かなり日記を書けずにいました。ほんとに時間がまったくありませんでした。特にこの2週間。毎日遅い帰宅で食事は夜の10時半ごろ・・・で次の日の準備してお風呂に入って寝るのが1時ごろで5時には起きてまたバタバタして出勤の日々。風邪などひかずに元気といえば元気ですが、疲労感はかなりのものでした。
そんな中、昨日は家族の用事のために午後からはどうしても帰宅せねばならず、お陰で遅くまで仕事をせずにいられました。ゆえに、なんとかTOKYO DROPの京都でのライブに行くことができました。(京都は2年ぶりぐらいに来てくれたのかな。)
京都MUSEでのライブだったのですが、そこは彼らと初めて出会った場所でもあります。
この日は全部で5組の出演で「ROCK Garden」というイベントでした。
まず、最初のバンドRhycol.さんは見れてないので感想は書けません。
次の森健一さんという今回はソロで登場した方(バンドの時もあるそう)は、まあ、ぬる~い空気感でロックではない感じでしたが、疲れている身にはまるでお風呂に入っているような感じにしてくれて、ほんといい意味で聴きながら眠りたいな~って思いました。
その次のBAGUさんはロックかと思って、ちょっと期待したのですが、あれれっていう感じでした。申し訳ないけど、手拍子がこんなにも辛いものかと思いました。たとえば、TOKYO DROPにしても、ELLEGARDENにしても、もう体が勝手に動いて、自分から我慢できなくて、手拍子したり、拳を上げたり、体動かしたりしてしまうわけですが、一方でちっとも体や心が反応しないのに、ステージからバンドさんの一生懸命な煽りを見て、申し訳ないからやろうと思う手拍子は辛いですね・・・って年のせいかな?
ただ、このBAGUで私が気に入ったのはベースです。すごい動きをしつつも結構細かいベースを弾くというのか・・・素人の私には説明しにくいのですが、ベースラインが好きでした。ゆえにずっとベースさんの指の動きばかり見てました。いいベーシストさんだと感じました。
この次がTOKYO DROPですが、先にトリのバンドのAIR DRIVEについての感想を。
彼らは今回で2度目ですが、私にはTOKYO DROPの方がずっとオリジナリティがあって、新鮮に思います。ごめんなさい。
彼らの歌は確かに聴きやすく、きっと万人受けするジャンルに入ると思います。でも、ミスチルとアクアタイムスの間のイメージで、結局いまだに自分たちの色を明確にできてないんじゃないのかな?って感じました。
あ~きっと「なんじゃ、こいつ~」ってファンの方やご本人様たちに怒られそうですが、正直な感想です。だからこそ、自分たちの色や何を結局歌いたいのかを明確にしてほしいなと願うわけです。ボーカルさんの声がそよ風みたいに流れてくるのだから、まさにAIR DRIVEって感じで。そのイメージをもっともっと明確に深めてほしいし、もっと素敵になれる可能性を秘めている分、期待しています。
*******
さて、ここからTOKYO DROPのライブについての感想です。
彼らは23日神戸、24日京都、25日大阪と3日間続けてライブをしたわけですが、その3日間すべて違う曲をやるということを約束されました。ゆえに3つとも行けた方は一日7曲としたら、計21曲聴けたわけです。私は残念ながら、京都だけだったので、たぶん7曲だったと思うのですが(なんか8曲だった気にもなるのですが)その1/3だけ聴けたわけです。
その1/3ですら、ものすごく濃厚であったから、全部見れたらどんな感じになったのでしょう?
でも、私はその一夜だけでも大満足で、とても幸せな気持ちです。
もうセットリストは書いていいですよね。
といいつつ、すべては書きませんが(また彼らのHPで教えてくれるでしょうから)
1曲目・・・で奇跡が起こりました。こんなことってあるんだな~ってほんと不思議でした。
その日、仕事場から帰る途中にずっとシャッフルしてi-Podを聴いていたのですが(TOKYO DROPだけでなく、入っている1000曲ほどをすべてシャッフル)そこで「今日はどんな曲で始まるのかな~」って思った瞬間に耳元で流れ始めたのが
「世界の終わる夢」
この曲を聴きながら、この曲ってだいぶ前に真田さんが作った曲だよな~なんていろいろ思いをめぐらせていたんです。
それが、この日のライブの一発目に飛び出した時にはほんと鳥肌ものでした。
「わ~奇跡だ~」って
でも、この曲はその作られた時から時を経て、今こんなにも熟成されたんだな~ってその分厚さにぐわ~っと前身をがんじがらめにされました。
最後から2番目にやってくれた「シンクロナイズドスイミング」は私が行くときはいつもやってくれて、大好きな曲だから何度聴いても心に共鳴していくわけですが、今回は今まで聴いた「シンクロナイズドスイミング」の中でも最高でした。最初は不安げに泳いでいた歌が、何度も練習や場数を踏んで、自信を持って泳ぐようになった・・・そんな感動をくれました。歌を泳ぎ終わった後の彼らに拍手喝采と胸にこみあげる「やったね」という感動の気持ちをどうしたら伝えられるのかと思うぐらい、すばらしかったです。
「生きていくためにどうして経験が必要なの?」
「生きていくためにどうして努力が必要なの?」
それを彼らは今回のステージで見事に答えを差し出してくれた気がします。
私にとってその京都での一夜が「千一夜」・・・そう一生に一度しか訪れない一夜となりました。
偶然なのですが、去年の同じ4月25日に私はTOKYO DROPのライブを見ました。去年の4月28日の日記を見ていただけたら、その日の感想を書いてます。その日はいろんな事を乗り超えて復活したTOKYO DROPの大阪での復活ライブでした。その日の最後は「千一夜」で締めくくられました。
そして、今年の4月25日の京都でも最後は「千一夜」で締めくくられました。これは偶然なのでしょうか?必然なのでしょうか?
