を更新するトレンドから、これまで特に大きな調整も無かったことで、このところの調整相場の展開では、短期的に下落トレンドを刻んでいます。

本夕には、ユーロ圏に関係する指標が多く、高官筋からも多くのコメントが発せられる可能性が高そうですから、弱気な指標や発言が聞こえると、ユーロの投げが強めに入る可能性もあり、充分に注意してください。

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9月29日、外国為替テクニカル分析-ユーロ円相場、レンジの下値試し先行か(2)

2009-09-29 21:05:56 |    -ユーロ円

もう少し視野を広げて観ますと、



1月の112円水準から4月上旬にかけて137.50水準まで一気に上昇後、6月と8月に上値を試しに行っていますが、6月の高値の139.10水準がやっとという状況です。つまり、上昇トレンドというためには、上値が順次切り上がってこそであり、実は4月以降は、レンジ相場だったということができそうです。

加えて、4月安値7月安値で引ける下値サポートライン(赤い斜線)によって、昨日の下値をどうにかサポートした状況ですが、5月安値、9月安値をサポートしていた、4月と7月の終値ベースの下値サポートライン(赤い破線)を、昨日既に下割れしたように見えます。終値ベースのサポートラインは右上がりですが、上に抜けられないようだと、数日内には一目の雲や、8月来の中期下落トレンドの上値線が迫ってきます。目先は上からの下落プレッシャーが集中し易いところから、ユーロ円のショート戦略をイメージし、少なくとも、レンジの下値確認をする動きを想定します。


■遅行線が下落プレッシャーを受ける日足雲の下限となる131.70から、終値サポートラインが本日差し掛かる132.00辺りをレジスタンスゾーンとしてユーロ売りをエントリー。
■本日の雲下限、基準線、転換線が一致する132.85水準を上抜けたら一旦はストップ。
■目先の下値目標は129.00で、次は126円辺りを想定します。7月下値となる127円を割り込むタイミングで、売り増しなどの戦略を検討する機会がありそうです。(了)

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9月29日外国為替テクニカル分析-ユーロ相場、上値追いも一段落か(1)

2009-09-29 19:33:21 |    -ユーロ円

タイトルの日付がまちがっていました。訂正してお詫びいたします

ドル円、ポンドドル、ポンド円相場は、目先の1セッションを終わった観があります。下落リスクが後退したわけではありませんが、当テクニカル分析では、比較的早い段階から下落相場を予測できました。ガイドとして、それなりに皆様のお役に立てたとすれば幸いです。

その中で、ポンド下落と並行して、当初は連れ安を想定したユーロ相場は、予想に反して上昇を継続することとなり、こちらは失敗に終わりました。それでもイメージは、上昇相場に賛成できず、暫く分析から遠のいていたのですが、ここに来てユーロの下落イメージに沿う兆候が見られ始めたため、対円で考察してみることにしました。

ポンドドル相場の下落ヘッジとしてユーロドル相場が機能しなかった大きな理由の一つに、今回のセッションはドルが主役の相場ではなく、ユーロポンド相場が上昇しているところを見ても、相場の主役はポンド安だったということができます。



上のチャートで丸く囲んであるところですが、そのユーロポンド相場も昨日は上方へとスパイクし、長い上ヒゲを伴う流れ十字足を作りました。つまり、少なくとも更なる上昇に迷いを生じていることは確かであり、概ね100ポイント近いひげの長さは、上値更新に対して暫くは限界感を伴うでしょう。

となると、ユーロの調整売りが出易い状態であることには間違いなく、加えて、ユーロドル相場は23日深夜につけた戻り高値から、短期的な下落トレンドとなっており、もう暫くこのトレンドを継続する可能性がイメージできます。



上のチャートのように、ユーロドル相場は、長期的には上昇トレンドを否定する材料はありませんが、その中でトレンド下値を確認するような調整反転相場を想定すれば、少なくとも日足基準線がある1.4500水準や、下値トレンドラインが差し掛かる1.4400辺りまでの押しは充分あり得ます。



一方ユーロ円ですが、ユーロドルの上昇イメージが強く上昇トレンドにある感覚ですが、実は8月上旬からは中期的な弱い下落トレンドを示しており、高値からは既に8円近い下落となっています。これは、ポンド円やドル円の円買いトレンドの影響が関係していると考えられます。(続)

