◆今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。
各対ドル相場が乱高下し、トレンドがますます見えなくなりました。特にポンドは材料難にもかかわらず、往来相場となっていますが、重要な水準を前に、思惑が交錯しているようです。しっかりしたシグナルが見えるまで、対ドル相場は様子見とします。
一方、比較的安定しているユーロドルも、財政赤字問題が一見前進したように見えることでユーロが買われる一方で、欧州IMF構想も資金繰りを考えれば、前途多難であり、現実的な策はないとする失望売りとの綱引き相場となっている印象です。
少しずつクロス円も動き始めたようです。
8日のユーロ買いギャップについていったユーロ円は、上値を伸ばしたものの、その日のうちに結局はギャップを埋め、更に下落を伸ばしました。反転上昇をした場合、ギャップしたゾーンはレジスタンスとなりやすく、戻り売りを模索します。
ギャップゾーンに近い123.00ちょうど前後でユーロを売り、124.00に乗せるようなら一旦はストップというイメージです。目先の下値目標は、先週末に上昇する前の水準となる121.50円付近を想定します。先に下落した後の戻りはスルーしてください。損益バランスは1対1.5となり、100ポイントのリスクはやや多目なので、様子見という選択もありそうです。
◆最後に、今晩の米国経済指標、発表予定ですが、
本日は昨日に続き、主要な指標はありません。流動性が低下している印象があり、乱高下相場には注意してください。
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