一年前の「千一夜」から一年を経て、3人が声を重ねて力強く歌うそのメロディが深く、深く、重みを持って、彼らの決意がそこにあるかのように全身から伝わってきて、そして聴き手の私の全身に降りてきました。
これから自分たちの「千一夜」を作っていくのですね。毎日、毎日、多くの人たちが聴き続けていく音楽を。
操さんがどれだけ、自分を前に出していこうとしているかはあのコーラスを見ればわかるし、やぶさんがどれだけ練習したかはあのギターを聴けばわかるし、何度も自分と押し問答しながら、ドラムを打ち鳴らしたかが長尾さんの姿から想像できるし、そして、そして、真田さんがどれだけ努力し、練習したかはあのボーカルを見ればわかります。
真田さんは歌う人ではなく、それ以上に表現者になられてました。言葉を発するだけではなく、全身で言葉を伝えようとするボーカリストになってました。
私はMCがたくさんあるより、曲がたくさんある方が好きだし、MCがあってもワンフレーズだけで何かが伝えられる人が素敵だと思ってます。なんだか真田さんもそういうボーカリストになりつつあるような気がしました。
この京都でのライブはタイトで無駄のない限られた時間を最高に分厚く観客に差し出してくれたまさに力強いロックショーでした。
京の都での千一夜。
きっと紫式部も清少納言もあなたたちの音楽を満喫したことでしょう。
そんな中、昨日は家族の用事のために午後からはどうしても帰宅せねばならず、お陰で遅くまで仕事をせずにいられました。ゆえに、なんとかTOKYO DROPの京都でのライブに行くことができました。(京都は2年ぶりぐらいに来てくれたのかな。)
京都MUSEでのライブだったのですが、そこは彼らと初めて出会った場所でもあります。
この日は全部で5組の出演で「ROCK Garden」というイベントでした。
まず、最初のバンドRhycol.さんは見れてないので感想は書けません。
次の森健一さんという今回はソロで登場した方(バンドの時もあるそう)は、まあ、ぬる~い空気感でロックではない感じでしたが、疲れている身にはまるでお風呂に入っているような感じにしてくれて、ほんといい意味で聴きながら眠りたいな~って思いました。
その次のBAGUさんはロックかと思って、ちょっと期待したのですが、あれれっていう感じでした。申し訳ないけど、手拍子がこんなにも辛いものかと思いました。たとえば、TOKYO DROPにしても、ELLEGARDENにしても、もう体が勝手に動いて、自分から我慢できなくて、手拍子したり、拳を上げたり、体動かしたりしてしまうわけですが、一方でちっとも体や心が反応しないのに、ステージからバンドさんの一生懸命な煽りを見て、申し訳ないからやろうと思う手拍子は辛いですね・・・って年のせいかな?
ただ、このBAGUで私が気に入ったのはベースです。すごい動きをしつつも結構細かいベースを弾くというのか・・・素人の私には説明しにくいのですが、ベースラインが好きでした。ゆえにずっとベースさんの指の動きばかり見てました。いいベーシストさんだと感じました。
この次がTOKYO DROPですが、先にトリのバンドのAIR DRIVEについての感想を。
彼らは今回で2度目ですが、私にはTOKYO DROPの方がずっとオリジナリティがあって、新鮮に思います。ごめんなさい。
彼らの歌は確かに聴きやすく、きっと万人受けするジャンルに入ると思います。でも、ミスチルとアクアタイムスの間のイメージで、結局いまだに自分たちの色を明確にできてないんじゃないのかな?って感じました。
あ~きっと「なんじゃ、こいつ~」ってファンの方やご本人様たちに怒られそうですが、正直な感想です。だからこそ、自分たちの色や何を結局歌いたいのかを明確にしてほしいなと願うわけです。ボーカルさんの声がそよ風みたいに流れてくるのだから、まさにAIR DRIVEって感じで。そのイメージをもっともっと明確に深めてほしいし、もっと素敵になれる可能性を秘めている分、期待しています。
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さて、ここからTOKYO DROPのライブについての感想です。
彼らは23日神戸、24日京都、25日大阪と3日間続けてライブをしたわけですが、その3日間すべて違う曲をやるということを約束されました。ゆえに3つとも行けた方は一日7曲としたら、計21曲聴けたわけです。私は残念ながら、京都だけだったので、たぶん7曲だったと思うのですが(なんか8曲だった気にもなるのですが)その1/3だけ聴けたわけです。
その1/3ですら、ものすごく濃厚であったから、全部見れたらどんな感じになったのでしょう?