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9月28日海外為替市場の総括と、本日29日東京市場午前の動き

2009-09-29 14:35:38 | ☆外国為替を読む

28日アジア・欧州為替市場

G20明けの初日となった、昨日28日のアジア為替市場は、特に大きなギャップを空けることもなく始まりました。しかし、先週末に顕著となった、リスク回避と見られる円買いに、クロス円の投げと見られる売りが重なった模様で、本格的な取引時間を前に、各通貨の対円相場が全面的に急落。

その結果、各通貨の売りがユーロドル、ポンドドルなどの売り圧力となり、一時は為替相場全体が、円買い・ドル買い一色となりました。

しかし、市場が薄い時間帯での急変動だったこともあって、相場が行過ぎた側面もあり、その後は緩やかに円が売り戻されながら、欧州時間を迎えました。

昨日は特に経済指標の発表もなく、欧州時間に入っても、基本的にはアジア時間早朝に発生した、円買いドル買いの巻き戻しが継続する相場展開でした。

28日米国市場

米国時間に入って、トリシェECB総裁の証言内容が伝わり始めると、ユーロドルの上値が次第に重くなる展開でした。
ECBは、強いユーロに対して暫くの間、肯定する立場を維持してきましたが、証言では強いドルが改めて支持されていたことで、ユーロ売りドル買いのバイアスが背景にありそうです。

また、ドイツの消費者物価指数が悪化したことも、ユーロの上値を重くしていた要因として考えられ、他にも、藤井財務大臣からは、円高政策を否定する発言が、全体的にドルの買い戻しを支援していた可能性が指摘できます。

気になる米国株価は、前週末より上昇して引けましたが、債券市場も上昇して利回りが下落するなど、リスク回避の流れは完全には回復していない印象があります。現に、為替市場での円買い相場は一旦収まったものの、反転相場の勢いは非常に緩やかなものになっています。

本日9月29日午前の東京外国為替市場

藤井財務大臣による、円高誘導の否定発言などを足がかりに、急速に進んだ円高相場の調整が、穏やかに進んでいます。

90円を割り込む前には底堅かった90円台前半の水準を試すように、戻り相場となっているドル円は一時90.20水準へと上昇しましたが、もう一段の上昇には失敗し、揉み合い相場となっています。以前の下値支持水準は、戻り相場では上値抵抗水準になり易い傾向があり、今後この90円前半の攻防が注目されるでしょう。

気になる東京株式市場も、円高が一服したことで、値を戻しているようですが、本格的な買い相場にまでは発展していない模様です。


最後に、これから欧州時間にかけて発表が予定される経済指標やイベントは次の通りです。

17:30 GBP      経常収支           予想  -7.60B  前回  -8.50B
17:30 GBP      国内総生産 (QoQ)      予想  -0.60%  前回  -0.70%
17:30 GBP      個人向け純貸付額 (MoM) 予想  0.30B   前回  -0.60B
17:30 GBP      モーゲージ承認件数     予想  50.00K  前回  50.00K
17:30 GBP      M4マネーサプライ (MoM)  予想  0.10%   前回  0.10% 
18:00 EUR      消費者信頼感        予想  -21.00  前回  -22.00
19:00 GBP      CBI流通業売上高      予想  -15.00  前回  -16.00

円高相場で陰に隠れている観のあるその他の相場ですが、実はポンドドルが非常に重要な水準にいることが取り沙汰され始めており、英国指標やコメントなどを受けた変動には注意してください。市場では、ポンド安の変動リスクが高まっているようです。

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9月28日テクニカル分析-ドル円相場、達成感もあり暫くはニュートラルを意識

2009-09-28 16:10:29 |    -ドル円

ドル円相場はついに90円台を先週割り込み、今週は89円台をも割り込んで、88.25円水準まで下落しました。円高が強まる地合ですが、下値を計測してみると同時に、今後暫くの変動イメージを描いてみます。

先週末の90円割れの動きを見てみると、思いのほかドル円のストップロスなど90円割れでのドル売り意欲は低かったように思います。ここまで円高を牽引した主役は、クロス円だったことがうっすらと判ってきました。

今後、ユーロドルやポンドドルが何処まで下落するかで、ドル円相場のトレンドが決まってきそうですが、ドル円単体での相場は、そろそろ一旦は下げ止まりそうな位置にやってきました。



9月に入って3週目で90円台割れを達成したことで、次の下値目標は年末年始で付けた87円前半となります。ただ、その前にここまでのトレンドを見てみると、Aから始まる中期下落トレンドの下値サポートライン(太い赤斜線)は、概ね本日の下値をサポートしており、終値で引いたサポートラインも現在の取引水準をサポートしているように見えます。

また、A-Bの価格差をCから引きおろしたフィボナッチP(プロジェクション)の100%(N波動の完成と同じ意味を持ちます)は87.95水準を示しています。

したがって、今回のドル円相場だけのセッションでは、概ね達成感が出てきています。今後87円前半の下値を試しに来るような動きになっても、そのまま突き抜けるには、それこそユーロドルやポンドドルが、相当な下落をするなど他の力が必要に見えます。先週まで底堅かった90円を一つの目安と考え、更に上伸したところで、91円台中盤を上値レジスタンスとして、暫くは底堅い展開を予測します。

既にショートになっている場合は、97円台をスクエアにするゾーンと考え、勢いがつくようなら、86円台で日足が終了するなどのタイミングをもって、入りなおす等の戦略がイメージできます。少なくともここから先1円程度は、ニュートラルとして構えるほうが無難でしょう。

ポンドドル相場も気になりますが、9月18日の総括はいまだに生きているイメージです。ただ、こちらも一気に行くのは苦しくなりつつあり、もしそうなれば、ドル買いの色が濃くなると予想でき、ドル円相場ではドルの買い気となって、ポンド円の下落バイアスを薄めるような展開を予想します。

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9月25日海外為替市場の総括と、本日28日東京市場午前の動き

2009-09-28 15:10:42 | ☆外国為替を読む

25日アジア・欧州為替市場

24日のニューヨーク市場引け際に発生したリスク回避の動きでドルが独歩高となり、概ねドルの高値圏で25日のアジア市場を迎えました。その後、為替市場は円高相場へと流れを移すのですが、背景には大きく3つの要因が指摘できます。

一つには、藤井財務大臣とガイトナー・アメリカ財務長官の会談で、藤井財務大臣が自国通貨を安く誘導する政策は採らない事を明言したことで、円高相場に安心感が増したこと。

二つ目には、G20の主要テーマが金融規制となることが明確になりつつあった中で、日本の大手証券が多額の増資を決定したことで、金融業界全体に規制が拡大し、金融市場が再び不安定となる懸念が浮上したこと。

三つ目には、英国中銀総裁のキング氏から、ポンド安は輸出に有利という発言があったことで、ポンド安懸念が対円にも及んだこと。

が挙げられますが、
これらの円高要因が一斉に集中したことにより、ドル円相場は91円前半から90円中盤へ、ポンド円は、146円台中盤から144円台中盤へと下落しました。
株式市場も本格的な市場時間を前に、先物市場が主導して日経平均が大きく下落すると、リスクを回避する円買いを支援する形となりました。

一方、その他の対ドル相場は、ポンドドルの上値が重たいものの、ドル円相場でのドル売りの影響を受けて底堅く推移して欧州時間を迎えました。

間もなく発表されたドイツの消費者信頼感指数は改善となりましたが、市場の反応は限定的で、続くユーロ圏の経済指標が伸び悩んでいる内容となると、次第に欧州通貨の上値を圧迫。クロス円の上値が重くなると、一気に円買いが噴出したのか、これまで底堅かったドル円相場の90円台前半を一気に割り込み、89.95円水準を一時的に付けました。

25日米国為替市場

米国市場に入り、G20に対する警戒感や経済指標の発表を前にして、ポジションを調整する展開となりましたが、耐久財受注が悪化した発表があると投資ムードの後退を示す、円買い、ドル買いが強まりました。

その後発表されたミシガン指数は大幅な改善となったものの、続く住宅指標が伸び悩むと、一気に投資ムードが悪化した模様で、為替市場はドル買い、円買いを強め、ドル円相場は一時、89.50円水準を付けました。

比較的強いユーロやスイスは乱高下しながらドルの上値を維持する展開でしたが、その他は概ねリスク回避が主眼と見える、ドル買い円買いに押され、その高値圏で前週を終わりました。

