HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

スナフキンみたいなやつも必要だ

2008年06月08日 | ELLEGARDEN
スナフキンがある意味私の理想的な人。このブログにも過去に数回彼が登場してきてる。このブログ内でスナフキンで検索したら出てきます。

ネットで細美くんのラジオを聴いてたら、「自分が嫌われている」と思っている人へのコメントの最後に彼が言った言葉。

「スナフキンみたいなやつも必要だ」

これはどういう意味で言ったのか。

おそらく、いつも自分は自分というスタンスで周りがどう思うおうが、そんなこと気にせず、ゴーイングマイウエイな人でいればいいってことだろう。

というか、私自身、どうしても人と同じように出来ない人なので、スナフキンみたいな人がすごく好きなんだよね。

でも、自分ではよく「私って嫌われてるかも」って思うこともある。実際、とあるインディーズのバンドのファンには正面きって嫌われてるもの。私がした発言はある意味、音楽に対する敬意ゆえのライブ会場でのライブマナーについてだったんだけど、それをねじ曲げてとらえて、「むかつく」ってことで処理された。でも、なぜか好きなバンドがかぶっていて、ゆえにライブ行くのが憂鬱になることもある。

いい音楽がわかるのにどうしてそんな風になるんだろう?

って、結局は私自身のせいなんだろうね。

そんな私だからこそ、スナフキンみたいな人がいると安心する。そういう人は私が嫌われていようが、好かれていようが、そんなものどうでもいいと思ってくれる。その時心が通じたら、それでオーケーなんだ。

きっと細美くんもスナフキンみたいな人なんだろうな。


ライジングサンとロックインジャパンの出演アーティストの話。私自身はどちらも行けないから知らなかったんだけど、なんか妙な話だよね。

出たいっていう人を強制的に出させないのは音楽というもののあり方と反する気もする。

だいたい場所も違うし、日程も違う。

言わせてもらえば、私の住んでいる場所からいえばどちらも遠い話。


いつも地理的なことで泣くこと多々。


でも、そんなもんさとわりきっている。

子供の頃からずっと。

東京の人はいいな~とか思ってもどうしようもないもの。


でも、音楽ってそんなちっぽけなもんじゃないだろ?って


フェスにいくことが一番大事なわけではないし、ちっぽけな部屋でヘッドホンで聞くのも同じだけの力をくれると思うわけ。



お金の行き来や、主催者のエゴに振り回されないだけの意思をそれぞれの音楽ファンが持っていれば、いつかミュージシャンをそんな枷から解放してあげられるよ。


フェスが多くなると好きなアーティストが見れるチャンスが増えると思ったのに返って逆になっちゃうんだね。


なら、フェスにもうすべて出ないでその日に単独ライブを地方でいっぱいやってほしいと願うのはおかしいかな?

海外のアーティストはフェスでもいいけど、日本のバンドだからこそ、細かく回ってほしいな。

コメント (2)
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THE BUNGY

2008年06月08日 | NICO TouchestheWalls
改めて、いいバンドが出てきたな~って感じました。

「THE BUNGY」は彼ら自身がいうように今の日本ではこういう曲をやるのは彼らしかいないんじゃないかな?

何度もリフレインされるギターフレーズ、裏打ち、ソウルフルなベース。

どう説明していいのかわかんないんだけど

例えば サザンロック
例えば THE BLACK CROWS
例えば THIRD EYE BLIND
例えば THE STROKES
例えば THE WHO
例えば BLUR
例えば QUEENの「Another one bites the dust」

そんなバンドや曲のエッセンスが混在しているような、そんな印象です。

この曲がひらめいた時に光村さんは「風呂場でストレイキャッツ」って仮タイトルをつけたそうですが、ベースの雰囲気にはストレイキャッツのエッセンスが入っているかもしれません。

でも、ほんと今こんな感じをスマートにやってのけるバンドは思いつかないな~。


この曲の歌詞の中にピーターパンが登場します。
今までの人生の中でピーターパンが登場する曲でとても心に残っていて、好きな曲が今まで2曲ありました。

1つはKATE BUSHの「Oh England My Lionheart」
もう1つはJET KELLY (現・JET LILY STAR)の「ランドリー」

それに今回「THE BUNGY」が加わって、ピーターパン登場曲ベスト3が私の中でできました。

NICOのメンバーはこの曲のタイトルにちなんでか、バンジージャンプに挑戦し、ギターの古村さんなんて、カメラの不調のため、再度撮り直しで2回も飛ばれました。恐るべし・・・

きっと飛ぶことが決まった時「あ~なんでこのタイトルつけたんだろう?」って思ったのかな?それとも、それぐらいの覚悟は最初からあったのかな?

PVの雰囲気はどこかブラーやケミカルブラザーズのPVで見れそうな雰囲気のおもしろい空気感があります。


今回のシングルの初回限定盤にはDVDがついていたんですが、これは私が行った大阪のシャングリラのライブ映像で、すごくうれしいです。

あの思い出がまたよみがえるわけですから。ライブ映像はだいたいは東京でのライブが主。だから今回は本当に幸せな気持ちです。

3曲だけですが、見ごたえ充分で、しかも今回のライブ映像を見てすごく新鮮な気持ちになりました。

よくありがちなライブ映像とちょっと違う。
カメラワークがちょっと違う。
光のとらえ方がちょっと違う。

そんな印象です。

かなりの台数があったようにあの日思いましたが、その何人かいらっしゃるカメラマンさんの中にきらりと光る映像センスのある方が数人いらしたようです。その中にはきっと楽器にこだわる、演奏にこだわるカメラマンさんもいたんでしょうね。

すごくいい映像だな~って

それがまたうれしくて。


ライブ映像がアーティスティックなんて、素敵ですよね。もちろんなんの小細工もなくて、ただそのカメラマンさんのカメラアイの成せる業。

NICOのメンバー自体からもそういう風に撮りたいと思わせるオーラは出ているんだと思います。


そして、改めて映像で光村さんを見たら、あの日感じた透明な瞳というのか、清涼感と目力を感じる瞳がそこにもありました。

坂倉さんのベースもすごくかっこよかったし、あの対馬さんのドラミングもあの時のビートがそのままにそこにありました。

古村さんのギターワークにはやっぱりとろけそうです。

私にとって今の日本の三大注目ギタリストは

DAITAさんはスペシャルなんで別枠ですが、

ELLEGARDENのウブさん
この前見たFoZZtoneの竹尾さん
そしてNICOの古村さん

です。

まあ、早弾き系にどうしてもいってしまう私ですが、そんな中でも音に優しさとぬくもりと知性と深みがあるのがこの3人ですね。ギターが歌う・・・そんなギタリストさんたちです。


カップリングの「SIMON SAID」と言う曲はまた「THE BUNGY」とは違うタイプの曲ですが、NICOのカラーは濃厚に出ていると感じました。

サイモンセッドというのはアメリカやイギリスの子供たちがよくやる遊びで、鬼というとちょっと変だけど、ある子が言ったとおりにみんなが体を動かすゲーム。

それに絡めて、こんな風になるんだと光村さんの詩もすごいな~って思う私です。

NICO touches the Wallsって男女同じぐらいに愛されるバンドだと思うから、これからがすごく楽しみです。でも、チケット取りにくくなるのが・・・ね。




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