でも、私はその一夜だけでも大満足で、とても幸せな気持ちです。
もうセットリストは書いていいですよね。
といいつつ、すべては書きませんが(また彼らのHPで教えてくれるでしょうから)
1曲目・・・で奇跡が起こりました。こんなことってあるんだな~ってほんと不思議でした。
その日、仕事場から帰る途中にずっとシャッフルしてi-Podを聴いていたのですが(TOKYO DROPだけでなく、入っている1000曲ほどをすべてシャッフル)そこで「今日はどんな曲で始まるのかな~」って思った瞬間に耳元で流れ始めたのが
「世界の終わる夢」
この曲を聴きながら、この曲ってだいぶ前に真田さんが作った曲だよな~なんていろいろ思いをめぐらせていたんです。
それが、この日のライブの一発目に飛び出した時にはほんと鳥肌ものでした。
「わ~奇跡だ~」って
でも、この曲はその作られた時から時を経て、今こんなにも熟成されたんだな~ってその分厚さにぐわ~っと前身をがんじがらめにされました。
最後から2番目にやってくれた「シンクロナイズドスイミング」は私が行くときはいつもやってくれて、大好きな曲だから何度聴いても心に共鳴していくわけですが、今回は今まで聴いた「シンクロナイズドスイミング」の中でも最高でした。最初は不安げに泳いでいた歌が、何度も練習や場数を踏んで、自信を持って泳ぐようになった・・・そんな感動をくれました。歌を泳ぎ終わった後の彼らに拍手喝采と胸にこみあげる「やったね」という感動の気持ちをどうしたら伝えられるのかと思うぐらい、すばらしかったです。
「生きていくためにどうして経験が必要なの?」
「生きていくためにどうして努力が必要なの?」
それを彼らは今回のステージで見事に答えを差し出してくれた気がします。
私にとってその京都での一夜が「千一夜」・・・そう一生に一度しか訪れない一夜となりました。
偶然なのですが、去年の同じ4月25日に私はTOKYO DROPのライブを見ました。去年の4月28日の日記を見ていただけたら、その日の感想を書いてます。その日はいろんな事を乗り超えて復活したTOKYO DROPの大阪での復活ライブでした。その日の最後は「千一夜」で締めくくられました。
そして、今年の4月25日の京都でも最後は「千一夜」で締めくくられました。これは偶然なのでしょうか?必然なのでしょうか?
一年前の「千一夜」から一年を経て、3人が声を重ねて力強く歌うそのメロディが深く、深く、重みを持って、彼らの決意がそこにあるかのように全身から伝わってきて、そして聴き手の私の全身に降りてきました。
これから自分たちの「千一夜」を作っていくのですね。毎日、毎日、多くの人たちが聴き続けていく音楽を。
操さんがどれだけ、自分を前に出していこうとしているかはあのコーラスを見ればわかるし、やぶさんがどれだけ練習したかはあのギターを聴けばわかるし、何度も自分と押し問答しながら、ドラムを打ち鳴らしたかが長尾さんの姿から想像できるし、そして、そして、真田さんがどれだけ努力し、練習したかはあのボーカルを見ればわかります。
真田さんは歌う人ではなく、それ以上に表現者になられてました。言葉を発するだけではなく、全身で言葉を伝えようとするボーカリストになってました。
私はMCがたくさんあるより、曲がたくさんある方が好きだし、MCがあってもワンフレーズだけで何かが伝えられる人が素敵だと思ってます。なんだか真田さんもそういうボーカリストになりつつあるような気がしました。
この京都でのライブはタイトで無駄のない限られた時間を最高に分厚く観客に差し出してくれたまさに力強いロックショーでした。
京の都での千一夜。
きっと紫式部も清少納言もあなたたちの音楽を満喫したことでしょう。
私は今回のTOKYO DROP関西ライブの最終日、福島セカンドラインに参戦してまいりました。
(福島はとにかくご贔屓にしている街なんで)
気のきいたコメントできないのが申し訳ないけれど、
気持ちお伝えしたくて。
まずは、「真田さんぼちゃん刈り」と思ってしまいました(笑)
とにかく熱いライブ。このライブを1時間もすると確実に操さんは死ぬ(真田さん談)、そのぐらい熱のあるライブ。
セカンドラインに彼らが残していったものは何だったのか。
今日はくだらないコメントはなしで終わります。
素晴らしいライブを見れたときは本当に幸せですよね☆