外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

3月09日のユーロ円相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-03-09 19:40:54 |    -ユーロ円

◆今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

各対ドル相場が乱高下し、トレンドがますます見えなくなりました。特にポンドは材料難にもかかわらず、往来相場となっていますが、重要な水準を前に、思惑が交錯しているようです。しっかりしたシグナルが見えるまで、対ドル相場は様子見とします。

一方、比較的安定しているユーロドルも、財政赤字問題が一見前進したように見えることでユーロが買われる一方で、欧州IMF構想も資金繰りを考えれば、前途多難であり、現実的な策はないとする失望売りとの綱引き相場となっている印象です。

少しずつクロス円も動き始めたようです。



8日のユーロ買いギャップについていったユーロ円は、上値を伸ばしたものの、その日のうちに結局はギャップを埋め、更に下落を伸ばしました。反転上昇をした場合、ギャップしたゾーンはレジスタンスとなりやすく、戻り売りを模索します。




ギャップゾーンに近い123.00ちょうど前後でユーロを売り、124.00に乗せるようなら一旦はストップというイメージです。目先の下値目標は、先週末に上昇する前の水準となる121.50円付近を想定します。先に下落した後の戻りはスルーしてください。損益バランスは1対1.5となり、100ポイントのリスクはやや多目なので、様子見という選択もありそうです。

◆最後に、今晩の米国経済指標、発表予定ですが、

本日は昨日に続き、主要な指標はありません。流動性が低下している印象があり、乱高下相場には注意してください。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。ただ、ビデオサーバーのメンテナンスが長引いており、本日に限り右上のForexTV.jpバナーからアクセスできません。下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州市場序盤の流れ(03月09日)

2010-03-09 19:20:40 |    -ドル円

◆始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が3月09 日に切り替わる、日本時間午前7時時点のドル円相場は、



前日の終値と概ね同水準の90.30円付近で寄り付き直後から、ドル売りが先行し、前場のうちに89.86円の安値まで一方的に下落しました。後場は安値圏での揉み合いに終始しましたが、90円台は重い印象でした。

欧州時間に入っても、安値圏での揉み合いを暫く継続していましたが、午後5時を回って90円台乗せを狙う動きになっています。

◆では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

昨夜から材料難が続く中、ポンドの売り戻しが、市場のインパクトになっている模様です。ポンドは対ドルでも下落を強めており、ポンド円での円買いの動きが円高圧力の原因だと推測できます。
朝方発表された英国住宅価格指標の伸びが頭打ちとなり、ポンド売りに拍車が掛かった印象です。

欧州時間に入った直後では、ポンドの投げにも見える下落がありましたが、一旦下げ止まったことで、ドル円の下落にも歯止めがかかった形です。

ここまで、ポンドドルは1.4974、ユーロドルは1.3594、ドル円は89.86円の安値を、それぞれつけています。
--------------------------------------------------------
本日の「FXフラッシュ1930」のテクニカル分析は、ユーロ円分析ですが、ここで一旦ページを改めます。以上の内容とテクニカル分析は、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。先週末からビデオサーバーのメンテナンスが長引いており、右上のForexTV.jpバナーからアクセスできません。下のYouTubeからご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月09日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-03-09 15:14:09 |    -ポンドドル

YouTubeが復活しています。よろしければご覧ください。

◎本日3月9日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ポンドやユーロが続落する中、ドル円もさすがにクロスの影響が及んだ模様で、前日の安値圏を割り込みました。ただ、90円割れでは、ドル買いの意欲も強い模様で、トレンドには至っていません。

◎今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。

昨日の戦略は、調整の上昇相場がもう少し伸びるという立場で模索しましたが、ユーロポンド相場も下落をあきらめ上昇に転じるなど、結局、ギャップした方向に沿って相場が戻っています。(【ブログの追記】現在の水準から見れば、ギャップは上値方向にありますが、ギャップした方向は、上から下でしたから、ここでいうギャップした方向とは、ポンド売りの流れを指します。【追記終了】
昨日のストップはそのままに、ドテンするタイミングを模索してみましょう。