本日9月28日午前の東京外国為替市場

週末の間に閉幕したG20ですが、為替相場への言及は特になかったものの、金融機関への規制強化や、出口論の重要性が確認されるなど、積極的にリスクを取るには、懸念が残る内容となりました。

暫くは景気刺激策を継続する認識が取れたことは、景気に対する楽観材料でしたが、FRB筋からは、サプライズ的な早期利上げもあり得るなど、楽観材料をけん制するような発言なども聞かれたことで、市場はリスクの回避行動を先行させているようです。

ドル円相場は円買いを強め、早朝には89円台を割りこみ、一時88.25円水準まで下落。その他対ドル通貨は、ユーロドルまでもが、短期的な下値サポートを割り込むなどドル買いを強めており、結果的に欧州安・円高の相乗効果でクロス円の下落が促進され、円全面高を支援している状況です。

気になる東京株式市場も、下落した先週末終値を更に下回って始まり、急進する円高相場が嫌気され、日経平均は一時1万円を割り込む下落となっています。

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9月24日海外為替市場の総括と、本日25日東京市場午前の動き

2009-09-25 14:45:15 | ☆外国為替を読む

24日アジア・欧州為替市場

FOMCの金利政策発表から冷め切れない24日のアジア市場では、米国市場引けに掛けて顕著となったリスク回避と見られる動きを継続し、全面的にドル買いが先行しました。

しかし、本格的な市場時間を迎えると、株式市場を中心に楽観ムードが主流となり、相場は一転してドル売り基調となりました。特にドル円でのドル売りが顕著となると、クロス円の売りを誘う形となり、円全面高となる局面もありました。そんな中でポンドは対ドルでも終始上値が重く、BOEが低金利政策を強調した余韻を残す展開でした。

欧州時間に入っても基本的にドル売りを伸ばす展開でしたが、BOEのキング総裁から、ポンド安を容認するとも取れる発言が報道されると、ポンドが全面安に発展。対円での下落がドル円の下落を支援する形となり、ドル円相場は90.35円水準までドル売りが進み、またポンドは対ユーロでも下落した結果、ユーロ買いがユーロドル相場を支援する形となりました。

24日米国為替市場

米国市場に入り、ポンドを除きドルの安値圏で推移していた各相場は、住宅関係の経済指標が予想に反して落ち込んだことを材料に、リスク回避が目的と見られるドル買いへと反転。株式市場は下落、債券市場は上昇するなど、投資ムードは下向いたまま、米国時間を終わっています。

終盤のドル買いには、金融サミットを控えて根本的なポジション調整があったと推測できますが、当サミットでは金融規制が主なテーマとなる予想が多く、いまだ不安定な金融市場にとって規制がマイナスとなる懸念が、リスク回避の動きにつながっている模様です。

本日9月25日午前の東京外国為替市場

このところアジア市場に入ると、円買い需要が急速に高まることが多く、今日のドル円相場も、海外市場でのドル買相場から反転して、円高に推移しています。
ただ、90円前半は、これまでにも幾度か跳ね返されている水準でもあり、90円中盤を前に、相場は躊躇しているようにも見えます。

その他の為替相場は、ポンドドルを筆頭に、ユーロドルもドル買い基調を強めており、欧州通貨が今後一層弱含めば、クロス円の下落からドル円相場の円高圧力を高めかねないという想定もできそうです。

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9月24日、テクニカル分析-ポンド円相場、短期足での弱いリトレースを借りて飛び乗る

2009-09-24 23:10:30 |    -ポンド円

添付のチャートは2時間足です。



今日の下落が急伸した根拠として、下落チャンネルの下値サポートラインをブレークしたなどが見つかりそうですが、やはりここ数日の下値であった21日の148.00をしっかりと割り込んだことが挙げられそうです。

他にも23日高値とここまでのフィボナッチR(リトレースメント・・・戻しを図る)で、38.2%戻しと50.0%戻しの間に入ってくる水準であり、今後暫く水平移動する基準線が148.35-40水準にいるなど、レジスタンスとなる要素は幾つかあります。したがって、さほど強くない調整反転があれば、戻り売りの入り口として機能する可能性がありそうです。

エントリーゾーンを148.00前後と想定し、ストップは148円台後半で(149円台ならベター)。ターゲットは暫定的に145.00です。PL比率は3:1で悪くはありません。先にこちらに接近したあとの反転相場では、無効とするのが無難でしょう。

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