昨日想定した下値サポートを既に下抜け、調整の終了を予感させます。ただ、下値は一目均衡表の雲にサポートされている状況です。下値サポートラインが差し掛かる、1.50台後半へ戻すようなら、昨日の決済をかねてポンドを売り、1.5175あたりへ上値を伸ばすようなら、一旦はストップです。目先の下値目標は1.4900としてみます。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の投稿内容と一緒に、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できますが、本日も動画サーバーのメンテナンスが長引いており、WEBサイトでの配信は休止しています。お手数ですが、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月08日の外国為替市場、復習とキーポイント-3月09日「FXフラッシュ1400」

2010-03-09 15:12:33 | ☆外国為替を読む

YouTubeが復活しています。よろしければご覧ください。

◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

◆3月8日月曜日のトピック
材料不足の中で、先週末のドル売り円売り相場から強めの調整が入った形です。あえて挙げれば人民元、切上げの噂や、欧州IMF構想、あるいは、英国の景気回復に対する遅れと増税への思惑等で、ドルが買われやすい地合となりました。

◎それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



先週末引け際の流れを受けて、ユーロ高へギャップを空けて寄りついた後、ギャップ方向に沿って上値を拡大した後は、結局、米国時間で寄り付き水準へ戻して引ける動きとなりました。日足は逆クロス型で引けたことで、迷いながらもトップになりやすい足型になっています。

(ファンダメンタル)
欧州時間に入って発生した下落の第一波は、中国の金融引締め思惑が、ドル買いを誘った可能性があります。その後、堅調に推移した株式市場や欧州版IMFの提唱などギリシャ救済策がやや具体化されつつあることで、ユーロが買戻されたという印象ですが、米国時間ではポンドの下落に連れて上値が重く、また現状でのギリシャ救済は不要との発言が思惑を呼び、朝方空けたギャップを埋める動きにつながったと推測できます。

ポンドドル相場



対ユーロ相場で調整の下落などもあり、着実に上値を伸ばしていましたが、次第に上値が重くなると、夜半過ぎに急落して、週末の上昇分を概ね吐き出す展開でした。上値下値を切上げ、上昇トレンドは維持したものの、日足は上ヒゲを付けた陰線となりました。

(ファンダメンタル)
着実に上昇していた相場が、欧州時間に入って上値が重くなった背景には、ユーロ圏の問題に動きが見られたことで、ユーロ買いが対ポンドでも発生したのが一因に見えます。ただ、政府筋からは、景気回復の道のりは険しいなど弱気な発言や、財政問題解決への増税憶測が、更に景気回復の妨げになるとの思惑を呼び、その後の急落を招いた印象です。

ドル円相場



寄付き直後こそクロス円に連れて上昇して先週高値を更新したものの、以降は、小幅に揉み合う展開に終始しました。日足は薄い陰線となり、相場の迷いを暗示しています。

(ファンダメンタル)
ユーロやポンドの対ドル相場が強めの調整が入った半面で、指標も無く、ドル円相場には材料に欠く一日となりました。クロス円の値動きにも影響されなかったことから、短期筋によるクロス円取引が中心の相場だったという印象です。

◆その他の米国市場動向を簡単に解説します。

株式市場はまちまちで、投資ムードの改善感はあまりありません。一方、債券市場は下落して利回りは上昇していますが、今週の入札を前に需給懸念が売りを先行させたとの報道がありました。
-------------------------
今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。以上の内容および通貨フォーカスは動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけますが、本日もビデオサーバーメンテナンスに時間かかかっておりアップできません。下記のYouTubeよりご視聴ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月09日AMテクニカル分析-ドル円相場

2010-03-09 11:39:06 |    -ドル円
おはようございます。

早速ですが、本日もビデオサーバーの調整が続いており、ForexTVの本サイトに番組をアップできません。お手数ですが、下記YouTubeでご視聴ください。
ご迷惑をお掛けしており、お詫びいたします。


当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする